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開催終了東京生活転回法(仮):キックオフ!12時間トーク

詳細

2010年04月20日 18:39 更新

アサヒ・アートスクエア・パートナーシッププロジェクト2010
『東京生活転回法-How to invert urbanism(仮)』
http://asakusa.survivart.net/

 振り返ると、戦後日本では「転換期」と言えるさまざまな場面がいくつかありました。高度成長、社会・学生運動、バブル期やバブル崩壊など。その都度生活は影響を受け、表現も移り変わりました。
現在の日本では何を転換期の徴とみることができるでしょうか。不況?政権交代?GDPが中国に抜かれること?ネットの浸透?いくつもの要素が交錯し、どれか一つを特定し指し示すことは難しいでしょう。けれど、それらが私たちの生活に影響を及ぼしていることは確かなことです。
 今回の企画は、そういった有形無形の影響の中、私たちが暮らす東京という都市で、オルタナティブで批評性のある都市の使い方を、各作家とともにつくりだす試みです。例えば、現在の都市生活にはさまざまなサービスやシステムが見られます。それらを受け手としてだけではなく、自ら組み替え、「都市生活」を転回していくための方法を、東京・浅草界隈で繰り広げていきます。
 本企画は各作家が10月中旬の展覧会期間までに、毎月「事」を起こしながら進めていく、各作家のプロジェクトが集まったものと言えるかもしれません。そのため、プロセスの共有をはかる場をつくり、毎月(予定)プレゼンテーションやトークを行いながら進めていきます。場合によっては、当初のプランとは異なる結果になるかもしれません。

日 時: 2010年10月9日(土)〜17日(日)
場 所: アサヒ・アートスクエア
参加者: 岩井優、藤井光、山城大督、CAMP
主 催: Survivart/アサヒ・アートスクエア
協 賛: アサヒビール株式会社
提 携: すみだ川アートプロジェクト


●事前関連イベント1回目
「東京生活転回法(仮):キックオフ!12時間トーク」
日 時: 2010年4月25日(日)集合10:00〜解散22:00、途中入退場自由
会 場: アサヒアートスクエア(http://arts-npo.org/aas/
料 金: 入場無料(1ドリンクオーダー制)※1食300円程度の軽食あり
出 演: 岩井優、藤井光、山城大督、CAMP、長内綾子(Survivart)、
     樋口貞幸(NPO法人アートNPOリンク)ほか

この日はアサヒアートスクエアの開館から閉館まで、会場使用可能時間の12時間をフルに使って、キックオフイベントを開催します。
Survivartによる東京生活転回法(仮)の企画プレゼンテーションのほか、参加作家やコーディネーターがそれぞれの関心事や作品プランについて、ゲストや来場者の皆さんと共に対話を重ねます。
ただし、決まっているタイムテーブルは、最初のオリエンテーションと最後の撤収作業のみ。それ以外は、出演者(+ゲスト)による持ち時間90分ごとのプレゼンテーショントークが順次行われますが、時間の区切りは曖昧で、横道に逸れることもあれば、一周して再び論点に着地することもあるかもしれません。ランダムでありながら地続きの<12時間>を、どのように編集し、そこに参加するかはあなた次第です。

※来場者の皆さんにも午前10時の集合後、会場の場作り(設営)から一緒に行っていただきますので、当日は動きやすい格好でご来場下さい。



●螺旋の先にうえる種|岩井 優 × 足立 元
◎岩井 優 Iwai Masaru
1975年京都生まれ。岩井はこれまで清掃/ごみを作品制作に持ち込んでいる。インスタレーション、映像、パフォーマンスなどの表現媒体を用いて、我々の暮らしに内在する清潔への欲望を、矛先をずらしながら示し、循環的な営みを問い直している。主な個展に「Clean up 1. 2. 3.」(Art Center Onging、東京、2009)、「Polishing Housing」(monné porte、長崎、2009)。

◎足立 元 Adachi Gen
美術史家。日本学術振興会特別研究員PD(2010年より)。女子美術大学非常勤講師。東京芸術大学大学院博士課程修了。専門は日本近現代美術史。主な著作に、博士論文「近代日本の前衛芸術と社会思想」(2008年)、「小野佐世男―逆説の漫画家・空談家」(2009年)、「解説 螺旋のアヴァンギャルド―「『美術』受容史」の受容史」(2010年)。


●《ライフ/ハッキング》考察|山城大督 × 服部浩之 and more!!
本プロジェクトにおいて、あらゆる物流システムを活用しインスタレーション作品を構想する山城。多彩なゲストと共に「ライフ/生活」における様々なハッキング法について考察する。

◎山城大督 Yamashiro Daisuke
1983年大阪生まれ。美術家。東京藝術大学映像研究科博士後期課程在籍。映像と写真等のドキュメンテーションを使い「移動/同期/習合」をテーマに作品を展開。主な作品に広島市内の住宅街を舞台に50人のピアニストが参加した同時多発自宅演奏コンサート「Time flows to everyone at the same time.」がある。近年では、「Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)」などのコラボレーションワークも手掛る。http://www.yamashirodaisuke.com/

◎服部浩之 Hattori Hiroyuki
1978年愛知県生まれ。学芸員/建築家。早稲田大学大学院理工学研究科修了(建築学)。秋吉台国際芸術村を経て、現在国際芸術センター青森に所属。2007年より山城大督と山口市に住居スペースMaemachi Art Center(MAC)を立ち上げる。そして、2009年には青森市内に寄生型プロジェクトスペースMidori Art Center(MAC)@ ホテル山上を設立。MACは基本来訪者のゆるい受け皿で、飲み会やパーティを基軸とし、たまに展覧会・レクチャー・ワークショップなどを実施している。


●報復のメディア|藤井 光
総理大臣の記者会見の一部オープン化が始まった。メディアの独立性と多用性を確保する事で、アートに何が起るのか?

