東京学芸大学、東京芸術大学大学院修士課程、ハンブルク音楽院、ブレーメン芸術大学古楽科を卒業・修了。高橋修一、トゥーラ・ニーンシュテット、ハリー・ファン-デア-カンプに師事。在学中よりオラトリオ、バロック音楽などのソリストとして活動を始め、日本各地のコンサートに出演。バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとしてバッハの録音に参加し、これまで『ヨハネ受難曲』や初期のカンタータ集の中でソロを歌う。同時にドイツ歌曲の研鑽を積み、東京などでドイツリートを中心とするリサイタルを数多く開いている。ロータリー財団奨学生として渡独後も、主にドイツ教会音楽のソリストとして、ハンブルクを中心に数多くの演奏会に出演。その他、ブレーメン、ドレスデン、ミュンヘン、レーゲンスブルク、マークデブルクなど多くの都市で歌っている。ドイツ以外では、フランス(ストラスブール)やオーストリア(ザルツブルク、インスブルック、クラーゲンフルト他)、イギリス(ケンブリッジ、ロンドン)、イタリア(ヴェネツィア)において演奏。ヨーロッパにおいて演奏した曲目は、シュッツ『復活祭オラトリオ』、ペーリ『エウリディーチェ』、バッハのマタイ、ヨハネ両受難曲、数多くのカンタータ、マニフィカート、ロ短調ミサ曲、クリスマスオラトリオ、テレマンの『ブロッケス受難曲』、ヘンデル『メサイヤ』、モンテクレール『ピュラムとティスベ』、カンプラ『優雅なヨーロッパ』、ハイドン『スターバト・マーテル』、モーツァルトの数々のミサ曲、ロッシーニ『小荘厳ミサ曲』、リスト『キリスト』などを数える。特にバッハの作品を初めとするオラトリオの『福音史家』役を歌ったのは20 公演以上に及び、新聞等で常に高い評価を得てきた。ハンブルクでは、シューベルト『冬の旅』などのリサイタルも5回催している。2006年にはシューベルト『美しき水車小屋の娘』を録音し、東京などで4公演を開催した。2009年にはシューマンの<詩人の恋>などをプログラムに据えたコンサートツアーが予定されている。バッハ以外の録音には、ブルーンス/カンタータ集(マルタン・ジェスター指揮 Le Parlement de Musique,Harmonia Mundi HM 76)、A・ガーブリエーリ/マドリガーレとカンツォーネ集(マンフレッド・コルデス指揮Weser-Renaissance Bremen, CPO999 642-2)、シューベルト『美しき水車小屋の娘』(KM200601)などがある。現在山梨大学教育人間科学部准教授。