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開催終了"人間と性"教育研究協議会(性教協) 全国児童養護施設サークル主催 『全国春季セミナー』のご案内

詳細

2013年05月21日 15:14 更新

児童養護施設の性教育に関する研究と実践をおこなっている"人間と性"教育研究協議会(性教協)、全国児童養護施設サークル代表の中井です。

この度は、『第13回 全国春季セミナー』のご案内をさせていただきます。

 
 近年、学校で、家庭で、そして、児童養護施設をはじめ、実に様々な場面で、子育ての難しさが語られています。青少年の重大犯罪や、女子中高生の援助交際など、子どもたちの“生"や“性"の捉え方、価値観までもが変わりつつあるように思えます。
 性教育においても、携帯電話やインターネットの普及によるメル友や出会い系サイトの問題。テレクラ、伝言ダイヤルといった実に巧妙な性産業や巷に氾濫するポルノ雑誌やアダルトビデオといった性情報など、子どもたちを取り巻く環境は、とても厳しい状況です。また、児童養護施設においては、施設内での性加害・性被害の問題や性交年齢の低年齢化、性的虐待を受けた子どもに対するケア、そして知的障がいや発達障がいの子どもに対する性教育など、私たちの実践力を越えた、数多くの課題を抱えています。
 このような困難な現状の中で、私たちは、子どもたちひとりひとりの心とからだ、“生"と“性"を豊かに育んでいくことが求められています。それには、自らのセクシュアリティを豊かにすること、そして、性教育の実践力を身につけることが大切です。そのために私たちは、できるだけ多くの皆様と研究、交流を深め、共に学び合うことが必要だと考えています。

“人間と性"教育研究協議会(略称:性教協)は、地域サークルと職種サークルを合わせて、現在54サークル、そして、全国に数多くの会員を有する研究団体であり、性教育を「科学教育」「人権教育」「自立と共生の教育」と明確に規定し、日本の性教育研究のリーダー的存在となっています。
 その中の職種サークルの一つである、全国児童養護施設サークルも今年で発足から28年目を迎えました。活動も北海道から沖縄まで数多くの参加者を集めての年2回の全国セミナー(秋季:関東、春季:関西)の開催や、都道府県や地区単位の研修会や施設内研修会のコーディネートなどを行っています。
 この全国春季セミナーは、以前は「大阪セミナー」と呼ばれ、大阪で定期開催していたものです。その時期を合わせると開催回数は20回を超えます。そして、現在は、大阪、京都、神戸、福岡などを会場に全国春季セミナーとして開催しています。
 今年は、大阪駅から徒歩10分程の場所にある研修施設、クロス・ウェーブ梅田を会場にしての開催になります。今回は、交通の便の非常に良い会場です。この機会に多くの方が、このセミナーに参加され、研究討議の輪に加わっていただけますように、ご案内申し上げます。


◎日程:2013年7月1日(月)〜7月3日(水)

◎会場: クロス・ウエーブ梅田
 〒530-0026 大阪市北区神山町1-12 TEL 06-6312-3200

◇参加費(資料代3000円を含む)
・一般      11000円
・学生、会員    8000円

※会員の扱いは全国児童養護施設サークル幹事、“人間と性"教育研究協議会会員、及び”性教協”所属のサークル会員とします。

◇宿泊費     25000円 (2泊5食、懇親会費込み)

◎締め切り:2013年6月15日
会場の都合により分科会定員90名、講座定員110名で締め切らせていただきます。先着順とさせていただきますので、どうかご了承ください。


◎プログラム内容
7月1日(月)

○理論講座� 劵董璽沺咫慇犬の�ちの整理』
 施設で暮らす子どもたちの多くは、自分の誕生、現在の施設生活、そして自分の存在について、否定的感情や疑問、納得できない思いを抱えています。「生い立ちの整理」は、自分の今までの人生を新しい視点から見直すことを提示し、子どもたちのマイナスからの出発をプラスに変えるための支援です。虐待の被害者に対する自己肯定観を育む為の大切な手当てについても学びます。
講 師 大野 紀代さん(全国児童養護施設サークル幹事:東京)

