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開催終了【余興】ショートストーリー

詳細

2007年02月17日 11:15 更新

本格的なRPGをやるにはまだ準備に時間がかかりそうなので、余興としてショートストーリーを立ち上げます。
ダイスもキャラシーも使わない、ノリが勝負です(笑)
お時間があるときに書き込んで参加してください。

今のところの登場人物(2・17)

<プレイヤー>

「王子」
基本的に失礼キャラを目指す。

「クロト」
エ○い脇役を目指す。

「みかん星人」
超常現象フリーク

<NPC>

「桐生」
国立逢魔ヶ谷研究所の所長。車で事故にあって困り抜いているところをPCたちに助けられる。白髪の紳士。

「馬溝さくら」
研究所の事務員。小柄だがよく動き回る、パワフルな一面も。目のくりっとしたかわいい系の女の子。

「ハワード・ストリンガー」
体格のいい英国人。研究所に資材を納入している。日本語は怪しいが、いい人らしい。

「日影好夫」
存在感の薄い、医療機器関連メーカーの営業マン。いい人らしい。

「小野寺涼子」
研究所の研究員。
ちょっと女王様風w

「Dr吉田」
研究所の研究員。
自身の研究室で、死体となって発見される。

「新堂」
Dr吉田の助手。
死体の第一発見者。

<設定関連>

「逢魔ヶ谷」
N県にある、特殊な磁場を持つ地域。住民はほとんどおらず、電子機器に異常をきたす恐れがあるため、航空機もこのあたりの空域は避けるという。昔大規模な戦があって、古戦場としても知られているらしい。

「国立逢魔ヶ谷研究所」
逢魔ヶ谷の特殊な環境を調べるために設立された、国立の研究施設。最近では逢魔ヶ谷の環境を利用した研究なども盛んに行われているらしい。

コメント(95)

  • [56] mixiユーザー

    2007年02月09日 20:54

    研究棟ってのはそこから行くのかい?
    寂しくなってきたので車をとめてそちらへ向かおう。
  • [57] mixiユーザー

    2007年02月09日 22:14

    まあまあ、ちとお待ち下さい。>みかん星人さん

    ということで、王子さんとクロトさんの二人が、みかん星人さんを呼びにいくと。
    それにしても、宿代まで払ってくれるって、一体どんなクレームつけたんだろう(笑)

    ************
    運転席でみかん星人は、ぼんやり窓の外に目をやっていた。

    雨はあいかわらず、すさまじい勢いで降り注いでいる。
    とはいえ、車を停めてある場所は屋根があるので、直接大量の雨を浴びるということはない。
    それでも風に煽られ吹き込んでくる雨は、水滴となってフロントガラスに尾を引いている。

    しばらく経って、ふとみかん星人は、目の前の林が光っているのに気づいた。

    まさかそんな・・・。
    よく目を凝らして見てみたが、確かに林の中に光る何ものかがある。
    それはぼうっと光を浮かび上がらせ、突然ぱっと消える。
    そうかと思えば、またぼうっと光りはじめる。
    (なんだ? 人がいるのか? こんな雨の中に!?)

    目が慣れてくると、はっきりわかる。
    確かに光が発生している。
    それは規則正しく揺れ動き、一定のタイミングで光ったり消えたりを繰り返している。

    はっきりいって、不気味である。
    だが、その不気味さが、超常現象好きのみかん星人の感性をゆすぶるのも、また確かなことだ。
    もっとよく見ようと車を降りようとしたとき、クロトと王子がみかん星人のことを迎えに来てくれた。

    「どうしたの?」
    二人は訝しげな顔をしている。
    「いや・・・」
    言い差して、みかん星人が林を見ると、光は完全に消えてしまっていた。

    「うーん。そっちの方で何かが光っていたような気がしたんだ」
    そう言われ、二人は林の方に目を向けるが、特に何も、変わった様子は見つけられない。
    「気のせいじゃない? それか幽霊。あはは。それよりもさ、桐生さんが食料をわけてくれるっていうから、一緒にいこうぜ」
    クロトと王子は、建物内部で今あった経緯を多少説明した。

