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開催終了11/25【東京】 講演会「国際社会を動かす資源問題 −現場からみた日本のエネルギー戦略」

詳細

2007年11月22日 00:00 更新

戦略・情報研究会 2007年度東京第8回講演会

〜 国際社会を動かす資源問題 −現場からみた日本のエネルギー戦略 〜


 日時: 11月25日(日)14:30〜17:00(開場14:00)

 内容: 講師基調講演 ⇒ 質疑応答 & 全体討論 <会後懇親会>

 場所: 文京シビックホール スカイホール(文京シビックセンター26F)
     東京都文京区春日1-16-21、03-5803-1100
    Ξ 東京メトロ丸ノ内線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分
    Ξ 東京メトロ南北線後楽園駅5番出口徒歩3分
    Ξ 都営地下鉄三田線/大江戸線春日駅連絡通路徒歩3分
    Ξ JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分

 講師: 森梅 賢三 氏(三井物産株式会社検査役、元 中東三井物産社長)

 参加費: 1000円(事前申し込みの学生に限り500円☆)

 定員: 100名


【講師プロフィール】

◆ 森梅 賢三(もりうめ けんぞう)氏

―― 1951年3月20日徳島市生まれ(横浜市在住)。
   1973年 京都大学法学部を卒業、三井物産に入社、関西支社石油課に配属
   1979年 会社のエネルギー研修員として一年間米国及び中近東に滞在
   1988年 西オーストラリアLNGプロジェクトの三井物産・三菱商事の投資会社MIMI社に副社長として出向(在メルボルン)
   1990年 本店ガス部アブダビLNGプロジェクト担当主席
   1995年 英国三井物産エネルギー部長(在ロンドン)
   1998年 本店天然ガス第一部長
   2002年 中東の統括会社中東三井物産社長(在バーレン)
   2004年 原油トレーディング会社Arcadia Petroleumに社長として出向(在ロンドン)
   2006年 本店内部監査部検査役に就任

    趣味は読書・旅行、愛読書は歴史小説・推理小説、好きな言葉は“There is a will, there is a way.”


 ■申し込み・お問い合わせ先■ 久野 潤(戦略・情報研究会 代表)
   kunojun@amethyst.broba.cc
   [当日] 090-2933-8598、kunojun@ezweb.ne.jp

コメント(6)

  • [1] mixiユーザー

    2007年11月22日 00:02

    マイミクのくのじゅんさんのやってる戦略・情報研究会主催の講演会です。

    私も参加予定です。
  • [2] mixiユーザー

    2007年12月03日 19:45

    【感想】
    戦略・情報研究会は、エネルギー問題の研究をしている団体ではないこともあって、講演の内容は、ジェネラルな情報が中心となっていた。自身の仕事上のエピソードと、公開情報が中心だった。強力に何か問題意識を持っているというわけでもないようだ。国家戦略としては、エネルギー源の多様化。具体的には原子力と天然ガスということのようだ。
    独自の視点は、外国のビジネスマンと交渉していく中での心境の変化、アングロサクソンのロジックなどの点。価格の暴騰を「自由化の恩恵だ!」と喜ぶイギリス人の話など。
    もう一つ上げるとすれば、資源ナショナリズムに関する所。東京電力のKさんとの質疑の中。日本のエネルギー戦略について、中国などのように囲い込みをした方が良いのではという議論もあるが、森梅氏は自由主義経済にもっと信頼をおくべきだと主張している。
    価格高騰を予想していなかった側の人間であるので、今後のボラティリティに対しどれだけ先見性があるのかは未知数。現在もそれほど悲観性を持っているとは考えられなかった。
    商売上、政治を気にはしているが、講演タイトルのような国際政治の流れを感じてビジネスをやっているというよりは、後追いで冷静な判断を下して来たというタイプの現場のビジネスマンという印象を得た。
  • [3] mixiユーザー

    2007年12月03日 19:46

    以下ノート

    ◆商社と石油取引
    日石や出光は世界的に見れば石油会社ではない。
    日本で一番でかい石油会社は、国際石油開発帝石ホールディングス。
    2位が三井物産で、3位が三菱商事。
    三井物産、三菱商事は、6割くらいが資源収入。
    三井物産もようやく日本のエネルギー問題にものがいえるようになってきた。