○理論講座�◆劵董璽沺咫愨臉擇覆錣燭掘�大切なあなた』〜生活の中の性教育実践〜
 性教育を始めよう、展開しよう…と性教育委員会が立ち上がっても、継続した実践が難しく、挫折してしまうこともあるでしょう。しかし、生活の中で、手軽に行えて、とても大切で基本的な実践があります。『大切なわたし、大切なあなたは』という価値観が、性教育の基本であると考えた、子どもたちへの支援のあり方を振り返ってみましょう。
    講 師 鎧塚 理恵さん(全国児童養護施設サークル幹事:岐阜)

○理論講座��〈テーマ〉『今どきの子どもたちの性情報と性文化』
 児童養護施設でも子どもたちに携帯電話を持たせるようになり、プロフやブログ、チャットなど出会い系にも似たシステムによる、子どもたちの恋愛や性に関わるトラブルが急増しています。しかし、危機感を抱きながらも私たち職員がその実態を詳しく知らないのが現状です。ここでは携帯電話や出会い系サイトから大麻や覚せい剤などの薬物依存の話まで、子どもたちを取り巻く性情報や性文化について、実態調査を基にその危険性について学びます。
  講 師 佐々木 玄さん(性教協全国児童養護施設サークル幹事:東京)

○理論講座�ぁ劵董璽沺咫愡�童養護施設における性と生の支援実践』
 近年、児童養護施設での性教育のニーズは非常に高まっています。しかし、現状は、取り組みや実践が進まず、問題(トラブル)に対応するのが精一杯という声を多く聞きます。ここでは、児童養護施設での性教育:性と生の実践について、生活の中の実践や学習会形式の実践など、具体的な方法を示しながら、子どもたちに何時、何を伝えたらいいのかを考えます。そして、児童養護施設の中に性と生の取り組みを根付かせるためのヒントを学びます。
  講 師 中井 良次さん(性教協全国児童養護施設サークル代表:大阪)

7月2日(火)
テーマ別分科会
○分科会� 劵董璽沺咫愡�童養護施設で始める性と生の支援実践』
    〜やってみよう!!生活の中の実践と学習会形式の実践〜
 児童養護施設において様々な年齢の子どもたちに向けた性教育を取り組むにはどうしたらいいのでしょう。この分科会では、生活の中の実践や学習会形式の実践など、具体的な実践方法や子どもたちへの関わり方について、ロールプレイや模擬実践を用いて学びます。全体を通して参加型、実践型の分科会です。

○分科会�◆劵董璽沺咫愡楡瀑發砲�ける性的加害、被害児童への日常支援』
 施設内における性加害・被害への対応に苦慮する施設は少なくないと思います。一つの事件から、芋づる式に他の事件の発見につながるという場合も多々あります。それにより、間違いなく施設内は混乱し、対応にあたる職員は、何をしたらいいのか、何から手をつけるべきなのか、悩んでしまいます。一体、子どもたちに何があったのか、加害・被害の子どもたちにどのようなケアが必要なのか、施設内での性加害・被害を未然に防ぐはどうしたらよいのか… 生活そのものを支える現場職員の視点から考えたいと思います。

○分科会��〈テーマ〉『知的ハンディを持つ子どもたちへの性教育』
 知的ハンディを持つ子どもたちの中には、性教育として学んだことを日常生活の中に活かしきれていない子ども子どもたちが多いのではないでしようか? 原因としては、学習内容が、うまく伝わっていなかったり、学習と生活を結びつけて考えることが困難だったり、様々な要因が考えられます。この分科会では、そういった子どもたちの背景などを学ぶと共に、生活の中での意図的な配慮や工夫など、日常生活の中ですぐに活かせる性教育を学んでいきたいと思います。

○分科会�ぁ劵董璽沺咫愧羚眄犬慮鮑櫃鮃佑┐襦�
 子どもたちが中高生になると、その周りでは交際にまつわる話をよく聞きます。近年、子どもたちの性交体験が低年齢化し、児童養護施設においても交際から、性交、妊娠などの問題に発展してしまったと、よく耳にします。そのような性の課題を持つ子どもを抱えた施設職員は、日々、どのように支援していくか、悩んでいる渦中だと思います。中高生の性への課題をどのようにアセスメントし、どのように実践していくべきか、一緒に考えていきたいと思います。