    「うん、まあじゃあ、行こうかね」
    みかん星人は、そう言いつつも、名残惜しそうに林の中へ目を向ける。
    「それにしてもなあ。絶対光ってたんだけどなあ」
    「まあいいじゃんか。それよりも行こう」

    何とも釈然としないが、他の二人につれられて、みかん星人も建物へと向かった。
  • [58] mixiユーザー

    2007年02月10日 06:26

    研究棟の食堂へは、建物間をつなぐ連絡通路で行くことができた。
    道々、研究所のことについて、桐生が君たちに説明してくれる。

    この敷地内に建物は三つ。
    一つは、君たちが入ってきた「ホテル」と呼ばれる建物。
    これは外来者用の、受付兼宿泊施設としての機能を備えている。
    宿泊用の部屋は、それほど豪華でないものの、ビジネスホテルと変わらないつくりになっているという。

    それと反対に、研究所の関係者の住む建物が、「マンション」と呼ばれている建物だ。
    研究員の家族なども暮らしていて、日常品や衣類、食料品などのマーケットもある。居酒屋やカラオケボックスなんてのもあって、さながら一つの街が建物の中に凝縮されているようなものだ。

    三つ目がメイン施設。
    今から君たちが向かうところだけど、「ラボ」と呼ばれている研究棟だ。
  • [60] mixiユーザー

    2007年02月10日 22:05

    これだけの施設だったら本当にここだけで生活できるな。
    「うーん、怪しげな麻雀もいいけど、未知なる研究も大変に興味深いなあ。」
  • [61] mixiユーザー

    2007年02月11日 10:37

    まあ、ある意味、閉鎖的な空間なのかもしれないけどね。

    さて、ではとりあず腹ごしらえだね。
    先ほどの受付の女の子も、君たちについてきてくれるよ。「簡単なものでよかったら、私が用意しますよぉ」と。
    通いの調理師さんが、天候が悪化する前にと帰ってしまっているので、その代わりに、ということらしい。

    ちなみにこの子、名前を馬溝さくらという。研究所の常駐事務員だ。
    目のくりっとした、よく表情の変わる快活な女の子で、肩ぐらいまで髪をのばしているのだけど、非常に活動的な印象を与える。年齢はまだしかと確認していないけどw、20代前半だろうと思われる。
    ちなみに麻雀は、「あんまり知らないです〜」だそうな。

    食堂につくと、すでに先客が二人いた。
    一人は体格のいい、金髪の外国人。もう一人は、しょぼくれた感じの日本人。二人とも男性で、スーツを着込んでいる。

    君たちを見かけると、外国人の方がばかでかい声で話しかけてくる。
    「OH! 社長サン! オ帰リトナッテオワスカ!」
    片言・・・というより、非常に怪しい日本語だ。
    「心配デアッタト言ウ他アリマセン!」

    桐生はちょっと気圧されながらも礼を述べる。
    「あ、ああ、どうもありがとう。ストリンガーさんも、まだ残っていらしたんですね。多分もう、道も通れなくなってしまっていると思うのですが。。。」
    「ソレニツイテハ、心配ゴ無用ト申サネバ、ナラナイデショウ! 会社ニハ連絡アリマシタ!」

    ハワード・ストリンガー、というのがこの怪しい外国人の名前だそうな。英国人で、研究員が彼から資材を仕入れている関係から、よく研究所にも泊りがけで来るらしい。
    「日本語は怪しいけど、、、すごくいい人なんですよ」
    桐生とハワードのやりとりを横目に、さくらがこっそり君たちに教えてくれる。

    ハワードとの会話に疲れたのか、桐生がもう一人の男に声をかける。
    「日影さんも、大丈夫なのですか?」
    日影、と呼ばれた男性は、弱々しい声で答える。
    「ええ・・・僕はもともと、泊りがけでくる予定でしたので・・・」

