現在、キラウエアカルデラから南東約20kmにあるPu'u O'O'火口から流れ出した溶岩は、一挙に1200mを流れくだって海に至ります。粘度の低い玄武岩質溶岩のため、多くはLava Tubeの内部を冷えずに流れるため海岸沿いのChain of Crater RD.を分断して海まで長距離運ばれています。(このLava Tubeの裂け目からときたま溢れた溶岩が地上で見ることができます。裂け目が無いと地上で見れないこともあります)現在この流れは東西2つに別れて海に注いでます。
現在、オーシャンエントリーの場所は公園側から伸びているChain of Crater RD.の終点から徒歩で往復5時間です。アップダウンのある溶岩帯を5時間歩くのはまず普通の観光客では無理です。また、オーシャンエントリーを見る場所は崖の上になるのでエントリーと見る崖の見る角度が影響します。崖は常に崩落するので運良く近づいても見れるかは五分五分です。
Chain of Crater RD.の終点から夜間往復2時間程度の公園内の歩行といっても周囲には光はありませんので経験と装備のない一般の観光客が歩くことは不可能に近いです。 また、Chain of Crater RD.もコナへの帰路も夜間になります。ハワイでの運転のスキルが必要です。 コナーキラウェア(152km)(東京ー那須塩原157.8km)(大阪ー吉永150.2km)
参照 Chain of Crater RD.は溶岩に寸断されたところまでは多くの観光客が集うCrater Rim RD.(Kilauea Caldera1周道路:17.6km:新宿ー東小金井)から片道約32km(東京駅ー国立駅)往復62km(東京ー相模湖)の行程で、高度差は約1200mもあります。ガソリンの残量を確認しないと帰れなくなります。
では最近知られ始めたChain of Crater RD.の東側(カラパナ側)からのアプローチですが、ここはもともと村があった場所が1990年の噴火で溶岩に覆われたところです。公園では無いので民間の土地です。かつて公道であった場所(境界は見えないです)以外に立ち入ればとがめられることもあります。 カラパナ側の道路寸断地点から往復1時間30分で東の流れの上に至ります。Lava Tubeの裂け目がなければ地上の溶岩は見られません。現在は写真で報告した穴とオーシャンエントリーが見れます。現在のところ崖とオーシャンエントリーの位置が見える角度にあるため見えます。無論崩落すれば見え方は変化します。