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開催終了西陣ファクトリー「星条旗の聞こえない部屋」

詳細

2007年10月26日 04:31 更新

ダンスカンパニー・花嵐のニイユミコといいます。

名古屋から来ている演出家・役者が 京都の役者と共に 
西陣で作ってきたお芝居のプロジェクトのお知らせです。

いよいよ今日からスタートです。。


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こんにちは。まちが紅葉に色づくのが待ち遠しいですね。すっかり肌寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、昨年よりコツコツと準備して参りました、東海道クロスシアトルプロジェクト第一回目の公演が、まもなく始まります。

実験的な作品をつくると評判の演出家のもと、小劇場、ミュージカル、お笑い、舞踏、武道、モダンと、バックグラウンドの違うかなり個性的な俳優・ダンサーたちが、若手もベテランも交じってシーンづくりから話しあいを重ね、交流を深めながら、ハイブリッドで不思議な果実を生み出しました
。
京都ー名古屋で生まれたつながりが、これから、弥次さん喜多さんのように東海道を股にかけて、ぐんぐんつながっていけばさぞ楽しいコトになるだろうと思います。その始まりを、ぜひ。観にいらしてくださいませ。

会場は京都らしさが残る西陣の路地の奥。もと機織り工場で、町家風のとても趣のある建物です。
周りにも西陣織りの会館や、お寺、素敵な喫茶店など、みどころ満載です。
よろしければ、おたちよりください。。

 
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寂光根隅的父(じゃこうねずみのぱぱ)といいます。
名古屋で俳優の身体や集団創作にこだわりながら演劇やパフォーマンスの演出をしています。京都の演劇やダンスを以前から観ていて、東京や名古屋にはない不思議な空気を感じていました。京都の役者やダンサーと一緒に作品を創りたいと思い、長年交流のある花嵐やパララン翠光団の方たちに相談したところ、昨年よりワークショップの開催、そしてこの度の公演が実現しました。
今回取り上げるのはリービ英雄の作品です。生粋のアメリカ人でありながら日本に棲み、日本語で小説を書き続ける作家です。京都の幾つかの舞台から感じた手触りとリービ英雄のそれがどこかで通じると思えるのです。またこの公演には名古屋の俳優も何人か参加します。京都と名古屋、この2地域の文化交流の契機になれば、また少し大袈裟な話をすれば世界規模でグローバル化の軋轢が露呈する中、私たちの共同作業が共生のささやかな手がかりとなればと考えています。
是非とも足をお運び頂き、忌憚のないご意見をお聞かせ下さい。
よろしくお願い致します。

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東海道クロスシアトルプロジェクト

「星条旗の聞こえない部屋」

原作・リービ英雄
演出・寂光根隅的父

■京都公演■
10月26日(金)19:30
  27日(土)14:00/18:00
  28日(日)14:00/18:00

@西陣ファクトリーガーデン(京都市上京区浄福寺通上立売下ル蛭子町663)

〇前売2000円 / 当日 2500円

〇京都予約・問合せ
080-3796-1626(川口) to_kaicrotheap@yahoo.co.jp

■スタッフ・キャスト
〇演出 寂光根隅的父
〇照明・音響 渡川組
〇舞台監督
 京都・務川智正(劇企画パララン翠光団)
 名古屋・柴田頼克 (TeamShotWorks)
〇制作 
 京都・ニイユミコ(花嵐)、川口結実子(パララン翠光団)、伊藤彩希
 名古屋・水谷希恵(TeamShotWorks)
〇制作協力 矢野靖人(Shelf)
〇宣伝美術 伴戸千雅子(花嵐)

〇出演 
 井出亮(京都)
 石本径代(京都)
 大竹伸治(名古屋)
 杉本里香(名古屋)
 豊島由香(TARZAN GROUP・京都)
 平野奈都美(名古屋)
 藤本恵子(パララン翠光団・京都)
 古川遠(花嵐・京都)
 松井貴昭(京都)
 松本信一(名古屋)
 みすず(名古屋)

☆京都公演のみ
 紗実のりこ(空の会・京都)

☆名古屋公演のみ
 斉藤じゅんこ(名古屋)

■東海道クロスシアトルプロジェクトとは

 演出家・寂光根隅的父、舞踏カンパニー・花嵐、劇企画パララン翠光団を中心とする京都・名古屋の俳優・ダンサー・演出家の交流プロジェクト。
東京_地方という図式に陥りがちな文化状況に異議をとなえ、地方と地方・人と人との往来を通じた舞台芸術の活性化を目指している。 合同公演の企画やワークショップ、交流稽古などをアーティスト自身が手がけることにより、システムに埋没しない「顔の見えるネットワーク」創りを進めている。

■寂光根隅的父プロフィール

演出家、双身機関(名古屋)主宰。寺山修司、カントールなどの影響を
受け、身体表現としての演劇を志向。1994年よりアスベスト館、天使館において舞踏を学ぶ。
95年に双身機関を結成。以後、企画と演出を担当、身体と空間を軸にした実験的な公演活動を続けている。 また七ツ寺共同スタジオの企画・制作スタッフとして『SPOON』(振付:山崎広太)『レミング』(作:寺山修司、演出:高田恵得)などの舞台に関わる。主な演出作品はハイナー・ミュラー作『ハムレットマシーン』、夏目漱石原作『夢十夜』、安部公房原作・市街劇『箱男と箱女』、岸田理生作『ソラ・ハヌル・ランギット』。日本演出者協会会員。

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当たり前のことだが、現在地球上に1国だけで生き延びられる国家はほぼ存在しない。
そして第2次世界大戦後、国際社会はアメリカを中心に回ってきた。このような世界ではすべての国家や人間がアメリカとどのような距離を取りながら生きるべきなのかを問われているといえる。今もなお国連の最大拠出国であり続け、経済・人権・文化・福祉など様々な局面をリードするアメリカ。一方で民主主義の美名に隠れ世界中で国家テロを繰り返してきたアメリカ。そのどちらも真実であり、また全てではない。アメリカンドリームをひたすら奉じる人も今更いないだろうが、反米・嫌米に陥るばかりなのも建設的ではない。何よりアメリカとある距離を持つということは、私たちもまたアメリカに影響を及ぼしているということを忘れてはならない。アメリカは他人ではなく、私たちの鏡である。イラクやアフガンが泥沼化している現在だからこそアメリカを愛する。そのための方策を必死になって探る。そのような態度が私たちに求められているのだ。
 
リービ英雄は日本語を駆使して小説を書くアメリカ人作家である。そしてそのような越境のルーツは外交官の息子として台湾で過ごした少年時代に遡る。日本・アメリカ・中国の3言語を往還し、それぞれの社会やそこに流れる時間を洞察する目は深く鋭い。ボーダレス化しながらなお、お互いの利害が複雑に絡み合う現在世界を地で生きる作家である。
今回の舞台では、リービの日本に越境した当初の体験を私小説的に描いた「星条旗の聞こえない部屋」や中国大陸の辺境を旅したいくつかの紀行文、日本からアメリカに出かける(帰る)機中で9・11事件に遭遇した稀有な体験を綴った「千々にくだけて」などの作品を辿ることでアメリカと日本、両者の関係を通じて見える世界を描きたい。  


 寂光根隅的父

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