ランチ休憩を挟み、SCAI The Bathhouseにて開催中の石川直樹「8848」展を観賞します。写真家・冒険家として活動している石川直樹が、今年3月末から2ヶ月かけて10年ぶりに2度目となるエベレスト登頂を目指した登山の経緯が、カメラのファインダーを通して克明に記録された写真作品として展示されています。デジタルカメラ全盛の時代にフィルムカメラにこだわり、天空の極限世界の光をフィルムに焼き付けた写真は、過酷な登山のアプローチが、そして日常とかけ離れたエベレスト山頂の世界がリアルに写し出されています。