    この男、日影好夫(ひかげよしお)は、医療機器関連メーカーの営業マンで、これまた研究所には常連らしい。
    「とってもいい人なんですよ。たまに声が聞き取りにくいんですけど。。。」
    とはさくら嬢。

    聞くと、二人ともまだ食事をとっておらず、食堂に来たはいいものの、誰もいないので途方にくれていたんだそうな。
    「じゃあ、みなさんの分、何か用意しますね!」

    さくらが笑顔で申し出ると、
    「サクラチャン! ベリープリティーノウエ、大変ヤサシクテ、私ハ感動シカ見ツカラナイデアリマショウ! 結婚シテクダサイ!」
    「・・・あの、すみません。ありがとうございます。いつもご迷惑おかけしてすみません・・・」
    と、二人とも大喜び(?)だ。
  • [63] mixiユーザー

    2007年02月11日 12:22

    長くなってすみません!

    *************

    「さくらちゃんが作ってくれるなら、私もいただこうかしら」
    突然の女性の声に、食堂にいた人間はいっせいに振り返る。
    入ってきたのは一人の女性だ。

    白衣を着ていることから、この研究所の人間であろうと思われた。すらりとした長身の女性で、あまり大きくはない黒縁の眼鏡をかけている。目と口元にちょっと高圧的な笑みが浮かんでいるのだが、それがちっとも嫌味ではなく、むしろ自然で、かつ美しくもあった。

    背中のなかほどまで伸びているまっすぐな黒髪は、彼女の白い肌と対照的で、実に印象深い。白衣の下に着ている赤いシルクのシャツと、その下からのぞく黒真珠のチョーカーが、彼女の存在感を一層引き立てていた。

    「涼子先生!」
    さくらが嬉しそうに声をかける。
    「涼子先生もまだなんですか? スパゲッティ茹でようと思うんですけど、それでいいですか?」

    『涼子先生』は心持ち優しげな笑顔になった。
    「大歓迎よ。さくらちゃんのスパゲッティなら、毎日でもいただきたいわ」
    「そんな風に言ってもらえると嬉しいです〜」
    「本当よ」
    ・・・この間、何となく圧倒されて黙っていた男性人の沈黙を一番に破ったのは、英国人ハワードだった。

    「小野寺センセー、今日モ実ニ美シイト断言セネバナラナイデスネ! イッショニゴ飯、光栄デゴザイマショウ!」
    涼子先生は、打って変わって冷ややかな眼差しをハワードに返した。

    「あら、ストリンガーさん。まだいらしたのね。お願いしておいた機材の発注は、どうなったのかしら」
    言葉に詰まったハワードは、慌てて言い繕う。
    「ア、アレハ、大丈夫ト言ワセテイタダクデショウ! 先ホド本社ニ連絡アリマシタ!」
    「そう。ならいいけど」
    言いながら、ハワードから一番離れた場所に座る。

    ほどなく、さくらのつくってくれたオイル風味のボンゴレと、ちょっと辛味を強く効かせたアラビアータが、これでもかというくらい大量に大皿に盛られ、テーブルに並べられる。サラダとスープがついている。
    「スープはインスタントなんです。すみません」
    ぺろっと舌を出してさくらが詫びたが、まあ、文句を言う人間は誰もいないだろう。

    君たちも、それぞれ席について食事をはじめるよ。
  • [64] mixiユーザー

    2007年02月11日 12:24

    >クロトさん
    ストリンガー氏は研究員ではなく、まあ納入業者の営業マンってところでしょうね。
    こんな怪しげな日本語の営業マンってのも、どうかとは思いますが(笑)
    まあ、外国の商社の人とでも思ってください。
  • [66] mixiユーザー

    2007年02月13日 05:48

    ストリンガー、日影、涼子先生に自己紹介とここに来た経緯を話してから涼子先生の研究について聞いてみる。
    もちろんパスタをモリモリ食べながら。
    基本的には営業には興味なし。
  • [67] mixiユーザー

