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開催終了エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA002」

詳細

2009年08月16日 14:25 更新


スパイラルは昨年に引き続き、2009年10月28日(水)〜11月3日(火・祝)まで、ディレクター個人を出展単位とするアートフェアの第2回目、エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA002」を開催いたします。

今や世界中で開催されるアートフェア。本アートフェアは、ギャラリー単位で出展される通常のアートフェアとは一線を画し、ギャラリーで実際に作家、作品を選定するディレクター個人を出展単位として開催する新しい試みです。美術が本来持っている個の力を、作品から、展示から、またマーケットから引き出すことを目的とし、美術界の次代を担う若手ディレクターにスポットをあて、常に新鮮な感性を届けるフェアとして継続を図ることを意図しています。「ウルトラ」は語源であるラテン語の「〜の彼方に、〜を超えて」が意味するように、新形式のアートフェア形成の実現を目指し、またここから美術マーケットが新たな広がりを見せることへの期待が込められています。

25名のディレクターが参加した第1回目。今回は倍の数の51名の若手ギャラリストたちが集結。会場もスパイラルガーデン(スパイラル1F)から、スパイラルホール(スパイラル3F)にまで広げ、個性豊かなブースを展開します。

タイトル:エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA002」

会期:2009年10月29日(水)〜11月3日(火・祝)
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)、スパイラルホール(スパイラル3F)
時間:11:00〜20:00

入場料:入場料1,000円(カタログ付)

主催:ウルトラ実行委員会(現場商會+株式会社ワコールアートセンター)
企画制作:スパイラル

出展ディレクター

01 天野智恵子 AIN SOPH DISPATCH (名古屋)
02 赤羽有紀子 和田画廊 (東京)
03 芦川朋子 waitingroom (東京)
04 熱海ゆかり ギャラリー・テラ・トーキョー (東京)
05 石井信    四季彩舎 (東京)
06 石上良太郎 YOD Gallery (大阪)
07 石坂徹朗 キリク (東京)
08 石橋圭吾 neutron 京都 (東京)
09 伊藤悠  magical, ARTROOM (東京)
10 岩瀬幸子 nca | nichido contemporary art(東京)
11 加藤育子 スパイラル (東京)
12 鹿又慧祐 TARO NASU (東京)
13 椛田有理 遊工房アートスペース (東京)
14 小暮ともこ LOWER AKIAHABARA. (東京)
15 小塚真里繪 Gallery Kozuka (名古屋)
16 小林健  児玉画廊 (京都/東京)
17 小林めい子 MA2Gallery (東京)
18 小和田愛 東京
19 作本潤哉 JUNYA SAKUMOTO
20 澤田かおり ファーブル芸術事務所 (大阪)
21 澤田梨絵 art project frantic (東京)
22 島田恒平 ギャラリー椿 (東京)
23 杉田竜平 GALLERY MoMo (東京)
24 関根成年 ガレリア デ ムエルテ (東京)
25 瀧田志歩 unseal contemporary (東京)
26 武方英恵 ギャラリータグボート (東京)
27 立松武    アートデータバンク (東京)
28 タナカチエコ 新宿眼科画廊 (東京)
29 寺嶋由起 ギャラリー椿 (東京)
30 戸塚憲太郎 hpgrp GALLERY東京 (東京)
31 豊田真由美 ギャラリー・ストレンガー (東京)
32 鳥本健太 Office339 (上海)
33 中山真由美 レントゲンヴェルケ (東京)
34 西冬樹    ART TOKYO (東京)
35 沼尾久見子 ギャラリー空 (東京)
36 原田裕介 相模屋美術店 (東京)
37 深澤大地 ギャラリーアートコンポジション (東京)
38 古井真也 gallery POINT (東京)
39 牧信太郎 ArtJam Contemporary (東京)
40 幕内政治 ex-chamber museum (東京)
41 松島英理香 CASHI (東京)
42 Marco Berengo Berengo Collection ヴェネツィア/東京
43 三浦愛正 AISHO MIURA ARTS (東京)
44 水野慶子 ユミコチバアソシエイツ (東京)
45 水野亮子 レントゲンヴェルケ (東京)
46 みつまゆかり YUKARI ART CONTEMPORARY (東京)
47 宮村周子 来来/LaiRai (東京)
48 村田典子 FUKUGAN GALLERY (大阪)
49 室岡優   NANZUKA UNDERGROUND (東京)
50 諸田美里 ギャラリー椿 (東京)
51 山田一貴 児玉画廊 (京都/東京)