    商社は産業界の裏方。
    「Silent Achiever」BPの昔のスローガン。


    ◆これまでの仕事について

    東京電力の10%は森梅氏が手がけたLNGから作られている。
    森梅氏はLNG中心で、オーストラリア、ロンドン、など。
    中東へは100回以上出張。バーレーンに滞在。53カ国まわった。

    カスピ海のバクーの利権をとったり、クェート、アメリカ、などなど。
    日本の中でも現場は知っている方だと思う。

    オマーンで、取締役を4年。
    オマーン政府とシェルがケンカして意見をいえと言われて言った。

    英語が解ってくると、外国人の論理が少しずつ解って来た。


    ◆世界のエネルギー事情

    2006年の世界のエネルギー消費
    108億トン(石油換算)
    日本はその5%。日本は一人4トンくらい。

    年間2.4%、20年で20億トンのびている。エネルギー消費はかなりのスピードでのびている。

    全体の内訳
    石油が36%
    天然ガス24%
    石炭28%
    残り原子力、水力

    発展途上国では石炭が中心

    OECDでは原子力10%、発展途上国1%

    アメリカ23億トン(21%)
    中国16%

    アメリカ+中国+ロシアで44%
    OECDで半分


    ◆東アジアについて

    東アジアでみると、中国+韓国+台湾+日本で4分の1

    韓国のエネルギー政策は日本の丸写し
    日本、韓国、台湾は、エネルギー内訳がほぼ同じ

    これはなぜか
    1973年の石油ショック
    当時石油依存度77% それ以降脱石油
    同じ事を韓国・台湾もした
    石油依存率を半分以下に

    中国は石炭70%、石油20%、原子力1%

    今後のアジアのエネルギー事情においてのトラブルメーカーは中国になる事は明白

    中国は3年間で石炭を9億トン増産
    炭坑で年間5000人死ぬ
    93年以降石油輸入国に
    日本消費量の8割程度の量を輸入している

    86年の北京は自動車は走っていなかった。
    当時は自転車と天然ガスのバスだけ。
    99年になると自動車がいっぱい。
    セドリックが1000万円以上する(関税で)
    国営企業が経費で買う

    99年以降、自動車ローンが解禁になり、民間にも急速に普及。

    石炭から石油へのエネルギー革命がまだ
    自動車はこれからさらに増加する

    だから、なんらかの事をしないと、第3次エネルギーショック
    環境問題が深刻な事になるだろう
  • [4] mixiユーザー

    2007年12月03日 19:47

    ◆石油高騰について

    2002年くらいまで15年間、15ドルから25ドルくらいだった
    BPなどがいう価格バンド理論 この幅で収まる
    15ドル以下になると需要が急速に増えて供給が追いつかない
    25ドル以上になると、需要が減って、代替エネルギーになる
    サウジなども同じ事考えていた

    産油国の考え
    原油価格を上げすぎると、需要が下がり、地下の資源が無駄になるという考え方
    だから値段はほどほどが良い
    メジャーの見解と一致していた


    2003年から突如上がり始める
    WTIは02年に比べると5倍になっている

    04年にロンドンの三井物産の完全子会社に転勤
    80万BD=4000万トンくらいの取引をしていた
    当時の同僚談
    40ドルの値段は発展途上国が買えるはずが無いときいたら、彼等はそうじゃないと

    普通は物の値段が二倍になると、需要が1割か2割減る

    値段が5倍になったのに、需要が増えている
    つまり普通の価格メカニズムが当てはまらない時代になった


    ◆ファンダメンタルは変わったのか

    ▼1つには強い石油需要
    経済の強さが原油高を吸収した
    世界の適切な経済運営のおかげ

    ▼2つは供給余力の減少
    アメリカは10年間で生産量が20%減少
    北海油田も減っている
    インドネシアは内需の増加で去年か今年に純輸入国
    イギリスも今年くらいに輸入国
    アメリカイギリスで300万バレルくらい減少
    OPECの余剰は昔は700万、今は100、普通300。
    5%くらいの余剰が適当だといわれている。

    ▼3つ目はクッションがなくなって来た
    船が足りない。造船業界が設備投資してこなかった。
    在庫リスク。12月決算の在庫をミニマムにするのが経営者の考え。
    需要の変化に対応出来ない。
    製油所。製油所がもうかってない。設備投資してない。

