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開催終了11/28チェンバロ・クラヴィコード・ヴァージナルに触れる体験イベント(part3)です♪

詳細

2009年11月23日 00:34 更新

11月28日の12時30分から以下のように自宅の楽器全てを公開し「古典鍵盤楽器試奏会&ミニコンサート(ミニレッスン付き) 」を開きます。
「試奏会」として個々の楽器を皆様一人一人にじっくり見て頂ける時間を
取りたいと思います。古楽器のみならず、歴史的なアンティ−クピアノもご自由に触れて頂けます。よろしかったら是非いらして下さい。クラヴィコードの名曲の
数々も披露致します。以下、ご案内を送ります。


              ♪お知らせ♪

★17,8世紀種々の鍵盤楽器試奏会&ミニレッスン付きレクチャーコンサート★



埼玉県川口市のJR川口駅近くでチェンバロ・ヴァージナルの教室を開いております。
 このたびチェンバロ製作家の久保田さんにお願いして新たにヴァージナルを製作して頂きました。ヴァージナルは400年前に最盛期を誇った長方形のチェンバロです。それも特に「ミュゼラー型」と呼ばれる、チェンバロとは異なり弦の中央付近をはじく為、非常に特徴ある音色を持つものです。ミュゼラーはフェルメールの絵画に度々登場しますがどうせならということでフェルメールの絵画「音楽のレッスン」に登場するヴァージナルを細部の装飾に至るまで全く同じに再現して作っていただきました。画像がそうです。

響板にもふんだんに装飾を施しましたが今回、一番特筆すべきことは「アルピコルドゥム」という特殊な音を発することのできる装置を特別にヴァージナルに装備して頂いたことです。その装置は楽器博物館に残る400年前のヴァージナルなどに僅かに残骸が残るもので、小さな金属片が弦に近接させることで特殊な音響を生み出します。特にダンスの音楽やジプシー的な音楽には刺激的な(?)効果をもたらします。
恐らく今回、本邦初となる試みですが400年前のレンブラントやフェルメールが耳にしたはずの響きをリアルに生き生きと蘇らせたいと存じます。


なお、フェルメールの時代のもう一つの鍵盤楽器クラヴィコードも使用します。
クラヴィコードは2本ずつペアになった弦をタンジェントというマイナスドライバーの先のような金属片が各キーに付いていて打鍵すると下から突き上げて音を出します。

発音方式だけを見ればピアノの源流の楽器と考えることもできます。
したがって打鍵の仕方によってかなり幅のある強弱が自在に出せます。
そしてもう一つ大きな特徴はタンジェントは指がキーを押し下げている間は弦にくっついているのでこの指を上下にゆっくり揺らしてキーに圧力を加えると音程さえも上下し、「ヴィブラート」をつけることができるのです。
「ヴィブラート」が付けられる鍵盤楽器はこのクラヴィコードだけです。

バッハはこの楽器をことのほか好んで弟子や息子達の教育に常に用いたといわれ、その薫陶を受けた彼の息子達もまた父以上にこの楽器を偏愛し、クラヴィコード独奏曲を多数作曲しました。

音色は弦をはじいて音を出すチェンバロやヴァージナルとは全く異質の東洋的幽玄に満ちた(あくまで個人的主観ですがこの楽器には琵琶、あるいは笙などなどの邦楽器の音色の持つ妖艶さ、わびさびの美学を感じます)もので神秘的とも言える例えようもないほどの張り詰めた静謐な世界がそこにあります。

どうぞご興味ある方はお気軽にメールをお寄せ下さい★


今回はチェンバロも含め、このヴァージナルやクラヴィコードといった300〜400年前の珍しい鍵盤楽器も触れて頂けます。 この機会に存分にこれらの楽器
を弾いて、聴いて、触ってみて下さい★

<体験イベント>
♪チェンバロ・ヴァージナル・クラヴィコードの音を出す仕組み
♪チェンバロの歴史
<チェンバロは国によって実に多様な音色を出すものが生まれました。実際に教室にあるヴァージナル(長方形の独特の音色を持つチェンバロ)と大型2段鍵盤フレンチタイプのチェンバロを実際に触れてもらいながら体感してもらいます。

♪実際に簡単な小品を弾いてみましょう。(気に入った楽器を選んで頂きそれを使ってミニレッスンをいたします。こちらでも楽譜はありますが弾きたい曲があればご自由に持ってきてどうぞ)

♪音による肖像画〜18世紀中頃のフランスのチェンバロを使った貴族たちの優雅な「音遊び」を再現♪

♪16世紀と18世紀の音楽の違い(こんなにも違います☆ヴァージナルとチェンバロを弾き分けて実演でご紹介)
 
♪バッハ父子の名曲をクラヴィコードとチェンバロで織り込んだミニコンサート


 史実によれば豊臣秀吉も天正少年使節団からの献上品としてチェンバロを贈られ、彼らの演奏によってこの音色を聴いたといわれています。その際に耳にしたであろう音楽も披露します。
また、マリー・アントワネットもこの楽器を習っていましたがどんな曲を弾いていたのか、実際に彼女を教えたチェンバロ教師、C・B・バルバストル(1727〜1799)の曲集から実演でご紹介します。


☆参加費  ¥4000(茶菓&マリー・アントワネットの愛奏曲(とても素敵な曲です)の譜面を差し上げます)

☆12時半〜です。詳しくはメールを頂ければと思います。

コメント(12)

  • [5] mixiユーザー

    2009年10月02日 20:07

    こんばんは。
    参加させていただきたいと思うのですが、メールはどうやって送信したらよいのでしょう。
    めるあどが見当たらないのですが。。

    どうぞよろしくお願いします。
  • [6] mixiユーザー

    2009年10月03日 10:57

    れもんさま

    ありがとうございます。アドレスはhemsch@live.jpになります。
    こちらにお願いいたします。
  • [7] mixiユーザー

    2009年10月03日 11:00

    クラ蘭さま

    お子さんにとっても貴重な体験になると思いますので全然大丈夫ですよ★
  • [9] mixiユーザー

    2009年10月12日 21:42

    今日は本当に素晴らしい体験をさせて頂きました。
    古楽器のみならず、ピアノの名器の数々にも触れられて、まるで夢のようです。

    先生の演奏も素晴らしく、感動しました。
    長時間にわたり、本当にありがとうございました。
  • [10] mixiユーザー

    2009年10月13日 17:24

    こちらは使用するヴァージナルとクラヴィコードの画像です。
    ヴァージナルには今回、400年前に付けられていたアルピコルドゥムという特殊な音響を発する特別な装置を再現して付けました。フェルメールの絵画にもよく登場する小型の長方形のチェンバロですが丸い、非常に癒される音色です。フェルメールやレンブラントが聴いたであろう響きを蘇らせたいと思います。
    クラヴィコードはバッハやその息子達が偏愛した鍵盤楽器でチェンバロとはまた別世界の神秘的ともいえる幽玄さをたたえる音色の楽器で、ヴィブラートが出せる点でも非常にユニークな楽器です
  • [11] mixiユーザー

    2009年11月11日 01:27

    参加ご希望の方がいらっしゃいましたらメールをお待ちしております★
  • [12] mixiユーザー

    2009年11月18日 18:21

    追記★

    11月28日も12時半からになりますが開催予定です♪
mixiユーザー
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  • 2009年11月28日 (土) 12/5、12/13も予備として予定
  • 埼玉県 JR川口駅近くです
  • 2009年11月27日 (金) 締切
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参加者
1人