こんな世界は最悪だ！もう殺すしかない



日々様々な形で世界から送られてくる、「お前なんか死んで当然」というメッセージ。
その中で、「生きてあろうとすること」、それは全世界を敵に回すことである。

物理的命より大切な、「生きてある」実在、それを侮辱否定されることは、
生まれる以前にまで遡って、殺されること。
それは物理的殺人よりもおぞましい、魂の殺人。

生きることを許されるのは、「生きてあろう」としない命だけ。
それでもなお「生きてあろう」として、殺意が芽生える。

「殺意を持つ奴等は、ガス室送りへ！」と、残酷に連呼し続ける。



９月１９日（金曜）
神沢敦子 企画　第一弾　《 殺 人 》

open 18:30
start 19:00
charege ￥1000-（drink別）

出演：山田 惣（パイソン）、朧塚、暗器使い、神沢敦子、鈴木 峻（スー）



《出演者紹介》

・山田 惣（パイソン）
外山恒一の思想に影響され、ファシストを名乗る活動家。
政府転覆を目指す政治結社「黒い旅団」団長。

・朧塚
自ら世界滅亡・人類絶滅願望の、芸術的昇華を切望する、自称ゴシキスト。
ユニット「溺死する空」やブログサイト「鉄の鳥篭」などで、
自らの思想ゴシキズムを表現する。

・暗器使い
小・中・高と学生時代を通じていじめに合い続け、世の中に対するテロ願望を抱くにいたる。
イベント「いじめは深刻な問題」を、継続的に主催。

・神沢敦子
半年間、無差別殺人衝動に駆られ続けた過去を持つ。
２０００年１月、AGUA GALAの「ハムレット・マシーン」に出演後、
様々なアーティスト達とコラボレーション。
ユニット「天空鏡」を立ち上げて、より自らの思想をアジテートする、思想的パフォーマンスを展開。

・鈴木 峻（スー）
バンド「阿呆船」や宮西計三とのコラボレーションなどで活躍する、
サックス吹き兼ボイスパフォーマー。
今回は音楽のみでの参加。


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「生きてある」とは、物ではなく事件である。

本物の命とは、「もの」ではなく「こと」なのだ。

だがそれを成立させるために、殺人事件まで起こさねばならないほど、
この世界には、健全な事件が枯渇している。

願わくばこの「殺人」イベントが、多くの殺意を抱く人々にとって、
殺人事件よりも意義のある、健全な事件とならんことを！

「命を救う殺意」「正義なる殺意」「殺意による連帯」「生きるための殺人」
現代最大のタブーに挑む、トークありライブありアジテーションありの、
パンクでアナーキーで妖しくかつ大真面目な企画。


神沢敦子
http://homepage.mac.com/kamizawaatsuko/