逆に言えば、Loveの意味を、日本人は「恋」と「愛」と「性」に使い分けをしているわけで。
make loveを、「恋をしよう」と訳すか「やろうぜ」と訳すかは、微妙なんかじゃなくて、はっきりしなきゃまずい問題なわけだけど、この点、むこうのやつはやっぱりアバウトだと感じる。
また例えば、同じLoveでも、たぶん同じ曲を唄っても、ビートルズは「恋」と訳す。ストーンズだと「性」だし、ゴスペルシンガーが唄えば「愛」と訳すとぴったしきちゃうなんて、印象で決まるところはあると思います。
ストーンズのデビュー直後の二枚目に入っていたI Just Want To Make Love To Youの「恋をしようよ」という邦題は、当時は、リバプールサウンドの亜流ブリティッシュポップスぐらいにとらえられていた名残でしょう。テルミーなんて可愛い曲でデビューして、まさかあんな不良な連中とはまだ一般に思われてなかった。