Mon, 2 March 2009
昨日行われた斉藤哲夫さんのソロ・ライブはとてもいいライブでした。待望のアーティストのご登場とあって準備万端整えてライブに臨んだのですが、直前にキッチンの火災報知機のベルがガーン!と鳴るというハプニングや哲夫さんの到着も開場時間ギリギリになったりで波乱含みのスタートでした。ところがあの哲夫節を生で聴いていたらとても幸せな気持ちになり本当に呼べたんだという思いがこみ上げてきてしばらく佇んでしまいました。ライブを運営しているとそういった至福感とでもいいましょうか、どこか遠方から全体の光景を見渡している自分を発見する時があるのですが、哲夫さんのライブはまさにその場の雰囲気に浸っている自分が分かりました。特に後半で「グッド・タイム・ミュージック」を歌い出した瞬間、電気のようなものが走り、しばらく釘付けになってしまいました。更に難しい曲をと言って「バイバイグッドバイサラバイ」を歌ってくれオリジナル・シンガーの凄みを感じました。全体にソロの弾き語りということでトーキング・ブルースのような曲も歌ったのですがやはり馴染みのオリジナル・ソングにゾクっときてしまいました。実はこの日は予定していたキーボード奏者の方が緊急入院で来れなくなってしまったためソロとなったのですが次回はキーボードをバックにライブをやってください、とお願いしておきましたのでご期待ください。尚、昨日からライブに限らずご来店のお客様には2周年記念缶バッヂを差し上げております。