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開催終了11/20「エネルギーチャレンジ」

詳細

2007年11月15日 14:31 更新

シンポジウム「エネルギーチャレンジ」 全体に公開
2007年11月14日19:42

行けないんだけど、転載しときます。
枝廣さんのメルマガ(だと思う)の文章を読むだけでもどうぞ。

代替エネルギーが必要とか騒いで、とうもろこしとかいもとかをエネルギー化しはじめています。地球が石炭や石油を作ってくれるのを待つより自分たちで効率よく生産しようというお題目なんでしょう。エネルギー作物の栽培か…生産し続けるということはそこにお金や権利が集中する構図は変わらないですね。いや、変えたくない人たちががんばってるんでしょう。本当の変化・革新を求めるなら、もっとマシな技術にお金をつぎ込んでるはず。自分で自分の使う分くらいは作りたいよ、まったく。(nn72)


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       Enviro-News from Junko Edahiro

         No.1407 (2007.11.13)

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ちょうど、エネルギー問題をテーマとした書籍の翻訳が終わったところです。(スピーチをいちばん真剣に聞くのは通訳者じゃないかと思いますし、本をいちばん真剣に読むのは翻訳者じゃないかなー、と思いながら。^^;)

現状にしても、見通しにしても、途上国の動向にしても、温暖化への影響にしても、私たちはかなりあやうい橋をわたっていかないと、“あちら側”の「エネルギー問題の心配もいらない、低炭素型の未来」にはいきつけないのだなあ、、、と改めて思います。

エネルギーがなくては、私たちの社会や暮らしも成り立ちません。たとえば、食べ物もそうです。

アメリカでのデータですが、まえにメールニュースでご紹介したレスター・ブラウン氏のアースポリシー研究所からの配信によると、
http://www.es-inc.jp/lib/archives/061104_064834.html

「米国の食料供給システムでは、年間2,520兆キロカロリー(10,551兆キロジュール)を超えるエネルギーが消費されているが、これはフランスの年間総エネルギー消費量に匹敵する」とのこと。

「食料供給システム全体でみると、農業生産にかかるエネルギーは21%で、そのほか輸送14%、加工16%、包装7%、小売4%、レストランや仕出し店7%、そして一般家庭における冷蔵と調理32%といった形でエネルギーが使用されている」

「食料生産に費やされる21%のエネルギーの28パーセントは、化学肥料の製造に、7パーセントは灌漑に使われており、植え付けから耕作、収穫に使用される農耕用作業車のディーゼルオイルやガソリンとして34パーセントが消費される。残りのエネルギーは農薬の製造、穀物の乾燥、および設備を稼動させるのに使用されている」
(データ参照 http://www.earth-policy.org/Updates/2005/Update48_data.htm)


「第一次産業は海外に任せ、自国では工業製品を作って輸出することで、食糧を海外から輸入する」という日本のやり方も、今のように(そしてこれからもっとそうなるように)石油をはじめとするエネルギーの値段があがってきたら、成立しなくなります。輸出にも輸入にも輸送エネルギーが必要だからです。

エネルギー価格が高騰し、高止まりすると(これはかなり確率の高い将来像です)、最悪の状況として、「ここには工業製品があり、あちらには農作物があるけれど、やりとりできない」という事態にもなりかねません。(工業製品は食べられません…… (>_<)

そんな見通しが濃くなる中、私たちはひとりひとり、そして、企業や組織、地域として、(本当は国としても!)何をどう考えて、動いていくべきか−−

まえにもお知らせしましたが、来週20日に、まさにそのテーマでのシンポジウムを開催します。まだお席に余裕がありますので、ぜひふるってご参加下さい。

海外からのふたりの専門家に、「エネルギー問題の構造」と「エネルギーの現状と見通し」について語ってもらったあと、パネルディスカションをおこないます。(私がコーディネータをつとめます)

パネルディスカションでは、研究者とNGOを代表して、東京大学大学院 新領域創成科学研究科准教授藤井康正氏とNPO法人環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏から、それぞれ日本についての現状と見通しを語ってもらいます。