7月3日(水)
○特別講座〈テーマ〉『児童養護施設のニーズに応える性教育』
 「性教育」と一言に言っても、児童養護施設では、求められている内容は実に様々です。幼児期や小学校低学年の子どもたちへのからだの学習や性被害に遭わないための学習。思春期の二次性徴に戸惑う子どもたちへの月経や射精、性交や避妊といった学習など。学校現場で、十分な性教育をおこなえなくなった今、家庭に代わる子どもたちの育ちの場である児童養護施設には、様々な性と生の学習が求められています。この講座では、長年、学校現場や児童養護施設で子どもたちに向けた性教育に取り組んでこられた徳永さんから、幼児から思春期の子どもたちに向けた性教育について話していただきます。様々な手作り教材に実際に触れてもらい、見て、触って、感じる学習を体験してもらいます。
   講 師 徳永桂子さん(思春期保健相談士・性教育ファシリテーター:兵庫)


◎5月19日の発送で、全国の児童養護施設、情緒障がい児短期治療施設、児童相談所には案内パンフレットを送っていますが、セミナーについての質問、案内パンフレットのご請求は、お気軽にどうぞ。

コメント(2)

  • [1] mixiユーザー

    2013年06月17日 09:46

    多くの申し込み、ありがとうございました。

    あまりの申し込みの多さに定員を30名増やして、対応しましたが、6月上旬には、いっぱいになり、多くの方をお断りしてしまいました。

    本当に申し訳なく思います。


    次のセミナーは、11月に埼玉県でおこなう予定です。

    また、7月の27日から28日まで、京都教育大を会場に全国夏期セミナーが、おこなわれます。

    心理士の西澤哲さんが、記念講演で、性的虐待をテーマに話されますし、私たちのサークルも分科会や模擬実践をやりますので、こちらの方にもご参加ください。

    詳しくは「性教協」のホームページをご覧ください。
  • [2] mixiユーザー

    2013年06月18日 11:24

    夏期セミナーの詳細を書いておきます。


    “人間と性”教育研究協議会(性教協)夏期セミナーが京都教育大学の共催により、同大学F棟を主会場として開催されます。日本で最大規模の性教育研修会であり、一人ひとりの人権をまもる“いのち・からだ・性”を改めて学び直す貴重な機会です、ぜひご参加ください。

    ◆以下大会概要
    ◎大会テーマ
      『いまこそ科学として学ぶ“いのち・からだ・性”〜孤立化する社会の中で一人ひとりの人権をまもる〜』

    ◎主 催 一般社団法人“人間と性”教育研究協議会(性教協)共催京都教育大学

    ◎後 援 京都市、NHK京都放送局、京都新聞本社、朝日新聞社、社団法人日本家族計画協会、( 財 ) 家族計画国際協力財団(ジョイセフ) 他

    ◎日 程 平成25年7月27日(土)12時〜18時、28日(日)9時〜16時45分

    ◎内 容 
    1日目(27日)
    * <記念講演>
     西澤哲氏(山梨県立大学教授)
    『子どもを取り巻く性の問題〜性的虐待を中心として〜』

    * <トーク&トーク> 『性暴力の現実を知り、教育での根絶を目指す』

    * <理論講座> 村瀬幸浩氏(性教協幹事)
    『「男子の性」はいまこれからの性教育の中心課題の一つ』

    2日目(28日)
    * 午前 模擬授業13講座  * 昼 3セミナー  

    * 午後 テーマ別分科会16講座  * 全日現地特別企画 

    ◎会 場 京都教育大学 F棟

    ◎資料代(参加費) 
    2日間 一般8500円、27日のみ4000円、28日のみ 5000円 
    学生は2日間2000円 一日1000円       

    なお、詳細及び申込は http://www.seikyokyo.org/ivent/seminar/32/index.html(性教協で検索可) をご覧下さい。


    今回のセミナーは、性的虐待など、児童福祉の現場でも、とても参考になる内容ばかりです。興味のある方は、ぜひともご参加ください。
mixiユーザー
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  • 2013年07月01日 (月) 7月1日〜3日
  • 大阪府 クロス・ウェーブ梅田
  • 2013年06月15日 (土) 締切
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1人