■日本の作家を中心に、海外作家など8人を紹介 交通や通信が発達した現代の世界では、世界のいろいろなところで共通した問題が起こっています。そこで、今回は国内の美術状況にとらわれず、海外作家や海外で活躍する作家を含めて紹介しています。 ↓ 出品作家: ■竹村京(Kei Takemura) 竹村京《A.N.のリビング・ルーム、地震の予感》(部分) 2005年 (Courtesy of the artist and Taka Ishii Gallery)1975年生まれ。現在ベルリンに住んでいる竹村京は、薄いオーガンジーの布に刺繍などの手法を用いて、自分自身や親しい人々の記憶、そして思念の中にある部屋などの空間を再現する大作や、そして同じ手法で壊れてしまった器など修復する作品など、繊細さと大胆さを特徴とする独自のスタイルによって、国際的にも注目されている女性作家です。今回は、写真の連作や、ベッドを組み合わせた大規模な立体作品など、多様な作品を紹介。
■祐成政徳(Masanori Sukenari) 祐成政徳《a King and I #1》2001年 ナイロン、送風機(撮影:山本糾)1960年生まれ。祐成政徳の作品は、展示空間の様々な特性を参照したり反映されたりしながら構想・制作される、いわゆるサイト・スペシフィックなインスタレーションで、ポップで鮮やかな色彩や、バルーンなど様々な素材の大胆な使用を、大きな特徴としています。今回は、1999年北九州、2001年佐倉、2007年ニューデリーという、それぞれ展示された時期も場所も異なった空間に投げ入れることで、新しい意味を引き出しています。