mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了響彩陸離 -電子音響音楽の現在

詳細

2008年07月08日 16:37 更新

響彩陸離 二 - toward the sky


マルチレイヤーサウンドシステムで奏でる電子音響音楽ライヴ 

―「音」世界の中に広がる地平


現代社会における人間諸機能の減退と新たな生成が、産業技術の著しい進歩や情報の高密度化・高速度化・相互化、またそれによる種々の文化的な再編集によりもたらされている。私たちの音楽受容器官が無意識下で日々更新され続けている中、スピーカーを通して提示される「電子音響音楽」は、音楽表現や聴取行為の意味や方法において、未知なる可能性を未だ大きく内包していると言える。

2008年は電子音響音楽誕生からちょうど60年を迎え、日本でも種々テクノロジーとの関わりを持った幾多の音楽作品が生み出されている。コンピュータというツールの低廉化は、電子音響音楽における実験的な音への取り組みをポピュラー化した。表現の実験性・先駆性がポピュラー化する時、「新しい」という語の定義自体を再考する必要に迫られる。しかし実のところコンピュータは音楽に新たな創造性を与えはしない。我々は、方法論の先取とその提示を目的とするのではない。それは一つの問いから始まる。

我々は音(音楽)から何を聴こうとしているのか?

テクノロジーを用いて、音のミクロな現象に触れることが可能になった今、音響表象の持つモダリティ(音色・意味性・アレゴリー・記憶)の新たなデザインはいかに可能であるのか。我々は、電子音響音楽の創作において、聴き手に正座を強いるのではなく、また、メディアによって一時照射され消費される一過性のものでもない、持続性のある、音楽・空間・創生・投影・について、聴き手と共有可能な新たな方向性を提示する。


昨年7月にアサヒアートスクエアにて行われた第一回目の響彩陸離に続くこの第二回目公演では、空間における総合的な表現の創出を目指し、身体表現の導入を試行する。


-------------------------------------

―マルチレイヤーサウンドシステム

通常、音楽がステレオ 2ch や 5.1ch サラウンドで提示されるのに対し、レイヤー配置された数十個のスピーカー群からマルチチャンネルで制作された音楽を提示することで、多元的な音響空間の形成を実現し、音楽を「聴く」事に新たな意味を生み出す。

―電子音響音楽とは

1950 年代より盛栄する電子音楽やミュージック・コンクレートを祖として、今日のテクノ・ミュージックやエレクトロニカにまで広く浸透した方法と表現。調性や楽音構築から解き放たれ、作り手の感性と実際に鳴り響く音楽とを直に結び、イメージを明白なカタチとして作り上げることが出来る音楽。


------------------------------------

【日時】
7月26日(土) open17:30 start18:00
7月27日(日) open14:00 start14:30
7月27日(日) open17:00 start17:30

【料金】
全席自由 前売:3,000円 当日:3,500円 CD付前売4,000円

【予約・問合せ】
rikuri-order@excite.co.jp
会場:アサヒ・アートスクエア

【公式サイト】
http://www.k5.dion.ne.jp/%7Es3260/rikuri02.html

主催:響彩陸離実行委員会
助成:朝日新聞文化財団
協賛:東京電機大学理工学部
協力:アサヒビール株式会社
後援:(財)アリオン音楽財団、音と音楽・創作工房116


【出演】

生形 三郎 - saburo ubukata

―生形の音楽は、個と共有の境界をたゆたって語りながら、手順に従い夢を翻訳していく催眠術をかけるがごとく、個人の内側に存在しながらも決して表現され切れない何を、暗示から明示されるものへと、暴き出してゆく―

Bruno Duchemin  フランス国立シャイヨー劇場キュレーター


―“電子音響音楽”になじみのない耳にも、生形のつくる音は不思議に 懐かしく、美しい。夢うつつの幼い日々、誰もが体験したあの不安と 魅惑の時間へと、私たちはやさしく連れ去られる―

塚田 美紀  世田谷美術館キュレーター


電子音響を主体とした表現を試みる。光など視覚要素を含む電子音響イベントを主宰し、アサヒアートスクエアや世田谷美術館、フランス国立シャイヨー劇場などで行う。他にコンテンポラリーダンスや美術家との共同作業や児童へのワークショップなども。主な受賞歴にCCMC2004公募部門最優秀作品賞、国際電子音響音楽作曲コンクールMetamorphoses2004(ベルギー)入賞・同演奏コンクール課題曲への作品提供など。昭和音楽大学作曲科首席卒。4月より東京藝術大学大学院にて研究活動を、また秋にはNYのレーベルからCDリリースなどの活動も。