そして、東京都環境局副参事の小原昌氏から、自治体として東京都がどのように考え、取り組んでいるかを話していただき、株式会社リコー社会環境本部環境経営企画室室長の田中健司氏と、株式会社アレフ代表取締役社長の庄司昭夫氏に、それぞれの企業での考えや取り組みについて、お聞きします。

アレフはハンバーグレストラン「びっくりドンキー」で有名な会社で、まさに食を扱う立場として、エネルギーの今後の見通しや、それに備えての取り組みなど、先に挙げたデータとも関連するお話がうかがえると思っています。

現状に凝り固まることなく、本当に何が必要なのかをまさにバックキャスティングで考えていらっしゃるパネリストの方々ですので、私も遠慮なく(?)本音をぶつけて、「いま本当に、何を考えるべきか」を議論したいと思っています。

基調講演もパネルディスカションも、とても貴重な機会だと信じていますので、どうぞお見逃しなく! お知り合いやご友人にも転送してご紹介いただければうれしいです。

ちなみに、基調講演者のプレゼンテーション資料が届きました。「大学院の授業に使えそう……」というつぶやきが出るほど、エネルギーに関する充実した資料となっています。参加者には資料をお配りしますので、どうぞお楽しみに!

(なお、会場の国連大学ホールは現金の授受を厳しく禁じられていますので、当日の受付ができません。ご面倒でも必ず、下記の案内をご覧になって、お申し込み・参加費のお振り込みをお願いいたします〜)



●日時
2007年11月20日(火) 13:00〜17:00 (12:30開場)

●場所
国連大学ウ・タント国際会議場
(最寄駅:地下鉄表参道駅徒歩5分;JR 渋谷駅徒歩8分)

●プログラム概要
13:00 司会あいさつ/演者紹介

13:10 基調講演(1) 
 デニス・メドウズ氏(インタラクティブ・ラーニング研究所所)
『成長の限界―ピークオイルと温暖化危機』

14:10 基調講演(2) 
 デイビッド・ヒューズ氏(カナダ地質調査所上級地質学研究員) 
『エネルギーチャレンジ―需給の現況、見通しと私たちの選択肢』

15:10 休憩

15:20 パネル・ディスカッション
『エネルギーチャレンジの時代にどう取り組むべきか』

パネリスト(五十音順)
飯田哲也氏(NPO法人環境エネルギー政策研究所所長)
小原昌氏(東京都環境局副参事)
庄司昭夫氏(株式会社アレフ代表取締役社長)
田中健司氏(株式会社リコー社会環境本部環境経営企画室室長)
藤井康正氏(東京大学大学院 新領域創成科学研究科准教授) 
 
コーディネーター:枝廣淳子(環境ジャーナリスト)

16:50 司会あいさつ

17:00 閉会


●基調講演演者プロフィール

○デニス・メドウズ氏 (インタラクティブ・ラーニング研究所所長)
デニス・メドウズ氏は、長期的な視点からものごとの全体像と根源を見るシステム思考の大家であり、人口、経済と地球環境に関するローマクラブへのレポートとしてまとめられた『成長の限界』は世界中で注目を集めた。MITで経営学博士号を取得後、MIT、ダートマス大学、ニューハンプシャー大学などで経営学、工学、社会科学などを教え、プログラムディレクター、学部長などを歴任した。システム思考、未来学、体験学習など10の著書を持つ。世界の企業のボードメンバー、政府・業界・NPOなどへのコンサルティングの実績多数。地球温暖化問題、ピークオイル問題における世界の第一人者でもある。

○デイビッド・ヒューズ氏 (カナダ地質調査所上級地質学研究員)
地質学者であるデイビッド・ヒューズは、カナダ地質調査所の研究者としてエネルギー資源の研究調査に30年以上携わってきた。カナダの石炭インベントリーのリーダーを務め、石炭に関するデジタル情報を使い、石炭の従来の利用法とコールベッド・メタン生産や二酸化炭素の固定化など新しい利用法にどの程度適用可能であるかを検討している。また、カナダ・ガス・ポテンシャル委員会における非従来型天然ガスのチームリーダーでもある。近年の関心は、エネルギーに関する「ビッグピクチャー」を描くことにある。エネルギー供給の継続性の長期的予測診断とエネルギー利用に関する政治および環境への影響に大きな関心を寄せて
いる。ヒューズ氏のグローバル及び北米でのエネルギー分析は、アメリカ及びカナダの連邦政府、州政府、自治体、エネルギー供給業界団体及びエネルギーを消費するさまざまな業界団体で利用されている。