◎藤井 光 Fujii Hikaru
1976年東京都生まれ。同地在住。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。フランスでメディア・アーティストとして活動を始めるが、2005年帰国以降、現代日本の社会政治状況を直截的に扱う表現活動へと転換。社会運動と芸術の関わりについて制作および研究を行なっている。


●タイトル未定|CAMP
未定。詳細はCAMPのサイト(http://ca-mp.blogspot.com/)か「東京生活転回法(仮)」のサイトをご確認ください。

◎CAMP
アーティストやキュレーター、ディレクター、批評家、研究者、学生などと関わりながら、トークイベントや展覧会、パーティーなどを主に東京で開催しています。CAMPの目的は同時代のアートについて考えることです。


●「ソウル生活転回法」長内綾子(Survivart コーディネーター)
東京生活転回法(仮)の概要説明につづき、お隣の国、韓国・ソウルでみつけた、いくつかの事例を紹介予定。(4月上旬のリサーチ訪問より)

◎長内綾子 Osanai Ayako
1976年北海道生まれ。フリーランス・デザイナー。2003年4月渋谷川再生をテーマとしたアートイベント「川遊び×SHIBUYAscape」を主宰。そこで知り合った岩井優らと共に2004年Survivart(サバイバート)を共同設立。2008年よりCAMPの運営スタッフのほか、日韓交流展「POINT」(ソウル, 2008 / 京都, 2010)や「Re:Membering」(ソウル, 2009)ではアシスタント・キュレーターを務めた。2010年は、中央線エリアの新しいアートプロジェクトTERATOTERAや3331 Arts Chiyodaのコーディーネーターとしても活動中。


●トーキョーが、こわい。|樋口貞幸
「アサヒ・アートスクエア・パートナーシッププロジェクト2010」の説明半分、アートNPOリンクの活動半分、残りの余力でフリートークを。

◎樋口貞幸 Higuchi Sadayuki
フリーランス・アートアドミニストレーター。1999年ARTS STAFF NETWORKを設立。以降、さまざまなアートイベント、舞台公演などの企画制作協力やボランティアコーディネートなどを行う。2003年、第1回全国アートNPOフォーラムin神戸の事務局に関わったことを機にアートNPOリンクの事務局を担う。2006年1月にNPO法人アートNPOリンク発足、引き続き事務局長に就任。ほか、ナムラ・アート・ミーティングやNPO法人子どもとアーティストの出会いなどの事務局を担当している。



●アサヒ・アートスクエア・パートナーシッププロジェクト2010について
アサヒ・アートスクエアは、「未来文化の創造」「市民とアートのつなぎ手」「地域文化への着目、地域への広がり」という3つのテーマに沿って、さまざまなアートプグラムに取り組んでいます。2010年は、公募によって選ばれたパートナーと共に、新たなプログラムを実施致します。どうぞご期待ください。

●Survivartとは?
2004年11月に始動したSurvivart(サバイバート)は、厳しい現実を「超えて生きる(ラテン語/SUR+vivere:超えて+生きるの意)」ため、多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成されている集団です。
これまで、「『お金が全てじゃない』から、『お金のことを考える』」をテーマに、日本の芸術・表現の場で語ることを敬遠されがちだった「お金」というキーワードに正面から取り組み、展覧会、対話空間、アーティスト支援、イベントなど、コミュニティのネットワークを重視したプログラムを多数開催してきました。
活動開始から、およそ5年経った2010年、今一度原点に立ち返り、名前の由来でもある「Survivart」をプラクティカルに実践する機会として、本企画を開催。ぜひ、この半年間に渡る活動にご期待ください。

★関心のある方の参加・協働、大歓迎
この企画は、同時代に生きる多くの方々との協働によって、企画そのものも自在に変形していくことを前提としています。思想/アイディア/労働問わず、様々な形での参加を広く募集しておりますので、興味・関心のある方は、毎月行う事前イベントに、ぜひ足をお運び下さい。
また、メールによるお問い合わせも随時受け付けております。氏名、年齢、所属、志望動機と共に、関心事ややってみたいこと等を明記し、<aas(at)survivart.net>まで送信してください。


主催/お問い合わせ:Survivart(サバイバート)
Email: aas(at)survivart.net ※(at)を@に変えて送信してください。
http://asakusa.survivart.net
http://twitter.com/survivart

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  • 2010年04月25日 (日) 集合10:00〜解散22:00、途中入退場自由
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