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開催終了別役実が描く危険な風景「赤い鳥の居る風景」

詳細

2006年09月25日 17:46 更新

こんにちは。この秋イチオシの舞台演劇のお知らせをさせて頂きます。
正直、仕事上の宣伝ではありますが、そういったモノを抜きにしても、本気でお勧めです!!恐ろしいくらいに深い内容と高い完成度があるこの作品に携われて、本当に良かったと思ってます。特に、演劇のみならず、アートや文学、映画、政治に興味ある人ならば、この作品から必ず何か得るものがありますよ。

僕の仕事のパートナーが書いた、作品の説明。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=170506316&owner_id=1018944

HP: http://www.ipsnewyork.com

以下詳細です。

推理劇風に浮かび上がって行く脱落者たちの風景を描いた、
巨匠・別役実の岸田戯曲賞受賞作品(日本のトニー賞)。
ソウル、東京での大成功に続いたNY公演!

不可解な自殺を遂げた両親、ふと舞台を横切る死刑囚の姿、
そして、謎の『旅行者』の正体とは・・・。
盲目の女の目に映る危険な景色が、あなたには見えるだろうか。

平成18年度文化庁国際芸術支援事業
木山事務所主催
「赤い鳥の居る風景」
(英題:”A Scene with A Red Bird”)
作・別役実  演出・K.KIYAMA

日時: 2006年10月13日(金)& 14日(土)午後8時、15日(日)午後3時
会場: American Theatre of Actors 314 West 54th Street (bet.8&9Ave.), NYC

チケット: $30 /一般  $20/学生(要ID)・シニア(65歳以上)
SmartTixでオンライン購入
http://www.smarttix.com/show.aspx?showCode=SCE1
または、
IPS Productions(日本語OK)
ticket@ipsnewyork.com / 347-228-4335
僕のミクシメールに連絡を下さってもOKです。
     
9月30日まで、前売りチケットが$5ディスカウント!
団体割引あり(お気軽にお問い合わせ下さい)

お問合わせ: info@ipsnewyork.com / 347-228-4335 

上演時間:  1時間50分(インターミッションなし)
その他:  日本語上演(英語同時通訳ヘッドフォンあり) /車イスアクセスあり

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ストーリー
「赤い鳥」が鳴いた時、日常に潜む危険が浮き彫りになる

争いもなく、事なかれと時間が過ぎてゆく、とある町。盲目の女とその弟を残して謎の自殺を遂げた両親の葬儀の真っ最中、一人の旅行者が現れる。両親に対し金を貸していたという旅行者は、彼らの死因を調査していた委員会により、奇妙なカーニバルが開催される町へと連行される・・・。一方、両親の借金を背負う決意をした姉弟に、心優しく接する町の人々。しかし、次第に浮き彫りになる思惑と距離感。そして、『社会から脱落した人間』が引き起こす悲劇・・・。

淡々と流れる対話、存在感溢れる光と陰、そして劇中に隠された多くのシンボリズム・・登場人物の人間関係を推理劇風に追いながら、平和で穏やかな風景のウラに潜む危険を描いた、別役実、29歳時の傑作!


別役実  
日本を代表する不条理劇作家:「西にべケット、東に別役。右に三島、左に別役」

別役実は、戦後日本の現代演劇を支えた前衛芝居の先駆者である。1967年、「マッチ売りの少女」と「赤い鳥の居る風景」で第13回岸田國士戯曲賞を受賞。別役29歳の若さで書き下した作品である。以来、他の追随を許さない対話術とユーモアのセンスで、現代社会のシステムを鋭く批評する。60年代、三島由紀夫が政治的極右として有名である一方、極左として位置づけられたのが別役であった。若い時にイヨネスコやべケットから多大なる影響を受けた別役実は、現在の日本を代表する不条理劇作家であり、また日本演劇のクオリティを保ち続けてきた中核的存在である。


演出家・K. KIYAMA 
初演出で東京、ソウル、そしてニューヨーク公演

木山事務所の代表であり、別役実の作品を数多くプロデュースしてきた木山潔が、K.KIYAMAの名前で2004年3月に演出家デビューしたのが、この「赤い鳥の居る風景」である。別役の世界を斬新な演出で読み解き、05年12月ソウル公演 にて大絶賛を受ける。NY公演の直前である06年9月に東京の新国立劇場にて、同公演を行う。


木山事務所 
NY Times、The Village Voiceが絶賛!

1980年に劇作家の別役実、山崎正和、演出家の末木利文、俳優の中村伸郎らの協力のもとに、演劇プロデューサーの木山潔を代表として創立。日本演劇の良質な伝統を引き継ぎながら、現代演劇の新たなリアリズムの探求を目指している。日本の代表的な劇作家の諸作品に加え、シェイクスピアやチェーホフ等の古典や欧米の現代戯曲、ミュージカルをレパートリーとして持ち、劇団制とプロデューサーシステムの併用という、日本では例のないユニークな方法で上演を続けている。文化庁芸術祭大賞、紀伊国屋演劇賞、スポーツニッポン新聞芸術大賞優秀賞など、多数の受賞歴があり、ここ数年は毎年海外公演を行っている。

ニューヨークでは、過去に2回公演を行い、様々なプレスから素晴らしい賞賛と短期公演を惜しむ声を得ている。99年1月、The Kaye Playhouseにてミュージカル「はだしのゲン」(原作・中沢啓治、米題:「Gen」)を上演。 広島での被爆体験を描いた自叙伝漫画の舞台化 は、大きな話題を呼んだ。ニューヨークタイムズ紙(Lawrence Van Gelder記者)は、次のように評している。「素晴らしい演技の俳優たち、舞台に引き込まれる観客、そして感動と恐怖をもって訴える平和への切実な願い。5ステージという短期間にも関わらず、非常に印象深い作品である」。また、同紙は「シカゴでの大雪で、セット、小道具、衣装が届かなかったにも関わらず、力強く魅力溢れるステージだった」とも綴っている。この2年前の97年には、La MaMa’s Annex Theaterにて、シェイクスピア演劇に取り組む19世紀の歌舞伎一座の四苦八苦を滑稽に描いた、「仮名手本ハムレット」(作・堤春恵)を上演。The Village Voice(Deborah Jowitt記者)によると、「エキサイティングな作品である。伝統芸能である歌舞伎をテーマに、理想主義と崩れ衰えるもの、不名誉とそこから学び得る教訓を描いた冷血ドラマである」。


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This performance is supported by Agency of Cultural Affairs in Japan, in part by Consulate General of Japan in New York, Developing Artists and Producers Association, and promoted by IPS Productions LLC, NY.

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  • 2006年10月13日 (金) 15日まで。
  • 海外 ニューヨーク、マンハッタン
  • 2006年10月12日 (木) 締切
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参加者
1人