★木下正道「クリプト I & II 」(2011 委嘱新作・初演)
Crypteはソロ楽器のための作品名で、現在までに笙、マリンバ、ヴァイオリン、ヴィオラ等のために第7番までが作られているが、これは作曲者初のピアノソロ曲で、欠番としていた�鵯、�鵺が満を持して充てられた。「Crypteは地下納骨堂を意味し、また"隠されたもの"の暗喩でもある。ピアノの響きの様々な事象を、タッチとペダルの様々な関係性の網目のうちに単純なモチーフから透かし見る(聴く)ような、ピアノ作品2種を用意する」。
(作曲家プロフィール)
1969年福井県大野市生。ハードロックバンド,ブラスバンドなどの体験の後,東京学芸大学で音楽を学ぶ。武満徹作曲賞などに入選。作曲と演奏会企画と電気機器による即興を3つの柱として活動を展開する。