ウルトラについて

御周知の通り、アートフェアの出展単位は基本的にギャラリーです。法人単位、と言っても良いでしょう。殆どが自らの取り扱い作家をグループ展で並べ、販売する、という形式です。一方で大型のフェアの一角で若いアーティストが個展形式での展示販売をある種イベント的に展開する、という方法も数多く取られています。そうした中、この企画である「ウルトラ」はこれまでの方法から一線を画すアートフェアです。「ウルトラ」は法人を出展単位としません。また、アーティストの個展もその旨としません。

Q.ではその単位は?
A.ディレクター。

「ウルトラ」はディレクター個人をその出展単位とする事で、美術が本来持っているであろう、「個」の力を作品から、また展示から、またマーケットから引き出すという目論見のもと企画されます。ディレクター=オーナー=ギャラリーなのだからこれまでのフェアと同じではないか?という意見もありましょうが、責任の所在を個人に移行する事で生まれる、心理的な効果は、いつものアートフェアとはまた違った空気を生み出すでしょう。更に、一つのギャラリーから複数のディレクターが出展する、という事も「ウルトラ」は歓迎します。さらに、出展ディレクターの年齢制限を設けます(出品作家には設定しません)。美術業界の活性化という観点からも若い世代がその表現の場を持つ事は大変に重要な事です。一方で、オープンから何年以内、という事では、画廊がくるくると入れ替わる、目新しいだけのフェアという、逆説的に保守的なフェアになるだけで、未来に残せるものにはなりません。同じ画廊から、若いディレクターが先輩の助言のもと新しい世界観を生み出す、またそのディレクターが独立し、ウルトラ、またより上のグレードのフェアに参加する、そんな状況こそが、より良いマーケット構築につながるものと考えます。こうした事から年齢制限の力を利用し、常に若々しく、常に瑞々しいフェアの継続を図るものです。

ウルトラはその語源であるラテン語の、「〜の彼方に、〜を越えて」のように、新しいアートフェア形式の提言と形成、それによって新しい形での美術マーケットの体力増強を、その旨としています。

手探りではじまった「ウルトラ」は秋深まった昨年10月末、産声を上げました。ディレクターという、これまでに無い出展単位のフェアが、どれだけの成果があげられるのか?壮大な実験ではありました。売上げは決して誇れるものではありませんでしたが、7日間で8000人の入場者を数え、再びの開催や、出展を希望する声が多く上がる事となりました。そしてこの秋、再びの開催を致します。より強力に、より新しく。まず、前回25人であった出展ディレクターは、本年は、51人と、一気に倍増します。

出展者選定に当たっては、一軒一軒のギャラリー、一人一人のディレクターへのオファーから始まり、説明会「キックオフ」を開催。多数の参加希望者が、名乗りをあげました。応募の際には出展者自身の作家選定基準や、展示のコンセプトを提出してもらう事で、単に作品を並べてではない、フェアの意識を前面に押し出しました。

その結果、今回は一社から複数のディレクターの参加や、前回出展画廊の別ディレクターの参加、また、所属画廊を持たないインディペンデントなディレクターの参加という「ウルトラ」ならではの状況も発生しています。会場は前回の1階のスパイラルガーデンに加え、3階のスパイラルホールをも使用し、青山のアートランドマークであるスパイラル全館が、「ウルトラ」を支えます。隔壁を持ったブース構造ではなく、壁単位の展示という、出展者相互の干渉も、よりユニークなビジュアルと、新しい発見を生み出すでしょう。

2009年8月1日
フェアマネージャー 現場商會 代表 池内務

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  • 2009年10月29日 (木) -11月3日
  • 東京都 青山スパイラル
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