    2007年02月13日 12:27

    部屋にいこうか、ってのはさくらちゃんに対してですよね。

    **************
    「オーケーハニー、部屋にいこうか?」
    クロトの誘いにさくらは笑顔で、
    「そうですね〜。また今度」
    さらりとかわす。
    もちろん半ば冗談だったはずなのに、クロトの胸には寂しさが残った。

    「どんな研究をしてるんですか?」
    王子の質問に、涼子先生はちらりと迷惑そうな表情を見せたが、すぐに気を取り直したようで、
    「まあ、分野でいうと化学ね」
    「化学?」
    「そう。中でも私の研究分野は、生化学と呼ばれることもあるわ。生命体の活動を化学的な手法を用いて分析するの。逢魔ヶ谷は特異な環境だから、実験対象として興味深い試料が多いのよ」
    「試料・・・」
    「爬虫類とか、結構面白いのがいるわよ」
    「・・・・」
    あまり食事中には聞かないほうがいい話題なのかもしれない。

    何となく食堂に気まずい雰囲気が流れた、そのとき。
    白衣を着た男が、部屋に慌てて駆け込んできた。
    「しょ、所長、ここにいらしたんですか。大変なんです!」

    ・・・男の顔は、血の気が引いて真っ青になっていた。
  • [68] mixiユーザー

    2007年02月13日 20:46

    「なんだなんだ?せっかくこんなに素晴らしいパスタにありつけたのに。
    まさか超凶暴な実験体が逃げ回ったとか映画みたいな話じゃないだろうね・・・」
    隣の王子とクロトにボソッとぼやく。
  • [69] mixiユーザー

    2007年02月13日 22:05

    かなりバイオな森の仲間たちが僕らを迎えてくれるのかしら?
    しかし、我関せずモリモリモリモリ…。
  • [70] mixiユーザー

    2007年02月14日 11:02

    さすが、いい勘してますね。
    一部正解、かな?w

    **************
    「どうしたんだい?」
    桐生はことさらゆっくりと言った。
    慌てる相手の男を落ち着かせようと思ったものか。
    「それが・・・!」
    男は次の言葉が見つからず、絶句してしまう。
    食堂のみんなが見守る中、男はやっとのことで声を絞り出した。
    「それが、Dr吉田が、死んで、いや、殺されているんです」

    死んでいる、のではなく、殺されている。
    言い直したその意味の重さに、君たちはしばらく気づくことができなかった。それは食堂にいたみんなも、同じだったかもしれない。
    桐生が、我に返ったように叫んだ。
    「ど、どいうことだ!」
    「わ、わかりません」
    男は半分泣きべそをかいている。

    「現場ハドコダト言エマスカ」
    ハワードが相変わらず怪しい日本語で、男にたずねる。
    「ご、ご自分の研究室です」
    桐生がうなずく。
    「とにかく、行ってみましょう」

    とりあえずこの場の君たち以外の全員が現場に向かうみたいだけど、君たちはどうする?
  • [72] mixiユーザー

    2007年02月14日 13:27

    僕は行くー。現場だ現場。
    わくわく。
  • [73] mixiユーザー

    2007年02月14日 18:10

    とりあえず人の流れにのまれて現場に行こう!
  • [74] mixiユーザー

    2007年02月15日 02:40

    >クロトさん
    ひとりぼっちの食堂で新たな犠牲者が…。



    なんてね☆
  • [76] mixiユーザー

    2007年02月15日 13:00

    了解です。
    では、クロトさんだけ食堂に残ると。

    *****************
    食堂にひとり、クロトを残し、一同ばたばたと研究所の中を走っていく。
    途中何人かの研究員らしき人とすれ違った。
    「なんだなんだ」と興味深げな視線を投げかけてくる者もいたが、今のところDr吉田が殺害された事件は、君たちのみしか知らない。

    研究室に入ると、死体はすぐ目の前に倒れていた。
    Dr吉田は、中年の男性だった。刃物のようなもので切り裂かれたのか、胸や腹からおびただしい出血をしていて、死体の下のカーペットはどす黒く染まっていた。顔は恐怖と苦痛の表情を浮かべたままで硬直している。
    正直、気の弱いものならその場で吐き出してしまうだろう、凄惨な光景だった。