    ▼4つ目は産油国の不安定
    過去5年間、主要産油国は何らかの事件を起こしている。
    ロシアは、プーチンは民営化した石油会社を国営化。
    サウジはテロの標的。950万BD。
    2003年、5日前にいたところがテロに。
    警官の格好して、自爆テロ。警備体制はすごいが、防ぎようが無い。
    イラクも。
    ナイジェリア。地元の妨害工作が年中。人口2億人。300部族、300言語。
    石油が採れるのは海岸。ナイジェリア人は賢い。パイプラインに穴をあける。漏れた油。環境破壊だと賠償金を要求。次の年、また別の所に穴をあける。
    アメリカ。ハリケーン。メキシコ湾で探している。海面から500メートル、1000メートル。ハリケーンに脆弱。40万から50万BD増える。
    NYのトレーダーは、ハリケーンに敏感。
    イランは核開発など。
    ノルウェーではストライキ。

    ▼5つめ、ファンドによる投機的取引。
    今はこれが一番大きい。
    石油の需給に関係なく、単なる商品先物市場として。
    カタールのアッピア?大臣に見解によると、20ドルくらいは投機。
    厚生年金のような通常保守的なお金も動く。
    GSは105ドルまで上昇すると50ドルの時代に予測した。当時は「ふざけた数字だ」と思っていた。
    コール。プットオプション。12月に100ドル以上になったときに、100ドルで買えるオプション。というヘッジ。12月で5万枚売れた。怖いから、一斉に皆が買う。2010年に250ドルという取引も。
    ヘッジの為なのに、逆に押し上げる結果に。

    NYが実需とかけ離れてないと解るから、儲かる。離れると、わからなくなる。


    ◆今後価格はどうなるか

    クッション機能は改善。造船など。
    生産は徐々に増えている。
    サウジは今の1.5倍にするというプロジェクト。

    私は今年の2月に、55ドルと予測したがはずれた。
    ファンダメンタルはかなり改善したのではと思う。

    傾向としては、投機分が20ドルくらいかぶっているので、それくらいいつ下がってもおかしくない。アメリカ経済の景気が大丈夫なら、大幅な消費落ち込みはない。

    中東(イラン)待ちかなというのが現状。
  • [5] mixiユーザー

    2007年12月03日 19:48


    ◆日本の石油依存度について

    日本は、73年から石油依存度を下げて来た。天然ガス、石炭、原子力へ。
    当時、最も安かったから石油依存度が高くて当たり前。
    消費量は10年で3.6%、年率0.4%増加。つまりほぼ横ばい。
    中国は年間9%。
    脱石油の手段。電化。ガソリンや軽油は仕方が無い。電力会社が脱石油の中心。

    フランスは電気の80%を原発。石油をやめた。
    東京電力にいわせるとやりすぎだと。
    86年にパリにいったとき、チェルノブイリのニュースは一週間報道されなかった。中央集権的。なにか起きたら革命?社長とかが強い。
    イギリスなんかは民主的。
    ストでフランスの原発がとまったとき、フランスから買っていたイギリスがフランスに輸出する事に。イギリスの電力の値段が100倍に。イギリスの工場が止まった。「これが自由化だ!」と規制緩和をプラス評価?


    日本の石油中東依存度は再び上がり、89%に。
    アジアで輸出出来るのはマレーシア、ベトナム、ブルネイ、合計で100万BDたらないくらい。アジア全体で70%中東に依存。アジアは中東から輸入せざるを得ない。
    中東の安定性はアジアにとって重要。


    ◆資源ナショナリズム

    メジャーの力が退化して
    資源ナショナリズムが国際社会を動かしている
    OPEC首脳会議でイラン、ベネズエラの話、革命的なOPECをと。

    オーストラリアの資源はオーストラリアのものだ。
    おまえらの為には使わせない。我々の為に売っている。

    日本のアメリカ中心主義。
    フランス人談「あの規制緩和のやり方はアングロサクソンだ」
    イラク戦争のとき、アルジャジーラの放送では、「悲しい占領」
    立場や角度によって、物の見方は違う。

    色んな考え方をみて、国際社会を考える。
  • [6] mixiユーザー

    2007年12月03日 19:49

    ◆質問タイム

    ◆東京電力のKさん
    1国として、資源って何がポイント。どれくらいの石油依存度がいいのか?
    2値段があがって掘れるようになったところは?
    3日本人の良さとは?

