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開催終了アクターの為のリスニング・アーキテクト・レッスンのご案内

詳細

2011年08月16日 01:18 更新

皆様へ。

リスニング・アーキテクト(ミニカウンセリング)の
レッスン(全7回)は9月28日(水)より始まります。


シアター・ザ・フェンスではアクターのリスニング・センスを育てる
ための基本レッスンとなっています。


二人の人間が、語り手と聞き手の役割を自覚して場所と時間を設定し、
聞き手が集中した「傾聴」の状態に入ったとき、二人の人のあいだの
空間と時間は質的な変化を見せます。


この時空間の変化とその働きは、孔子と弟子たちにより
個人的な情愛とは異なるエネルギーとして観察され、
「仁」(二人の人の間に発生する慈悲の空間)と呼ばれて
記録されてきました。


およそ人間に起こる変化は、人間そのものだけで起こるのでは
なく、空間性と時間性の変化を伴っています。


二人の人が実際に行う15分間のリスニング(傾聴と発語)を録音し、
その逐語記録(現象記述)を、安易に分析せず、現象そのものへの
敬意(ていねいさ)をもって観察すると、


人の言葉や態度、意思が空間や時間に働きかけ、その質や構造を
変化させている様子が見えてきます。


空間に人為的な構造を与える営みは「建築」と呼ばれていますが、
僕には「傾聴」することが、人の言葉を聞いて理解するというよりは、
空間と時間(語り手と聞き手の存在を丸ごと含む)の性質を建築する
行為であるように見えています。


その建築構造の形と働きによって、目の前の「人」がどう見えるか、
あるいは「誰」に見えるのか、つまり、どんな人として体験するのか
が規定されます。


人と人の「出会い」には、事前に「ある界(レベル)での出会い」が
起こるために必要な構造建築が先行しています。


この建築や構造は肉眼では直接見えませんが、人間が古くから
用いてきた呪文や祈り、真剣な約束や誓いなどは、その言葉、態度に
込められたエネルギーによって空間に建築された構造物なのです。


リスニング・アーキテクトのレッスンでは、毎回お二人の方が行なった
実際のケース(逐語・現象記録)を取り上げ、生命をもった芸術作品として
味読していきます。


もし我々が、「普通の人々」の発語する姿を本当に見て、聞くならば、
そこには普遍的な人類の知恵や、我々が最も敬愛する師やマスターの
言葉がすでに織り込まれていることを確認できるでしょう。


さらに、その視界をもって、普通の人々に宿っている存在が一体誰で
あるのか、ちゃんと坐って(これを「居住まい」と言うのだと、ある「普通の方」から教えて頂きました。合掌。)本当(本道)に、聞いて見たいと思います。


このような事情によって、僕にとっては、今訪ねて来られて「15分間」を
語って下さるごく普通の方々の言葉が、そのまま生涯を通じて僕が
訪ねていた師の言葉となるのです。


この事実は僕にとっては痛快無比の体験です。


「友遠方より来たる在り」


そんな皆様と、お互いの口から泉のごとく湧きい出て来る「言の葉」の
鑑賞会(お花見の集い)をご一緒できる幸せ。


古人は、連歌や俳句といった発語の構造化を通して、
結衆(互いの一体性・全体性)を楽しみました。


リスニング・アーキテクトの働きの秘密は、おそらく聞き手(役)によって
宣誓されるこの「15分間」という限定(結界)された時空構造の性質にあります。


かつて「15分間文庫」と、まるでそれがひとつの文学芸術の形である
かのように命名してくださった方の慧眼が改めて光っていると思います。


プレイバックシアターにおけるリチュアルも、時空間の性質の限定(結界)によって一体性を体験しうる空間を準備するための手続きです。


アクティングの上手下手やコンダクティングの手際というよりも、むしろそれぞれのリスニングの質が、そのプレイバックシアターが行われる場の基本的な雰囲気を作り出す主要ファクターとなっているのだと思います。


            シアター・ザ・フェンス  はしもとくにひこ


  
日程 ?9月28日、?10月19日、?11月16日、?12月7日、
    ?2012年1月18日、?2月22日、?3月21日
       各水曜日19時〜22時15分 (全7回約23時間)


会場 フェンススタジオ(地下鉄鶴見緑地線「ドーム前千代崎」駅?番出口徒歩2分  JR環状線・大正駅より10分)


レッスンフィー 4万9千円(前クールからの継続参加4万2千円)
            一回毎の参加は1万円。

定員 14名

申込み・問合せ先 
 
開催1週間前までにメールにて下記 橋本までご連絡ください。 
        
 橋本久仁彦 〒550−0023 大阪市西区千代崎2−20−8
         携帯 090−6066−7782 
          e-mail  ptproduce@bca.bai.ne.jp


*小型のテープレコーダーとカセットテープ(往復30分のものが便利)
 もしくは逐語記録作成に不自由のない録音機器をご用意ください。



? 何をするのでしょうか。

リスニング・アーキテクト(ミニカウンセリング)と呼んでいる実際の
カウンセリングを参加者の皆さんに経験していただきます。

まず、カウンセラー(聴き手)とクライエント(語り手)の両方を体験し、
録音記録と逐語記録を作ります。

そして、二人の人間の間に起こった現象を、音韻・間合い・環境音などの
エネルギーのレベルにも着目して、ていねいに観察します。


? 学習の効果は?    
    
我々の思考の営みが見えてきます。

その後、感情・感覚・存在といった人間を構成するエネルギー各層への
視界が戻ってくるでしょう。

思考の働きが、相互作用しつつ変化する柔らかいエネルギー(空間形質)
の上に、観念を次々に投影して 固定していく様子を観察することで、

人間関係が新鮮さを失っていく原因が、聴く態度や
存在のしかたにあることに気づく機会を得ることになります。


? このレッスンの目的は?
   
プレイバックシアターやカウンセリングの実践、
グループをファシリテートするとき、
あるいは一般的に生じるあらゆる人間関係の中で、

特に人の話を聞く時の態度や在り方について

具体的に歪みなく対象を認識するための
視力を回復することです。
        

? このレッスンコースのビューポイントは?
    
他者のお話に耳を傾けるとき、
「自分が聴いている」姿勢から「ただ聴いている」状態にシフトし、

さらに出来事や現象の方がわれわれに耳を傾けているように
感じられる「共時的な場(シンクロニック・フィールド)」に入ると、

相手が語ってくださる物語は、援助すべき問題を持った「ケース」から
聞き手を魅了し、エネルギーを与えてくれる「作品」へと変容します。
    
                                      
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はしもとくにひこ
http://ptproduce.com/

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  • 2011年09月28日 (水)
  • 大阪府
  • 2011年09月28日 (水) 締切
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