    「こりゃあ、ひどいですね。。。」
    絶句していた君たちの沈黙を破ったのは、日影だった。
    そっと死体に近付いていく。
    「お、おい、あんた・・・!」
    誰かが咎めたが、
    「大丈夫ですよ。。。ちょっと見てみるだけで、荒らしたりはしません」
    言いながら、傷の様子などを観察しはじめた。

    「そうとうひどくやられていますね。でも、刃物で切られた、という感じじゃない。そう、肉食獣の爪や牙で切り裂かれたような。。。ほら、右手も同じような感じで、これは食い千切られてますね。出血も、すごそうでいてそうでもない。もしかしたら死因はショック死なのかもしれません。。。」
    小声で、ぼそぼそ解説をする。

    「あ、医療機器の会社なんで、一応いろいろ勉強してるんですよ」
    みんなの視線に気づいたのか、日影は言い訳めいたことを言ったが、気色悪そうな印象に拍車をかけただけのようだった。
  • [77] mixiユーザー

    2007年02月15日 22:42

    凄惨な現場を見て呆然とする。
    ふっと頭によぎるのは、殺されたというのならば犯人はどこに?
    「桐生さんこれは一体・・・」

  • [78] mixiユーザー

    2007年02月16日 02:05

    「肉食獣って…。そもそも大人のそれも男性を襲えるほどの獣がここに、この研究所にはいるんですか!」
    そもそも虎とかライオン・狼以外は陸上では襲えたりしないよねぇ。水中だったらワニとかもあるだろうけども。
    とか言いつつこの部屋の辺りを見回してみる。特に床を重点的に。哺乳類だったら毛なんか落ちていてもよさそうだからね。
  • [79] mixiユーザー

    2007年02月16日 07:49

    >王子さん
    冴えまくってますね(笑)

    ***************
    みかん星人と王子の反応は、この場のみんなの気持ちを代弁しているといえるだろう。
    だが、桐生も有効な答えを持っているわけではなかった。
    「いや、、、こんな、、、まさか、、、」
    ただただ、呆然とするばかりだ。

    王子が床の辺りを見回すと、はたして獣の毛らしきものがあちこちに落ちている。
    何しろ、人間の腕を食い千切るほどの相手だ。王子の頭に、体長数メートルあるような肉食獣のシルエットがよぎる。

    床を見回して、もうひとつ重要なことに気づく。
    血痕が死体傍から窓のほうにむかって、点々と続いているのだ。そして開け放たれた窓のところで消えている。

    Dr吉田を殺害した何者かは、窓から逃げたということなのだろうか?
    だが、誰の目にもそれは不可能なことのように思われた。
    何しろこの部屋は、13階に位置しているのだ。
  • [80] mixiユーザー

    2007年02月16日 17:40

    脱出経路もそうだけども侵入経路も気になるね。
    高層建築の中を猛獣がのしのし歩いてるってのも
    異様な光景だろうし。
    そんな状況なら目撃者だっていてもおかしくないだろうし。
    逆にゼロだった場合はそれはそれで何か作為的な
    ものも感じるし。
    そもそもこれは事故なのか殺人なのかどちらなんだろう?
    ダイイングメッセージ的なものはないのかね?
  • [81] mixiユーザー

    2007年02月16日 21:21

    そもそも侵入などしていなくて元からこの部屋になにかがいたというのはどうだろうか。
  • [82] mixiユーザー

    2007年02月16日 22:41

    >みかん星人
    『すべてがFになる』のアレね。
    Dr吉田が飼育・研究していた生き物が逃げ出したと。
    その可能性も否定はできないねぇ。
    いろいろな可能性はそう考えるとたくさんあるよね。
    実はDr吉田はキメラの研究をしていてキメラが逃走を
    図るためDr吉田を殺害、窓から飛んで逃げた…とか。

