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開催終了3/6(金)上野千鶴子氏講演会(インドネシアからの介護福祉士・看護師)

詳細

2009年03月04日 04:49 更新

日本インドネシアNGOネットワーク(JANNI)」と
東京女子大学大学院文学研究科社会学専攻共催の講演会
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  「高齢化社会とインドネシア Part. II
       外国人労働者が入るとケアの現場はどうかわるか?」

●日時:2009年3月6日(金)午後3時〜5時(午後2時半開場)

●場所:東京女子大学  9号館 9102号室
      〒167-8585 東京都杉並区善福寺2-6-1 
      Tel. 03-5382-6340  
   地図:http://office.twcu.ac.jp/info/access.html

●講師:上野千鶴子さん(東京大学大学院人文社会系研究科教授)

   ○背景説明:松野明久
         (JANNI代表、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授)
   ○コメンテーター:染谷俶子
         (東京女子大学大学院文学研究科社会学専攻教授、老年社会学)
   ○司会:古沢希代子
         (JANNI運営委員・東京女子大学大学院文学研究科社会学専攻准教授)

●資料代: 500円 (JANNI正会員 300円) 
      ※学生無料(学生証提示)


●講座の内容
高い関心を集めた昨年6月のシンポジウムに続き、
EPA(経済連携協定)によるインドネシア人・フィリピン人看護師・介護士候補者来日を
考える第2弾企画です。

少子高齢化がすすむ日本。看護も介護も人手が足りません。
現場の待遇改善が叫ばれる一方、日本政府はEPA(経済連携協定)による
インドネシア人・フィリピン人看護師・介護士候補者の受け入れを決定しました。
昨年8月に来日したインドネシア人候補者は日本での研修を終え、
この1月には各施設で働き始めています。
フィリピン人候補者はこれから募集となります。

いよいよ本格的に外国人労働力のケア部門への受け入れが始まりますが、
私たちはこの事態をどう考えるべきでしょうか。
そして、どのような姿勢でのぞめばよいのでしょうか。

今回は、このところケア(介護)について
活発に研究・発信されている社会学者の上野千鶴子さんをお迎えして、
この問題を考えていきたいと思います。

コメンテーターは高齢者問題が専門の染谷俶子東京女子大教授です。
東京女子大学・杉並区教育委員会共催の2007年度杉並区内大学公開講座
「少子高齢時代の高齢者と家族」全6回の講師をされています。


[解説]なぜ、看護・介護(ケア)に外国人が?その問題点は?
EPA(経済連携協定)は、経済活動促進のため、2国間で関税引き下げ、
投資環境の整備、労働者の移動などについて定めるものです。
インドネシアとのEPAは2008年5月に、フィリピンととのEPAは2008年10月に批准されました。
この2国とのEPAで大きな話題となっているのが看護師・介護福祉士候補者です。
この措置の背景には、
看護・介護の現場が慢性的な労働力不足に悩んでいるという日本の事情と、
自国での雇用機会が不足しているため
労働者を外国に送り出したいインドネシアやフィリピンの事情があります。

看護師をめざす場合は3年以内に、
介護福祉士をめざす場合は4年後に国家試験を受けて合格する必要があります。
合格すればそのまま就労が認められ、不合格の場合は帰国となります。
医療・介護施設側は積極的に受け入れるところと慎重なところがあります。
インドネシア人側は給与が高く(インドネシアと比べて)、
先進的な技術が学べる日本での職場に期待してます。

この制度には考えるべき点がいろいろとあります。
まず、労働力不足と言われてますが、看護師の数は実際は少なくなく
出産・子育て後の職場復帰がサポートされていないため「不足」が生じていること、
介護報酬手当てが不十分で若い介護士が結婚等を機にやめていっていることがあります。
これらの問題を放置したまま「安価な」外国人労働力でこれを埋めてしまっていいのかどうか。

また、これまでさまざまな問題が指摘されてきた外国人研修生の事例から、
果たして外国人労働者を日本人と平等に扱う仕組みができているのかどうか。
給与は日本人並みと定められているが、それは守られるのか。
日本語能力が壁となって、看護・介護の現場でも底辺雑用係となり、
低賃金で短期ローテーションの労働力と化してしまわないか。
そして、実際、どれくらいの人が国家試験に合格する展望があるのか。

今回の講演会は、とくにケアの現場で何か起こるのかを具体的に考えてみたいと思います。


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上野千鶴子さんプロフィール
ジェンダー研究を専門とする社会学者。フェミニズムで現代社会をするどく分析。
「家父長制と資本制」「近代家族の成立と終焉」などの難いテーマから
「スカートの下の劇場」といったソフトなテーマの本まで多数の著作がある。
最近は「老いる準備―介護することされること」(2005)、
「おひとりさまの老後」(2007)など高齢者問題について研究・発言も多い。

<参考文献>
上野千鶴子 「ケアの社会学 第12章 ふたたびケア労働をめぐって
 グローバリゼーションとケア」『季刊at』14号(2008年、太田出版)、
上野千鶴子・立岩真也「討議 労働としてのケア:介護保険の未来」
 『現代思想』(2009年2月号、青土社)。

<上野さんからのメッセージ>
外国人のケア・ワーカーで日本の介護現場はどう変わるでしょうか。
外国人ワーカーはどこに配置され、労働条件はどうなり、
利用者はどんな反応をすることになるでしょうか。
シミュレーションしてみたいと思います。


●東京女子大学への行き方:(http://office.twcu.ac.jp/info/access.html)
・西荻窪駅(JR中央線・総武線、東京メトロ東西線乗り入れ)から、
北口より徒歩12分、北口(1番のりば)より吉祥寺駅行バスで「東京女子大前」下車
・吉祥寺駅(JR中央線・総武線、京王井の頭線)から、
北口(3番のりば)より西荻窪駅行バスで「東京女子大前」下車
・上石神井駅(西武新宿線)から、南口より西荻窪駅行バスで「地蔵坂上」下車、徒歩5分


●お問い合わせ
日本インドネシアNGOネットワーク(JANNI)
東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル5階
Tel. 03-5818-0507 Email: janni@jca.apc.org
:http://www.jca.apc.org/~janni/

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  • 2009年03月06日 (金) 午後3時〜5時
  • 東京都 東京女子大学(西荻窪)
  • 2009年03月06日 (金) 締切
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