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開催終了革命とファッション展 −亡命ロシア・美の血脈− アレクサンドル・ワシリエフ コレクション  

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2009年04月25日 07:41 更新

大革命で、パリへベルリンへ亡命したロシア貴族(ユスポフ公爵や、シャネルの愛人となったドミトリー大公)が世界のファッションモードに与えた軌跡を、Alexandre Vassiliev (衣装蒐集家、ファッション文筆家、舞台装置家)のコレクションから繙く。


多摩美術大学美術館にて、4月25日(土)―5月24日(日)
http://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/default.htm

以下、多摩美術館サイトより転載※

この度、多摩美術大学美術館では、現代ロシアを代表する服飾史家アレクサンドル・ワシリエフ氏が、30年以上にわたり蒐集したドレスやアクセサリー、写真のコレクションを展示し、当時のロシア貴族の栄華と流転、そして世界のファッション界に広まったロシアの美を紹介します。
 帝政ロシア末期、王侯貴族たちの華麗なドレスや装飾品は、パリを始めとしたヨーロッパ各地に特注され、またサンクトペテルブルグやモスクワのファッションメゾンやアトリエで製作されていました。ロシアの上流階級の人々にとって、ファッションとは極度に洗練された美意識と、自らのアイディンティティを証明するアイテムでもありました。
 その後のロシア革命によって、ロシア上流階級はヨーロッパをはじめ、世界各地へ亡命し、華麗な帝政時代のファッションもロシアから消滅する運命を辿ります。しかし亡命先では、その高い教養と美的センスを生かし、多くのロシア人がファッション界に進出します。やがてロシア特有の刺繍技術や民族モチーフを活かしたデザインが世界のファッション界で注目されるようになります。
 奇しくも20世紀初頭のパリでは、革命に先立ってディアギレフ率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)が、その斬新な演出と高い芸術性、そしてエキゾチックな衣装で一大ブームを巻き起こし、ヨーロッパファッツション界に衝撃を与えていました。1920年代、ロシアから多くの亡命者を受け入れたパリでは、亡命貴族によるファッションメゾンが次々と設立され、ニコライ2世のいとこでロシア最後の大公女といわれるマーリア大公女、また、ラスプーチンの暗殺で有名なユスポフ公爵夫妻も、パリでファッションメゾンを開きました。そうした亡命ロシア人による影響は、パリに留まらず、ロンドンや北米、上海やハルビン、イスタンブールといった地域へ波及していきました。
 20世紀初頭に起こった激動のロシア革命を、ファッションという視点から見直すことは、私たちに新たな局面を提示してくれます。この展覧会では、亡命ロシアとファッションという歴史の知られざる側面に光をあて、帝政時代の華麗な衣装から、亡命ロシア貴族によるファッションメゾンの作品まで、ドレス、バック、靴、写真など日本初公開となるワシリエフ氏の貴重なコレクション約200点を展示します。革命後の長い時を経て、再び世界のアートシーンで注目されはじめたロシアの失われた美に触れる好機となることでしょう。



アレクサンドル・ワシリエフАлександр Васильев(Alexandre Vassilie)
http://www.vassiliev.com/
著書Beauty in Exile(写真2)でユスポフ夫妻がたちあげたブランド"Irfe"を紹介しています。
ほぼ500ページにわたる、
うっとり酔い痴れそうな麗しいモノクロ写真が群舞・・・

ムッシュ・アレクサンドルが初日の4月25日(土)14時から講演をおこないます。
予約不要だそうです。

『ロシア革命とファッション革命』

◆4月25日(土) 14:00−

講師 : アレクサンドル・ワシリエフ (服飾史家)
 
会場 : 多摩美術大学美術館1F多目的室

※参加自由





東京都多摩市落合1-33-1
tel: 042-357-1251
fax: 042-357-1252


コメント(6)

  • [1] mixiユーザー

    2009年04月08日 00:29

    うっはーすごい綺麗ですね!!
    さすがユスポフ夫妻……。
    生で現物のドレスをみてみたいものですわーい(嬉しい顔)
  • [2] mixiユーザー

    2009年04月08日 20:31

    開催がまちどおしいですね。
    写真はイリナ(フェリ様の奥様)がIrfeのドレスを着た姿。
    わたくしもアレクサンドル・ワシリエフさんの講演はぜひ聴きに行きます。

  • [3] mixiユーザー

    2009年04月21日 08:52


    講演日が、29日の祝日から4月25日(土)の14時になりました
  • [4] mixiユーザー

    2009年04月25日 07:48

    アレクサンドル・ワシリエフさんの講演、
    サンリオピューロランドすぐそばの多摩美術大学美術館にて本日です。
    ユスポフ夫妻についての話も聞きたいものです・・・
  • [5] mixiユーザー

    2009年04月25日 20:15

    行ってまいりました「亡命ロシア・美の血脈」。
    美しかったです。お勧めの催しです。

    ロシア独特の、東洋と西洋が繊細かつ大胆に絡みあったファッション・舞台衣裳デザイン。
    フランス語がとびかうヨーロッパ式舞踏会用の靴・帽子やポーチがあれば、東洋風のバッグは凄い精緻な刺繍の鮮やかさが20点くらい。

    ディアギレフ・ロシアバレエ団の衣裳も、いろいろありました。
    こんかいの見どころの重点だったようで、ワシリエフ氏のおはなしも、たいへん面白かったが全部ロシアバレエ団に関するものでした。ユスポフ公爵にはまったく触れませんでした。

  • [6] mixiユーザー

    2009年04月25日 20:19


    やっぱり一番興味ぶかいのは、ユスポフ公爵たち亡命ロシア人が20年代にたちあげたブランドの衣裳たち!
    みんな"武士の商売"でやってたから、29年の世界恐慌にひとたまりもなく将棋倒しになった。


    ユスポフ公爵夫妻の”イルフェ”は2点きりだったが淡みどりのイヴニングドレスとオペラコート。コートはシベリア狐の毛皮。

    キャロ姉妹店には溜息をついた。
    ビーズ刺繍を全面に散らした、マスタード色のベルベットのアスコット・ドレス。観る角度によって輝き方が違ってみえる。

    20年代サイレント映画の衣裳の実物をみるようなエレガンスと、それを着るものとデザインした者との壮麗な共犯関係が滲み出る、一時2009年を忘れつつも、水脈・水源は今も枯れず。



    写真2と3は、わたしが美術館に持ち込んだワシリエフ氏の麗著"Beauty in Exile"と、いただいたサインです
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