    とりあえずは情報が少なすぎるねぇ。
    ・入り口の施錠有無。
    ・発見者が状況を発見した理由。
    ・Dr吉田が何を研究していたのか。
  • [83] mixiユーザー

    2007年02月17日 11:13

    ダイイングメッセージか。
    Dr吉田が手に何か握っているのは見て取れる。さすがに手を開いてみるという無謀なことはできないし、死体にも触りたくないだろうから、パッと見だけどね。
    握っているのは、やはり動物の毛のようなものだと思われるよ。
    床にちらばっているものと同じようなものだね。

    「所長、警察には連絡しました。ただ、この状況ですから、こちらに来られるのはいつになるかわからないらしくて。。。」
    いつの間にか姿を消していたさくらが戻ってきて、桐生に報告をした。
    桐生はうめくように、
    「なんてことだ・・・」
    と呪うように言ったが、ふと気を取り直したように、
    「いや、さくらちゃん、連絡してくれてありがとう」
    と礼を述べた。
    さくらはかぶりを振る。
    「いえ、警察の方も、なるべく急ぐとは言ってくれてました。・・・それにしても、こんなことって。。。」
    一瞬、みなが押し黙る。

    ただ、警察にも通報できたということで、多少心の余裕が生まれたのも確かだ。自然と注目が発見者に集まる。

    発見者は新堂という男性だった。
    君たちにDr吉田のことを知らせてきた人だね。
    Dr吉田の助手をしているとのことだ。

    「最近、先生は一人で研究室にこもることが多かったんです」
    新堂は言い訳でもするかのように言った。
    「ここ数日は、とくにそんな感じで。僕は標本室で標本の整理をしたりしていました。それも一息ついたので、何か用事はないかと、先生の研究室にうかがったんです」

    「そのとき、鍵はかかっていたんですか?」
    王子の問いに、新堂はうなずく。
    「はい。普段から研究室に鍵などかけていませんから。普通に開きました。そうしたら・・・」
    「死体があったってわけか。。。」
    絶句してしまった新堂のあとをみかん星人が続ける。

    「Dr吉田は、どんな研究をしていたんですか?」
    王子が再びたずねると、新堂はちらりと涼子先生の方を見た。
    「生体化学です。。。あの、小野寺先生と同じような」
    びくびくしている新堂に、涼子先生は艶やかな笑みをおくる。
    「あら、あまり一緒にしてほしくないわね」
    「す、すみません」
    「冗談よ」

    君たちの間に、桐生が割ってはいる。
    「Dr吉田の研究内容と、このことが関係あるというのですか?」
    非難しているような口調ではなかったが、王子は肩をすくめるしかなかった。
    「わかりません。でもひとつ言えるのは、状況がわからないと僕たちだって危険だってことです」
    考えてみればあたりまえのことだが。

    「研究所ノ皆サン、避難シタホウガイイトイエルデショウネ」
    「とはいえ、いったいどこに避難しろといえば。。。」
    「・・・あの、とりあえず鍵をかけて、部屋にこもるとかした方がいいのでは。。。」
    「まず、この部屋から出ません?」

    みんながいっせいに話し始める中、新堂がたまりかねたように叫んだ。
    「あ、あの!」
    ふたたび、新堂に注目が集まる。
    「関係ないかもしれないのですが、ちょっと前から変な手紙が届いていたんです」
    「変な手紙?」
    「それが・・・犯行予告状なんです」

    「も、もしかして、殺人の?」
    恐る恐るみかん星人がたずねると、新堂はかぶりを振った。
    「いえ、あるものを盗み出すという、、、あの、幻影魔術団から。。。」
  • [84] mixiユーザー

    2007年02月17日 12:00

    またまた話が急転してきたねぇ。
    「なんですか?その幻影魔術団って」
    今は自分らの身の危険を考えるといろいろ情報を聞き出したいけども、よくよく考えると食料が豊富に備蓄している食堂にクロトくんを置いてきたのって結構危険なんじゃないかしら?
    仮にも猛獣が研究所を徘徊してるわけだし。
  • [85] mixiユーザー

