●BOREDOMS(V∞REDOMS) ヤマタカEYヨが中心となって1986年に結成。当初から実験的なアプローチで明らかに異彩を放っていた。88年ソニック・ユースと当時のNYアンダーグランド・シーンの最先端に位置する来日公演で共演。彼らはボアダムスのステージに衝撃を受け、その名は一気にアメリカにも知れ渡る。88年インディーレーベル“セルフィッシュ”からファースト・アルバム「恐山のストゥージズ狂」をリリース。翌89年にはセカンド・アルバム「ソウル・ディスチャージ'99」と、日本国内でも確実に高い評価を得るようになっていった。92年サード・アルバム「POP TATARI」をメジャーレーベルのWEAからリリース。日本音楽業界に少なからず衝撃を与えた。それまでの既存概念を軽々と打ち破るボアダムスの音楽や存在が十分理解認識されている環境とはいえなかったが、アメリカツアーをきっかけに93年アメリカでも「POP TATARI」をWarner Brothersからリリース。同年、「WOW2」をリリース。5枚目「CHOCOLATE SYNTHESIZER」ではロック文脈に縛られない自由で開放的な表現、理性的でプリミティブなサウンドは多くの若い世代を捕らえ、音楽関係者の称賛を浴びた。その後も国内外で精力的な活動を続け、実験的な精神に満ちあふれた「SUPER ROOTS」をシリーズ化し、常に新しいモノに挑戦し続けていた。98年に歴史的名盤「SUPER ARE」を発表。翌99年にはさらに押し進めた「VISION CREATION NEWSUN」をリリース。サン・コンシャスな意識が一層高まる。2001年V∞REDOMSとしてドラム3台とDJの形態で円く輪を組み演奏すると言う、ボアダムスの核を追求していく形態を始めていく中、フジロックや国内外のフェスティバルでも活躍中。2004年には「SEADRUM / HOUSE OF SUN」をリリース。ボアダムスは20年にわたる活動の中で様々な音楽や文化を消化し、浄化して、力強く、衝撃的で美しい活力にあふれた音楽へと変え続けている。
●監督:川口潤 SPACE SHOWER TV/SEPを経て2000年に独立。親交のあるアーティストを中心に映像記録、制作に励み、プロモーションビデオの演出も多数*。今作が初の劇場公開作品となる。映画監督/甲斐田祐輔と共にKATHMANDU TRIO PRODUCTIONの発足、運営にも携わる。 * 主な作品「eastern youth / その残像と残響音」「envy / transfovista」「Chara / LIVE LIFE」「Kosmic Renaissance / LIVE IN TOKYO」(全てDVD)その他TWIGY、THA BLUE HERBのPVなど