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開催終了"性教協"全国児童養護施設サークル主催 全国春季セミナーのご案内

詳細

2010年05月06日 11:34 更新

児童養護施設の性教育に関する研究と実践をおこなっている"人間と性"教育研究協議会(性教協)、全国児童養護施設サークル代表の中井です。


この度は、『第10回 全国春季セミナー』のご案内をさせていただきます。


近年、学校で、家庭で、そして、児童養護施設をはじめ、実に様々な場面で、子育ての難しさが語られています。青少年の重大犯罪や、女子中高生の援助交際など、子どもたちの“生"や“性"の捉え方、価値観までもが変わりつつあるように思えます。

性教育においても、携帯電話やインターネットの普及によるメル友や出会い系サイトの問題。テレクラ、伝言ダイヤルといった実に巧妙な性産業や巷に氾濫するポルノ雑誌やアダルトビデオといった性情報など、子どもたちを取り巻く環境は、とても厳しい状況です。

 また、児童養護施設においては、施設内での性加害・性被害の問題や性交年齢の低年齢化、性的虐待を受けた子どもに対するケア、そして知的障がいや発達障がいの子どもに対する性教育など、私たちの実践力を越えた、数多くの課題を抱えています。

 このような困難な現状の中で、私たちは、子どもたちひとりひとりの心とからだ、“生"と“性"を豊かに育んでいくことが求められています。それには、自らのセクシュアリティを豊かにすること、そして、性教育の実践力を身につけることが大切です。そのために私たちは、できるだけ多くの皆様と研究、交流を深め、共に学び合うことが必要だと考えています。


“人間と性"教育研究協議会(略称:性教協)は、地域サークルと職種サークルを合わせて、現在54サークル、そして、全国に数多くの会員を有する研究団体であり、性教育を「科学教育」「人権教育」「自立と共生の教育」と明確に規定し、日本の性教育研究のリーダー的存在となっています。

その中の職種サークルの一つである、全国児童養護施設サークルも今年で発足から25年目を迎えました。活動も北海道から沖縄まで数多くの参加者を集めての年2回の全国セミナー(秋季:関東、春季:関西)の開催や、都道府県や地区単位の研修会や施設内研修会のコーディネート、機関紙「みのり」の発行などを行っています。

 この全国春季セミナーは、以前は「大阪セミナー」と呼ばれ、大阪で定期開催していたものです。その時期を合わせると開催回数は20回を超えます。そして、現在は、大阪、京都、神戸、福岡などを会場に全国春季セミナーとして開催しています。昨年は、神戸での開催予定でしたが、新型インフルエンザの影響で、会場を京都に変更し、9月に延期開催になり、参加された皆さまには、大変ご迷惑をおかけしました。

 今年は昨年に引き続き京都での開催になります。会場は、京都市の北部、とても静かな環境の京都府立ゼミナールハウスです。交通の不便な場所ですが、京都駅から無料の送迎バスを準備していますので、どうぞ、ご利用ください。

この機会に多くの方が、このセミナーに参加され、研究討議の輪に加わっていただけますように、ご案内申し上げます。


◎日程:2010年6月23日(水)〜6月25日(金)


◎会場:京都市 京都府立ゼミナールハウス
 〒601-0533 京都市右京区京北下中町鳥谷2 TEL 0771-54-0216

◇参加費(資料代2000円を含む)
・一般     10000円
・学生、会員  8000円

※会員の扱いは全国児童養護施設サークル幹事、“人間と性"教育研究協議会会員、及び”性教協”所属のサークル会員とします。

◇宿泊費
・一般    13000円 (2泊7食、懇親会費込み)
・学生    11000円 (2泊7食、懇親会費込み)


◎締め切り:2010年6月6日
会場の都合により分科会定員90名、講座定員120名で締め切らせていただきます。先着順とさせていただきますので、どうかご了承ください。


◎プログラム内容
6月23日
○理論講座1『生い立ちの整理』
施設で暮らす子どもたちの多くは、自分の誕生、現在の施設生活、そして自分の存在について、否定的感情や疑問、納得できない思いを抱えています。「生い立ちの整理」は、自分の今までの人生を新しい視点から見直すことを提示し、子どもたちのマイナスからの出発をプラスに変えるための支援です。虐待の被害者に対する自己肯定観を育む為の大切な手当てについても学びます。
講 師 大野紀代さん

○理論講座2『今どきの子どもたちの性情報と性文化』
 児童養護施設でも子どもたちに携帯電話を持たせるようになり、プロフやブログ、チャットなど出会い系にも似たシステムによる、子どもたちの恋愛や性に関わるトラブルが急増しています。しかし、危機感を抱きながらも私たち職員がその実態を詳しく知らないのが現状です。ここでは携帯電話や出会い系サイトから大麻や覚せい剤などの薬物依存の話まで、子どもたちを取り巻く性情報や性文化について、実態調査を基にその危険性について学びます。
講 師 佐々木玄さん

○理論講座3『児童養護施設における性と生の実践』
       〜子どもたちに、今、何を伝えるのか〜
 近年、児童養護施設での性教育のニーズは非常に高まっています。しかし、現状は、取り組みや実践が進まず、問題(トラブル)に対応するのが精一杯という声を多く聞きます。ここでは、児童養護施設での性教育:性と生の実践について、生活の中の実践や学習会形式の実践など、具体的な方法を示しながら、子どもたちに何時、何を伝えたらいいのかを考えます。そして、児童養護施設の中に性と生の取り組みを根付かせるためのヒントを学びます。
講 師 中井良次さん