    2007年02月17日 22:12

    なんだなんだ?その怪しげな団体は。あるものってのは一体なんだい?
  • [86] mixiユーザー

    2007年02月20日 12:19

    幻影魔術団というのは、君たちも新聞やテレビで耳にしたことがあるよ。
    美術品や貴金属を狙う窃盗団で、最近よく世間を騒がせているからね。
    この窃盗団のユニークさは、ミステリー小説みたいに、わざわざ犯行予告を送りつけるところにある。
    この前も、とある美術館に展示されていた、世界一大きなサファイアをあしらった宝冠が、この幻影魔術団に狙われ、まんまと盗み出されている。

    人数構成は不明。国籍も不明。
    ただ、日本での犯行が他の国における犯行と比べ群を抜いて多いので、日本人なのではないかと予想するむきもある。

    もちろん犯罪者たちなんだけど、犯行予告を送りつけるというお茶目さと、犯行にあたっては誰も傷つけたことがないというスマートさ、何より狙った獲物は必ず手に入れ、雲か霧のように消え失せてしまうミステリアスさで、世の中には彼らをアイドルか何かのように扱って、騒ぎ立てている人もいるよ。

    新堂の話では、そんな幻影魔術団を名乗る犯行予告状が、Dr吉田のところに届けられていたのだという。
  • [87] mixiユーザー

    2007年02月20日 13:38

    その幻影魔術団がこんなへんぴな研究所になんのようなの?
    どちらかって言うと研究機密なんて興味になさそうな団だけども。
  • [88] mixiユーザー

    2007年02月21日 10:12

    >王子さん
    もっともな疑問ですね。

    ******************:
    「それで、その『幻影魔術団』は、何を盗むって言ってきたんですか?」
    新堂のもったいぶったような言い方に多少苛つきながら、王子はたずねた。
    新堂は相変わらずおどおどした態度で、
    「え、ええ。先生が最近、研究材料として入手された、ガラスの板です」

    「ガラス板?」
    拍子抜けしたような感じでみかん星人が言うと、新堂は、
    「も、もちろん、ただのガラス板ではないのです。なんでもだいぶ以前に中東の方で発掘されたもので、紀元前の地層から見つかったと聞いています」
    「そんな珍しいものなんですかあ?」
    さくらが不思議そうにたずねた。
    「ええ、珍しいといえば、これほど珍しいものもないと思います」

    新堂の話は、まるでSF小説のようだった。
    「まず、先ほどガラス板と言いましたが、正確には『ガラス板に見えるもの』です。現代のどんなガラスの組成とも一致しない。人工的につくられたものであることは確かなんですが、紀元前の地層からこんなものが発掘されるのは、どう考えてもありえない。こういうのをオーなんとかって言うそうですが。。。」
    「なんで、そんなものを生化学の学者さんが?」
    「その。。。僕もよくわからないのですが、そのガラス板を透過させて有機物に放射線をあてると、通常とはまったく違った反応をするんだそうなんです」
    「違った反応?」
    「え、ええ。いろいろありますが、際立っているのは形質変化です。硬質化したり、巨大化したり。。。」
  • [89] mixiユーザー

    2007年02月21日 11:26

    ははぁ〜ん読めたぞ。
    吉田は実験でそのガラスでねずみかなんかで実験したんだけども予想外にそのねずみが大きくなっちゃっておろおろしてたら襲われておおねずみはそのまま窓から壁伝いに逃げたと。
    ちょっと飛躍しすぎかな?

