最先端のアートとエレクトリックミュージックの邂逅[p.o.d.]の7周年を記念して、このシーンの最高峰なアーティストとの競演が実現!ドイツを代表する美術家/音楽家であり、アートとサウンド、異なるふたつの領域を横断しながら、音とイメージ、そして芸術と自然科学を融合させるサウンド・アートの第一人者として、最先端を疾走するカールステン・ニコライ aka アルヴァ・ノトを中心に、最も革新的な実験的エレクトロニック・ミュージックを発信しているレーベル[raster-noton]。mika vainio (pan sonic)や池田亮司、坂本龍一、blir (snd)など、最もアドヴァンスト=先端的な音楽表現をリリースし、レーベルのショーケースとなる「raster-noton japan tour」では、その音響彫刻のような透徹した芸術性と、トポジカルなデジタルファンク、インタラクティヴなヴィジアルが精緻に融合し、究極の美の空間を創りあげた。そして今年も、よりスケールアップしたラインナップによる[raster-noton.metro]をMETROで開催!今回もalva noto (carsten nicolai)は、ソロ・パフォーマンスに加えフランス人アーティスト、anne-james chatonとのスペシャル・セッションを。byetone (olaf bender)は、すでに世界中で評価の高い自身のニューリリース「death of typographer」ライブセットを。さらにraster-notonからのリリースをツアー直前に控えたsnd (mat steel + mark fell)、pixel、niboという豪華メンバー!!更に[p.o.d.]主宰にして、新作も好評なPsysEx も登場!!究極の音響彫刻空間へ是非!
●カールステン・ニコライ <http://www.alvanoto.com> アーティスト / サウンドミュージシャン。1965年東ドイツのカールマルクスシュタット (現ケムニッツ) 生まれ。現在、ベルリンとケムニッツを拠点に活動。サイン波を使用したストイックな作風で知られる彼は、音響、映像、光などを素材にインスタレーション作品を発表するメディア・アーティストでもある。創造的なプロセスに対する独自の微視的な視点を創りだすために、ビジュアルアートと電子サウンドといった異なる領域の表現をハイブリッドツールとして用いる作品で知られる。その世界は、物理現象、生命現象、カオス現象などにも及ぶ予想のできない形で展開され、絶えず変形する実験室のようでもある。記号的なコードをメッセージ化するサウンドを、視覚化されたサウンドパフォーマンスとして展開。ポストテクノ音響の世界のみならず、現代美術やメディアアートといった多彩な領域を横断し、独自のポジションを確立、国際的にきわめて高い評価を獲得している。サウンドミュージシャンとしては、notoおよびalva notoというダブルネームを用いて、アプローチやコンセプトによって音楽シーンへの使い分けをおこなっている。Pan SonicやOPIETEなど数々のアーティストとコラボレーションを積極的におこない、池田亮司とのユニットcyclo.は有名。2005年秋より坂本龍一とのコラボレーションでのヨーロッパツアーで大成功を収め、バルセロナでのエレクトロニック・ミュージックの祭典[sonar 2006] 最大の呼び物となり、06年秋にはalva noto + ryuichi sakamoto | insen ジャパン・ツアーも大成功を収め、[raster-noton] japan tourも各地で大きな反響を呼んだ。