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開催終了アンナとリトビネンコ ― リトビネンコ追悼ビデオ上映+討論会

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2010年11月15日 12:36 更新

 2006年、ロシアの女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤがモスクワで暗殺された1ヵ月後、ロンドンでロシア、プーチン政権のコーカサスにおける悪事を鋭く告発していた元FSB(ロシア連邦保安庁)将校、アレクサンドル・リトビネンコが放射性の毒物を盛られ、3週間の壮絶な闘病の末、4年前の11月23日、ついに死亡しました。リトビネンコが指摘していたようにロシアでは、ポリトコフスカヤ、リトビネンコ以前にも、多くの政治家、人権活動家、ジャーナリストなどが暗殺されてきました。そしてポリトコフスカヤ、リトビネンコ以後も状況はますます悪化し、ロシアでもチェチェンでも、次々とジャーナリスト、人権活動家、そして罪のない市民が誘拐され、殺害されています。そこから浮かびあがるのは、民衆を恐怖させて支配しようとする国家のテロリズムです。
 
 その国家のテロリズムを告発する中で、アンナ・ポリトコフスカヤや、アレクサンドル・リトビネンコは、暗殺されました。チェチェン連絡会議による、10月3日の映画『アンナへの手紙』上映会に続き、同一会場で、テレビドキュメンタリー「追悼!アレクサンドル・リトビネンコ」を上映し、リトビネンコの友人たちが推理した、ポリトコフスカヤ・リトビネンコ連続暗殺事件の構図分析の最新情報を紹介します。

 つづく第二部では、グローバル・テロとローカル・レジスタンスに焦点をあてて、急変しているチェチェン、 コーカサス情勢と、イスラームという宗教についても、理解を深めたいと思います。日本国際フォーラム代表の伊藤憲一さんは国際政治学者として、さまざまな政策提言をしてこられましたが、1990年代からチェチェン問題に関わられ、グローバル・テロとローカル・レジスタンスを峻別することを提唱されておられます。9月に150日に及ぶアフガニスタンでの人質生活から生還されたフリー・ジャーナリストの常岡浩介さんは、チェチェン戦争取材中に、モスクワでイスラームに改宗され、以来信仰者として、チェチェン、コーカサス、イラク、パレスチナ、アフガニスタンなど、現実にジハードが戦われている、イスラーム社会のホットスポットで取材を続けて来られました。一方、映像作家、岡田一男は、1960年代前半のモスクワ留学以来、全体主義的帝国主義国家ソ連の内外で繰り広げられてきた、民衆の抵抗運動・民族解放闘争に宗教的信仰を持たない立場で関心を寄せ続けてきました。
今年の夏、チェチェン武装抵抗運動の有力司令官たちが、3月に発生したモスクワの地下鉄駅連続爆破に代表されるような、ロシアの民衆を標的とするテロを拒絶したことに対し、岡田は、チェチェンにおけるアダー(慣習法)とイスラーム社会におけるシャリーア(イスラーム法)の、二択と捉えたことに対し、常岡さんは、「シャリーアでも無差別テロは、許されていない。アルカイダの戦法は、イスラーム社会でも異端であると指摘されました。イスラームを理解することは、中央ユーラシア・コーカサスに対する認識を深めるのに不可欠と思います。コサックの末裔だったリトビネンコは臨終に改宗し、ムスリムとなって死を迎えました。その遺志を偲んで、この会を持ちたいと思います。ぜひ、ご参加ください。


開場:  13:15
第一部 13:30〜15:00 ビデオ上映『追悼!アレクサンドル・リトビネンコ』上映時間55分
オランダ公共放送VPRO制作 ヨス・デ・プッター/マーシャ・ノヴィコワ監督 日本語字幕版
常岡浩介による リトビネンコ・ビデオインタビュー「ロシアにおける政治的暗殺について」 
ビデオ上映後に報告: 誰がポリトコフスカヤとリトビネンコを殺したのか?
アレクサンドル・ゴリドファルブのリトビネンコ未亡人との近著「サーシャ、ヴァロージャ、ボリス」の抜粋紹介


第二部 15:10〜16:30 鼎談 グローバル・テロとローカル・レジスタンスを巡って

    ・伊藤憲一 (財団法人日本国際フォーラムチェチェン問題研究会)
    ・常岡浩介 (フリー・ジャーナリスト)
    ・岡田一男 (チェチェンの子どもたち日本委員会)

鼎談のバックに、谷川ひとみさん提供による、この夏のチェチェン国内を写したスライドショーを流します。

・ グローバル・テロとローカル・レジスタンス
・ アフガニスタンのジハード チェチェンのジハード 
・ チェチェン社会におけるイスラーム
・ シャリーア(イスラーム法)について シャリーアにおけるテロの位置づけ 
・ チェチェンとコーカサスの レジスタンスはどこへ向かうか?


日時:11月23日(火) 午後1時30分〜4時30分(開場13時15分)
参加費:1,000円(小学生以下、難民など無料) 予約不要

会場:文京シビックセンター 4F シルバーホール(文京区春日1−16−21)
交通:東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩1分
都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩1分
JR総武線水道橋駅徒歩8分

共催:
チェチェンの子どもたち日本委員会/財団法人日本国際フォーラムチェチェン問題研究会
後援:チェチェン連絡会議

お問い合わせ info@chechenchildren.jpn.org

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  • 2010年11月23日 (火) 1時半から5時まで
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