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開催終了『シャーリー・テンプル・ジャポン part 2』劇場公開!

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2005年07月23日 19:04 更新

◇推薦コメント

あいつのつくったもんなんか見てるヒマはない。
しかし、見ないやつはバカだ、ともわかっている。
なのでつい見てしまった。
……なんだよ、またしても奇蹟が起きてるよ。
<青山真治(映画監督・小説家)>

『シャーリー・テンプル・ジャポン』は、所有欲を激しく駆り立てる映画だ。
見ている間中、これを自分だけのものにするには果たしてどうすればよいのだろう、などと考えずにはいられない悩ましい作品なのだ。
そのような魅惑の作品を、自作として所有する冨永昌敬を、わたしはただ羨ましく思う。
断っておくが、冨永昌敬がわたしのコメントを必要としているのではない。
わたしのほうこそが、冨永昌敬の映画を必要としているのだ。
この若い社会派作家の官能的な新作を、自分だけのものにしたいと欲しつつも、どうか大勢の人々に見てもらいたいと願ってもいるわたしは今、二つの欲望に引き裂かれながら、ちょっと倒錯的な気分に浸ろうとしている次第である。
<阿部和重(小説家)>

またいっぱい笑わされてしまいました。
動かないカメラに初めはドギマギしたけれど、スクリーンが常に一枚の写真を映し出しているようで、見ているうちに画面に惹き込まれていってしまった。なんだか青みがかったような、ちょっと湿気を帯びた空気に、身体が浮遊しているような気分。
そんな風景のなかで、少しだけ大袈裟な動きとシュールな会話は、ちょっと昔に創られたサイレント映画のように魅力的。どんどんと進んでいく切羽詰った滑稽な話に、ひとり笑いが止まりませんでした。次の選挙が楽しみです。
<KIKI(モデル・女優)>


◇解説:“シャーリー・テンプル・ジャポン part2”と冨永監督の陰謀諸説
<黒岩幹子(nobody)>

■■■ 28年もの歳月を経て、ついに『スター・ウォーズ』シリーズが完結した2005年夏。ここに、壮大なサーガとは無縁、にも関わらず、その終わりを計り知ることができないがゆえに空恐ろしい、新たな連作映画が誕生した。■■■ 2002年水戸短編映像祭に出品した『VICUNAS/ビクーニャ』が、映画監督の青山真治や小説家・阿部和重の絶賛を受け、グランプリを受賞。今、最も期待を集める若手監督・冨永昌敬が、2003年に公開された5話からなる連作『亀虫』シリーズを超える、新たなシリーズ映画の試みとして放つのが本作品である。■■■『シャーリー・テンプル・ジャポン』。映画が「サイレント」から「トーキー」の時代へと移行し、黄金時代を迎えた1930年代のハリウッドで大スターとなった子役の名前をタイトルに持つこの映画は、現在のところ、パート1と2で成っている。■■■ 本シリーズの誕生は、2004年、冨永が水戸短編映像祭事務局から、曽我部恵一によるライブ演奏の背景映像の制作を依頼されたことに始まる。その依頼のもと制作した「歌伴サイレント映画」を再び別のイベントで上映するはめになったとき、音声をレコーディングし、初上映時の趣旨から離れたひとつの映画作品として独立させることを決意。その際スタッフはすべての音声をアフレコするのではなく、いわば、この映画にとって必要な音は何か、という根源的な問題を重視。その禁欲の末に選び抜かれた音によって、サイレント映画であったオリジナルが、『シャーリー・テンプル・ジャポン part1』として蘇生することになった。■■■ サイレントからトーキーへの移行は、技術の発達により音がつけられるようになったからである。つけられる音をつけないことによって、オリジナル作品をサイレントからトーキーに移行させた本映画のスタッフにとっては、リメイクが持つ意味も当然普通とは違ってくる。劇作家の宮沢章夫が主宰する遊園地再生事業団が、ひとつのシナリオをもとに、「リーディング公演」、「映像公演」など形を変えた5回の公演を行っていった『トーキョー/不在/ハムレット』にヒントを得て、(音のみではあるが)リメイクしたばかりの『シャーリー・テンプル・ジャポン part1』を再度リメイク。それが『part2』となる。■■■ここに公開される『シャーリー・テンプル・ジャポン part1/2』は、どちらもリメイク映画であり、そして、そもそもリメイクとは何かを問う映画である。小さな村の村長選における陰謀を描いた、この愛すべき小さな映画が、30年後、世界で最も(セルフ)リメイクされ続けた映画としてギネスブックで紹介されてしまうという可能性を誰が否定できるだろう。今秋クランクインが決定した初の劇場用長編作品『バピリオン山椒魚』にも、こういった試みがどのように結実してゆくのか見物である。■■■この夏、映画史に残る(?)壮大な陰謀を孕んだ短編映画シリーズが、今そのベールを脱ぐ!


◇物語
静岡県ワシントンDC郡ウォーターゲート町の山寺に潜伏する3人の青年たちは、同町の町長選挙における“貴重な一票”として現職候補陣営に雇われた“身代わり有権者”であり、同町の失踪者リストから選び抜かれた町民に成りすますべく訓練の日々を送っていた。そこに4人目の“有権者ネーム”を名乗るひとりの女子大生があらわれる。そしてまた同日、村長選挙に沸く長野県ローマ郡ヴァチカン村の山荘にも“身代わり有権者”とおぼしき青年たちの姿があり、そこにもやはり、謎の女子大生があらわれるのだった。


Shirley Temple Japon part2<シャーリー・テンプル・ジャポン・パート2>
2005/日本/ステレオ/DV/65分

製作:バイオタイド,ロサ映画社
配給:ロサ映画社
制作:SPOTTED PRODUCTIONS/OPALUC PRODUCTION
制作協力:シネマパンチ、荒木孝眞

プロデューサー:直井卓俊、勝村俊之
監督・脚本・編集:冨永昌敬
撮影・照明:月永雄太
録音・MA:山本タカアキ

キャスト
エシュロン:浅野麻衣子
MKウルトラ:嘉悦基光
メーソンリー(川崎照美):木村文
グラスノチ(吉田将夫):尾本貴史
OC平和基金(平川光太郎):杉山彦々
シャーリー(守岡俊彦):福津屋兼蔵
パンナム103便:小高和剛
ナレーター:梅本洋一


◇トークショー
8月27日(土) 宮沢章夫(劇作家)、冨永監督の対談
9月3日(土)  冨永監督、キャスト、スタッフの舞台挨拶

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