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開催終了現代日本とドストエフスキー

詳細

2010年04月24日 10:08 更新

ドストエフスキーと現代、ロシア文学と日本人…
亀山郁夫さんをゲストに徹底対論

 世界で読まれる日本文学、日本で読まれる外国文学……
 国境を超える文学への考察を通して、
 「文学の現在」を模索してきた<新・世界文学入門>シリーズの掉尾を飾る対談企画。
 ゲストにドストエフスキーの新訳で大いに話題を集めた亀山郁夫さんをお招きし、
 日本人がロシア文学をどう受け止めてきたのか、
 またその現代的な意義はどこにあるのかを対談していただきます。

【テーマ】
  世界の文学と日本の文化―――越境する文学について。

  ゲスト:亀山郁夫(東京外国語大学長)
  ホスト:沼野充義(東京大学教授)

日時 2010年5月2日(日) 14:00〜16:00
会場 台東区・東京国立博物館平成館大講堂(最寄駅:上野)
募集人数 380名(要事前申込。先着順)
参加費 無料

【対談の概要】
  ドストエフスキーと現代/日本人のドストエフスキー体験
  ドストエフスキー作品の可能性/「父殺し」というテーマについて
  日本人作家が受けたドストエフスキーの影響          

http://www.jpic.or.jp/schedule/info_7.html

【問い合わせ】
財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)
TEL:03−5211-7282
FAX:03−5211−7285
E-mail:info@jpic.or.jp


コメント(8)

  • [6] mixiユーザー

    2010年04月24日 20:53

    定員になってましたか。朝日新聞の読書欄で知りました。(おそらく5/19頃)

    失礼いたしました。

    たらーっ(汗)
  • [8] mixiユーザー

    2010年05月02日 21:12

    今日行ってきました。
     主題は「現代日本」の状況に照らしての、文学上のドフトエフスキーの影響という内容でした。
     連続講座<新・世界文学>入門の5回目として取り上げられ、今回のゲストが亀山氏であったということです。

     
     最初は沼野氏単独での講話。昨今のブームは久しぶりの新訳が出たところがキッカケながら、現在の状況がロシア19世紀と同様な貧困・不安を国内でも抱えているところにあるのではないか。カラマーゾフ同様、村上春樹「1Q84」、大江健三郎「水死」と父に関わる問題が作品としてクローズアップされることは、決して偶然なり流行だけでは無い筈だと、問題提起がされました。

     続いて、亀山氏と沼野氏のディスカッション。最初は亀山氏の外大入学時からの苦闘。初めてロシア語で「罪と罰」を読了したが、本は読めてもロシア語そのものを理解できなかったことがトラウマになったこと。「甦るブレーブニコフ」がタダ同然の印税で出版されたこと。など10年前までは不遇を託っていたことが話題となりました。その後「甦る・・・」が平凡社から文庫化され、NHK出版からも声がかかり新訳本へとつながったそうです。

     亀山氏は「二枚舌」の問題を提起し、権力と芸術の戦いでは普遍的な事で有ると主張し、沼野氏は権力と芸術の葛藤は認めるが、ある点で冒涜に当たらないか?そして、キリスト教徒の少ない日本人が本当の深い所まで理解しうるか?と疑問を呈しました。これに対し亀山氏はキリスト教徒でなくとも、観念上の宗教心は誰にもあるのだから、理解は出来うると信じている。シベリア以降の作品は世間に出すために、確信的二枚舌で当然描かれていると主張しました。

     次に影響を受けている日本文学として、沼野氏は加賀乙彦の「湿原」がもっとも大きいだろう、現代では春樹、大江、埴谷が、また高村薫、島田雅彦、平野啓一郎も少なからず影響を受けていると指摘。亀山氏は日本文学はすべて読めていない。「湿原」を昨晩、「水死」を先日読了したばかりだと言っていました。また、沼野氏がいじめの加害被害双方の罪として川上未映子「ヘブン」に言及がありました。

     父殺しは「王殺し」へと匂わせるのが、ヘビーでは大江、ライトでは春樹であると。今後が見逃せないということでした。

     拙い文章、申し訳ありません。たらーっ(汗)

    補足・異論あれば、今日行かれた方よろしくお願いします。本
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