    で、そのガラスってのは今ここにあるのかね?
    それからこのガラスが研究所に来てどれくらい経つの?
    それと新堂ってのはここは長いの?
  • [90] mixiユーザー

    2007年02月21日 21:43

    「ガラス板?」
    ガラス板のオーパーツが出たなんて聞いたこともないぞ。こりゃすごい。しかもそのモノ自体を研究してるのではなく別な分野で応用されてるなんてなんてことだ!
    有機物が巨大化?そういえばこの谷の話でもそんな事言ってたな・・・

    今、この場で新堂が予告状をだすってことはそのことは所長も初耳なのかな?
    はたして幻影魔術団と吉田死亡事件は関連性はあるのか!?
  • [91] mixiユーザー

    2007年09月09日 13:22

    唐突な再開(笑)

    オーパーツなんて言葉がさっくり出てくるのは、さすが超常現象フリークですね。>みかん星人さん

    **************

    予告状なんて話は初耳の桐生が、咎めるように言う。
    「その、予告状が届いたっていうのは、正確にはどれくらい前なんだね?」
    新堂はすっかりビクついている。
    「は、はい、1か月前くらいだと思います。。。Dr吉田は、どうせ悪戯だからとりあわなくていい、と」
    桐生は顔をゆがめ、それからため息をついた。
    「まったく。。。」

    みかん星人はその間、何となく本棚を眺めていたが、ふと妙なことに気づく。
    本棚の一画が、生化学をやっている先生のものとは思えないような蔵書で占められているのだ。
    ほとんどが洋書なんで、よくわからないものも多いが、どうやら「Lycanthrope」について書かれた本が多く集められているらしい。

  • [92] mixiユーザー

    2007年09月09日 14:06

    「『Lycanthrope』、『Werewolf』、ずいぶんオカルティックなものにご執心だったのね」
    ぼけーっと本棚を眺めていたみかん星人は、背後からいきなりの声にびっくりと振り返る。
    すぐ後ろには涼子先生が立っている。
    悪戯っぽい、それでいて妖艶な笑みを浮かべている。
    「もしそれがDr吉田の死因だとしたら・・・運命って美しいと思わない?」

    (お、思わない? って言われても。。。)
    みかん星人が返答に窮していると、涼子先生は打って変わった優しい笑みをつくる。
    「冗談よ」
  • [93] mixiユーザー

    2007年09月10日 01:50

    おお!ようやく復帰だね。
    復帰したなら復帰したよメールくらい送りなさいよ。
    すっかりノーマークで読み飛ばすとこでしたwww

    しかし獣人・ガラス板ってのはつながりがあるのかね?
    今のとこは情報不足すぎてわからんが。

    「で、そのガラス板は今どこにあるんですか?」

    もし研究室にあるのならとりあえずはその幻影魔術団が
    この殺人に関わっている可能性は低いだろうし。
    ない場合、殺人はガラス板がなくなってから起きたのか
    それともガラス板を奪うためにDr.吉田は殺されたのか
    その辺りがきになるところだねぇ。
    要は、殺人犯=窃盗犯に必ずしもなる訳ではないからね。
  • [94] mixiユーザー

    2007年09月11日 21:37

    唐突な再開なんで、誰にも気づかれなかったら、それはそれで運命かと(笑)

    ****************

    研究室からつながっている部屋が実験室になっているんだけど、そこに置いてある実験設備に組み込まれていたガラス板はなくなっていた。
    もっとも、実験設備はめちゃくちゃに破壊されていて、王子たちには本当にそこに例のガラス板があったのかわからないくらいだったが。

    「確かになくなっています。ガラス板に見えますが、実際にはよほどのことがないかぎり壊れないくらいの強度がありましたから。一緒に壊れてしまったってことはありえない」
    新堂が強く主張する。
    そこまで断言されると、皆もその言葉に間違いがないように思わされた。
    だが、別の疑問も浮かんでくるのだ。

    「そのガラス板みたいなものって、何なんでしょうね」
    誰かの問いかけに、新堂はうつむきかぶりふった。
    「わかりません。Dr吉田は『賢者の石』と呼んでいましたが・・・」
    ますますオカルトじみてくる話に、一同は苦笑するしかなかった。
  • [95] mixiユーザー

    2007年09月11日 22:28

    涼子先生に翻弄されつつも
    「賢者の石だって?なんかとんでもない話になってるなあ。でもそんな凄いものがもし実際あったとしたら、殺してでも奪い取る。なんて連中もいるんじゃあないのか」
mixiユーザー
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