6月24日
テーマ別分科会
○分科会1『児童養護施設で始める性と生の実践』
      〜やってみよう!!生活の中の実践と学習会形式の実践〜
 児童養護施設で性教育を取り組むにはどうしたらいいのか?この分科会では、生活の中の実践や学習会形式の実践など、具体的な実践方法や子どもたちへの関わり方をロールプレイや模擬実践(シュミレーション)を用いて学びます。全体を通して参加型、実践型の分科会です。

○分科会2『性的虐待を受けた子どもへの関わり』
家庭や地域において性的虐待を受けて入所した、もしくは、現在も受けている子どもの特徴やその発見と援助について考えます。また、近年、問題になっている施設職員による性虐待の問題についても、なぜ、職員(大人)が性虐待の加害者になってしまうか。その構造を理解し、防止するための方法を考えます。

○分科会3『知的ハンデイを持つ子どもたちへの性教育』
児童養護施設で性教育を取り組む上で、知的ハンディを持つ子どもたちへ、どのように性教育をしたらよいか、悩んでいる職員は、多いと思います。しかし、基本がしっかりわかれば、決してむずかしいことではありません。この分科会では、基本的な考え方を学ぶとともに、すぐに役立つ教材作りにチャレンジします。

○分科会4『中高生の性交を考える』
 近年、中高生の性交体験率が高くなっています。あなたの担当児童に対して「あの子、体験したみたいよ。」という噂が聞こえてきました。あなたなら、どういう対応をしますか。実際に性交を体験したのであれば、妊娠しているかも、性感染症にかかっているかも知れません。また、相手は、誰なのか…同級生なのか、年上なのか…もしかしたら、出会い系サイトにはまっているかも知れません。この分科会では、思春期の子どもたちがおかれている現状を知るとともに、思春期の子どもたちへの性教育について学習していきます。


6月25日
○理論講座4『思春期における性交と避妊、性感染症』
       〜今、子どもたちに必要とされる科学的な性の知識とは〜
 子どもたちの性行動の低年齢化が叫ばれています。高校生や中学生が恋愛の過程や興味本位で性体験をしてしまうことは決して珍しいケースではなくなりつつあります。しかし、性交の後には、予期せぬ妊娠や、クラミジアやHIVをはじめ様々な性感染症へのリスクがあることを忘れてはいけません。こうした性のトラブルから子どもたちを守るために必要な、性交や避妊、性感染症についての科学的な知識や情報の数々を助産師の立場から、豊富な資料や教材を用いて具体的に分かりやすく話していただきます。


◎5月10日前後の発送で、全国の児童養護施設、情緒障がい児短期治療施設、児童相談所には案内パンフレットを送っていますが、セミナーについての質問、案内パンフレットのご請求は、お気軽にどうぞ。


※写真は、昨年のセミナーの理論講座と分科会での模擬実践の風景。


コメント(7)

  • [2] mixiユーザー

    2010年05月06日 20:31

    書き忘れましたが、理論講座?の講師は、助産師の鈴木みゆきさんです。

    鈴木ざんは、病院での仕事の傍ら、児童養護施設で職員や子どもたちに向けた研修会を数多く行っています。


    あと、3日間通しの参加ではなく、1日のみの参加も可能です。

    その場合、会場の交通の便が悪いので、近県かたに限られると思います。

    会場までのアクセスについては、京都府立ゼミナールハウスのホームページをご覧ください。
  • [3] mixiユーザー

    2010年05月06日 20:37

    カイトロさんへ

    遠いところ、ありがとうございます。

    こちらこそ、楽しみにしています。
  • [4] mixiユーザー

    2010年05月07日 14:19

    今年はうちの施設から私と指導員さん連れて2人で参加する予定です指でOK

    セミナー案内届き次第すぐに研修係に申し込みしてもらいますダッシュ(走り出す様)
    定員いっぱいになって行けなかった事もありますのでたらーっ(汗)

    ゼミナールハウスのセミナーなので交通の便は悪いですが…嬉しいですウッシッシなんせ地元なんで(笑)
  • [5] mixiユーザー

    2010年05月11日 16:14

    案内パンフレットの発送が遅れて申し訳ありません。

    ゴールデンウイーク明けには、お届けできる予定でしたが、木曜日の発送になりますので、今週末か、週明けには、全国の各施設にお届けできると思います。

    毎回、案内パンフレットが届いてから、2週間ほどで定員がいっぱいになってしまいます。

    お申込みは、お早めにお願いします。


    尚、セミナーに関する問い合わせは、私に直接メッセージをいただければ、対応いたします。

    よろしく、お願いします。




    みゆさんへ

    ご参加、お待ちしております。

  • [6] mixiユーザー

    2010年05月15日 19:41

    全国の施設に案内パンフレットが届いたようで、申し込み書が届きはじめました。


    案内パンフレットは、全国の児童養護施設、情緒障がい児短期治療施設に配っています。


    もし、セミナーへの参加を希望していて、案内パンフレットが届いていないようでしたら、直接メッセージをいただけたら、対応します。


    分科会の振り分けは、先着順でおこなっていますので、お早めにお申し込みください。
  • [7] mixiユーザー

    2010年06月03日 17:24

    皆さん、たくさんの申し込み、問い合わせありがとうございました。

    定員枠を10名増やして対応しましたが、締め切り日を待たずに、定員がいっぱいになりました。


    次回、全国秋季セミナーは、12月の第1週に関東を会場に行う予定です。

    次回の全国秋季セミナーは、30周年記念大会になります。

    今回、参加できなかった方は、ぜひとも秋季セミナーの方にご参加ください。


    案内は9月頃、各施設にお送りする予定です。

    よろしくお願いします。
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  • 2010年06月23日 (水) 〜25日
  • 京都府 京都府立ゼミナールハウス
  • 2010年06月06日 (日) 締切
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2人