柴山 拓郎 - takuro shibayama

90年代初頭に、ミニマルミュージックを厳格な対位法的技法で発展させる作品を作曲し、以降はM.フェルドマンに傾倒。時間構造における、描かれた対象と余白との境界を極限まで単純化・抽象化し、独特な多元的時間構造を編み込むように作曲。
90年代半ばに日本音楽コンクール、秋吉台国際作曲賞に入選する。美術作家井上尚子氏、吉田重信氏とのコラボレーション等、近年では自身の創作を「音楽」に留めることなく、より大きな文化論的枠組みの中で捉える活動を展開。その視点の根幹は、曽我部清典、松居直美、門光子の各氏のアルバムに収録された器楽作品や、現在のテクノロジーが関わっている作品まで、創作活動全体に一貫しており、独自なスタイルを生み出している。2007年、ブルージュ国際電子音響音楽コンクールに入選。

現在、東京電機大学理工学部情報システムデザイン学系専任講師、大阪芸術大学、常葉学園大学、国際基督教大学の非常勤講師を務める他、NPO法人アートバーブズフォーラム理事や埼玉県アートフォーラム研究会委員を勤め、埼玉県の地域文化創造にも取り組んでいる。
また、2007年に東京芸術大学美術学研究科後期博士課程に社会人入学。社会学や情報学、言語学を中心に人間の意識と芸術の意味の関連性、音楽や空間に関する認識と新しい表現の可能性について、創作・研究を行っている。



堀川 廉之 - yoshiyuki horikawa

サウンド/クリエイター。音響・空間を切り結ぶ活動を展開。建築家石山修武音環境デザイナー庄野泰子に師事。2007年まで清水建設技術研究所音環境解析チーム所属。畑泰介監督、小林顕作・北野井子・大杉蓮出演映画「有限会社ひきもどし」における音楽制作、江戸東京博物館における企画展への音楽提供など、様々な分野で活動。

現在、仏EklektikRecords所属。2007年末に発表されたデビュー曲"skipping"が発売直後に仏国営ラジオ局 RadioFrance(FranceInter)にてピックアップされる。また、同曲が日本に輸入された一週間後にはDiskUnionにて週間売り上げNo.1を記録。今後、6曲入りEPやフルアルバム、他アーティストへのRemix提供等、多数のリリースを予定。2008年9月には同レーベルからの依頼による映画音楽の制作を予定している。



南 弓子 - yumiko minami (ダンス)

2003年より踊り始める。京都市立芸術大学で現代美術を学ぶが徐々にオブジェや絵画よりも自分の身体そのものと向き合う必然性に気付く。今貂子のもとで舞踏と日本舞踊の基礎を学び、2003年から2005年の間、舞踏カンパニー『今貂子+倚羅座』の中心メンバーとして活躍、主要な公演のすべてに出演する。ほかに、コンタクトインプロビゼーションやカポエラの経験を経て、2004年より本格的に自ら舞台作品を創りはじめる。作品に、『夢み肉球』『ごっどランド』『耳とミーとヒー』『 MUSHI ‐ KERA 』など。
柔軟な身体から独特の質感のムーブメントを繰り出し、コンテンポラリーダンス的な運動性、舞踏で培った身体性を操る。また、舞踏の身体操作から得た感覚をもとに、音に拮抗することと、身を委ね同調することの両極を行き来すると同時に、音楽を「踊り/身体」のリズムを取るものとしてだけではなく、記憶やイメージと結び付けた作品演出を行う。さらに現代美術の思考回路も用い、映像や空間構成に試行を繰り返す。

特異な身体と独特の世界観には定評があり、京都ダンスプロダクション2007(主催:京都芸術センター)などに選出される。最近は舞台作品の他にも、ライブハウスでのミュージシャンとの完全即興セッションなども意欲的に試行している。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2008年07月26日 (土) &27日
  • 東京都 アサヒアートスクエア
  • 2008年07月26日 (土) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人