    答え
    第3次オイルショックが来るか。私は来る可能性が高いと思います。
    中東以外で余剰能力がある国がない。
    サハリン2で、40万BDに2兆円投資。
    サウジ、クエート、UAEは、5兆円とかの投資して開発した油田を寝かしている。
    そんな国は他にない。
    しかし、中東がこけたらやばい。
    日本は。自主開発を増やすべきだとしている。
    石油は自由マーケット。
    自由主義でいくのがいいのでは。
    緊急時に強い。一年以内に戻るならば、省エネ(夜のネオンを消す)や備蓄でしのげば、再び自由主義に復帰する。これが日本のとるべき緊急対策ではないか。
    サハリンからの輸入、ベネズエラの重質油を使う。
    天然ガス、原子力を増やす。多様化。

    埋蔵量はBP統計では40年。究極埋蔵量は70年から100年。
    40年は回収可能な量。埋蔵量は1.4倍増えた。三次元地震探査。海底油田開発。100ドルなら50年(シェル)。
    通常、掘り始めると周りにもある。

    日本人の良い所について
    アメリカのいい所、ビジネスはサービス。オフィスのおねーちゃんはふんっ。
    こんなお粗末なやつに、核や世界を任していいのか。
    マコーマック?ベトナムと中国は仲いいと思っていた・・・。
    日本は、平均的に優秀なスタッフ。
    アメリカは優秀な奴もいるが、末端はひどい。組織としてなりたつのか。
    100対100なら日本が勝つ。トップダウンだと負ける。総力戦なら勝てる。


    ◆防衛省の人の質問
    カナダのオイルサンドに期待出来るのでは。
    戦時中もやっていた人造石油。石炭液化。重質油の軽質化。
    石油価格がいくらになったときにそれらがペイするのか。
    日本が石炭液化の技術を開発出来れば、インパクトが大きいのでは。

    答え
    技術はわからない。
    オイルサンドはバレル50ドルと言われている。
    1ユニットのプロジェクトに、1000億円かかる。IRR。20年間15%の収益率がないとやらない。15ドルくらいの前提でもうけが無いと動かないというのが過去のケース。原油の値段がわからないので動けない。


    ◆Iさん(無職)
    中国の石油獲得はコスト的にどうか。
    大手商社の石油鉱区取得に関して中国との競合はあるのか。

    答え
    基本的にはない。
    中国は日本などが嫌がるようなところばかりで開発している。
    一見よさそうだけど、たとえばスーダンの体制がもつのかどうか。
    必ずしもよいとは思えない。


    ◆特許庁の人の質問
    他の資源価格高騰の理由は?


    中国要因。中国が石炭、鉄鉱石をめちゃくちゃ買っている。時々共産党の指導で買う。そして突如やめる。それが不安定要素になっている。
    流動性の問題。円キャリートレード。お金の流動性が高まっている。お金が余っていると言われている。そのお金が試乗に流れている。
    ニュー財テク。ヘッジファンドだけでなくて、一流の金融機関も手を出している。


    ◆住友化学の人の質問
    中東での社会問題は?

    答え
    若年層の失業率。
    昔は乳児の死亡率が高かったのに、今は出生率が高いので、人口増加、若年化。若い人が25%。
    それが彼等の社会政策の大きな部分を占めている。
    部族間でお金の取り合いになっている。


    ◆Mさん(元空自)
    オイル取引の決済がドルだけなのか。
    イラク戦争の主因の一つに、イラクのユーロ取引があったのでは。

    答え
    今ユーロ使っているのはイランだけです。
    OPEC首脳会議で、ドル建てをやめるのを検討するべきだと言ったら、消された。
    サウジなど国内はドルで決算している。ドルペッグ制。だから、ドルをやめようという発想にならない。
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  • 2007年11月25日 (日) 14:30〜17:00(開場14:00)
  • 東京都 文京シビックホール スカイホール(文京シビックセンター26F、東京都文京区春日1-16-21、03-5803-1100)
  • 2007年11月25日 (日) 締切
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