●参加費・資料代
3,000円
(基調講演のスライド資料抜粋を資料として配布いたします)

●定員
300名 (定員になり次第、締め切らせていただきます)

●主催
有限会社イーズ http://es-inc.jp
有限会社チェンジ・エージェント http://change-agent.jp

●協賛
レオス・キャピタルワークス株式会社
セイコーエプソン株式会社、エプソン販売株式会社

●お申し込み
以下申込書フォーマットにご記入のうえ、申込専用e-mailアドレス:
energy1120@es-inc.jp までお送りください。折り返し、お支払い方法のご案内を自動返信メールにて送付いたします。

++++++++++++申込書++++++++++++++

シンポジウム「エネルギーチャレンジ」(11月20日)

お名前 :
ご所属 :
メールアドレス:
備考  :

※複数名お申込される場合は、全員の参加者のお名前・ご所属をご記入下さい。

※この講座をどこでお知りになったか教えていただけると幸いです。
( ) a. 枝廣淳子のメールニュース(enviro-news)
( ) b. システム思考メルマガ.
( ) c. 弊社のウェブサイト
( ) d. 職場・知人・友人からのご紹介
( ) e. その他 (          )
++++++++++++++++++++++++++++++

※Yahoo!やHotmail等をお使いの場合、自動的に迷惑メールフォルダ等に振り分けられるか削除されるケースがございますので、お申し込みから数時間たちましてもメールが届かない場合は、上記設定をご確認いただくか、以下お問い合わせ先までご一報ください。

※領収書をご希望の場合は、会場にてお渡しいたしますので、当日受付時にお申し出ください。


●お問い合わせ
有限会社イーズ
e-mail: info@es-inc.jp
Tel:03-5426-1128 Fax:03-6413-3762
担当:星野、足田

※申込専用e-mailアドレスはenergy1120@es-inc.jpとなります。お間違いないよう
お願いします。

コメント(3)

  • [1] mixiユーザー

    2007年11月15日 14:33

    nn72さんのご好意で、日記ごとイベント告知を貼付けさせて頂きました。

    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=623800064&owner_id=9259961
  • [2] mixiユーザー

    2007年11月23日 23:18

    もりのなかさんのご好意で、日記を貼り付け

    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=630121028&owner_id=3591319


    昨日はJFS主催のカナダの著名な地質学者デイビッド・ヒューズ氏の講演会だった。
    ある程度予想していたこととは言え、専門家からの知見だけにかなり衝撃的だった。

    以下は講演のポイント。
    ・近年、炭化水素エネルギー(化石燃料と同義かな)の消費の伸びが著しく、とても持続可能とは言えない。

    ・石油については、ピークオイル(石油生産のピーク)がいつ来るか、様々な要因が影響するため、予測することは困難だが、多くの予想を平均すると概ね2010〜2014年といったレンジ。
    ・石油の代替となる燃料も急騰しており、石油に取って代わる有望な燃料はない。

    ・天然ガスは、輸送コストが高く国際間で取引するのは効率が悪い。
    ・日本は世界で一番の消費国で、国内消費の三分の一を占めているが、今後各国での需要逼迫が予想され、今後日本の調達リスクは高まる。

    ・石炭は最も安価なエネルギー源であるが、温暖化とのジレンマがあり、クリーンな石炭技術を利用する場合はコストがかさむ。
    ・中国の需要急増などの状況を鑑み石炭ピークは2025年とする向きもある。

    ・原子力はウランの急騰、コスト競争率の低さ、安全性や核廃棄物、核拡散の問題など、きわめて課題が多い。

    ・これら石油以外のエネルギーは、石油の代わりを担えるものではなく、ピークオイルの影響をそれほど軽減できるものではない。

    ・再生可能エネルギーへの転換は重要課題ではあるが、それらも石油の代わりになるとは考えにくい。

    ・今後、中国やインドを筆頭に発展途上国のエネルギー需要の急増が予想されるが、それを賄えるだけのエネルギーはもはや存在しない。

    ・日本はエネルギーの殆どを海外に依存しており、ピークオイル、ピークガスに対して、きわめて無防備である。

    ・人類にとってきわめて重要な地球規模の課題は、「気候変動」と「エネルギー持続性」の二つ。より早い時期に影響を及ぼすのは「エネルギー持続性」の問題であろう。

    ・日本がこれらの影響を最小限にするための最も現実的かつ効率てきな対応策は、省エネやエネルギー効率向上などの取り組みによりきわめて短期間でエネルギー消費を半減することである。

    ・安価なエネルギー減少を前提に社会を持続可能な方向へ計画的に移行させることが不可欠(このままのやり方を続けていれば、否応なく価格急騰、需要逼迫の波に揉まれながらの対応を余儀なくされるということ)。

    明日は、今日のシンポジウム(成長の限界のデニスメドウズ氏の講演や日本のエネルギー問題の専門家のパネルディスカッションなど)について書きます(予定)。
  • [3] mixiユーザー

    2007年11月23日 23:19

    同じく

    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=632069723&owner_id=3591319


    火曜日は「成長の限界」の主著者デニス・メドウズ氏、地質学者デイビッド・ヒューズ氏を招いたシンポジウムに参加した(プロジェクター係で^^;)。
    http://www.es-inc.jp/news/001285.html

    冒頭、司会者から今朝のウォールストリートジャーナルでピークオイルが取り上げられたという紹介があった。
    これらしい。
    http://online.wsj.com/article/SB119543677899797558.html?mod=googlenews_wsj
    こちらが全文か(英語読解力不足の私には辛い…)
    http://www.rigzone.com/news/article.asp?a_id=53040

    米国ではピークオイルはメインストリームで語られている問題の模様。
    後で知り合いからこんな映画を紹介された(早くDVD見たい。英語だけど)
    http://www.oilcrashmovie.com/

    デニス氏の講演では、冒頭のこんな言葉が印象的だった。
    「過去100年私たちは大きな変化の時代を経験してきました。しかし、これからの30年ではそれより大きな変化を経験するでしょう」(なんとも言えない気分…)

    デニス氏は、気候変動やエネルギー安全保障の問題は表面的な問題に過ぎず、真の問題は「有限の地球上での物理的な成長」であると断言する。

    例えばCO2排出量を例にとれば、その量は人口、一人当たりのGDP、エネルギー効率、再生可能エネルギ比率の積で決まり、いくらエネルギー効率や再生可能エネルギーへの移行を進めても、人口やGDP(≒物質的な豊かさ)がこのまま成長し続けるなら、CO2排出量を減らすことは非常に難しいという。

    たとえ温暖化やエネルギーの問題に対応できたとしても、このままの成長を続けるなら、他の深刻な問題が次々に訪れることになる訳で、物質的な成長を前提としないようライフスタイルや経済のルールを変えることが必須とのこと(有限領域内で無限の成長ができないことなど分かり切ったことのようにも思えるが、これまでは大丈夫だったから、これからも大丈夫となりがちなんでしょうね)。

    デイビッド氏の講演内容は昨日と同様。

    そして日本の方々のパネルディスカッション。
    時間が短くて深い話しができなかったが、全体のトーンとしては、個々では頑張っているし、効率化や再生可能エネルギーへの移行も進んでいる。2025年までには…、2050年までには…と楽観的な印象を受けた。
    でも、それじゃ間に合わないって、デニスさんもデビッドさんも言ってたじゃん、と思わず突っ込みを入れたくなった。
    今回、東京都は本当に頑張っているなと感じたけど、政府、省庁には変化に対する凄まじい抵抗感があるらしく、これから大きな社会的変化を起こしていかなくてはいけないその主体が最も大きな抵抗勢力であるというのも同時に感じた。

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  • 2007年11月20日 (火)
  • 東京都
  • 2007年11月20日 (火) 締切
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