●1948年6月4日、キューバのハバナ生まれ。5歳でソプラノ・サックスを、7歳でベニー・グッドマンを見てクラリネットも始め、10歳でナショナル・シアター・オーケストラと共演。12歳になるとハバナ音楽院に入学し、クラリネット、作曲、和声学など体系的に学習。17歳で国立管弦楽団のソリストに抜擢されるなど神童としてならした。’67年に兵役を終え、革新派ばかりのキューバ現代音楽楽団(オルケスタ・クバーナ・デ・ムシカ・モデルナ)に参加し、’70年に同楽団の指揮者に就任。73年は、同楽団の発展解消に伴って、8人編成のグループ“イラケレ”を結成し、チューチョ・ヴァルデスやアルトゥーロ・サンドヴァルらと中心人物として活躍。クロスオーヴァー&フュージョン・ブームが佳境に入った’79年に、グラミーの最優秀ラテン・レコーディング賞を獲得し、その反響を背に’80年にアメリカに亡命。ニューヨークを拠点にソロ活動を始めた。’81年に大手コロムビアから『Blowin'』でメジャー・デビューし、’87年まで毎年1枚の好ペースでアルバムをリリース。’88年からディジー・ガレスピーの国連ビッグ・バンドの正員となり、アフロ・キューバンの指南役として貢献。’91年にカーネギー・ホールから特別功労賞を授与されるなどして、ニューヨークでの地歩を固めることに。そこからの’90年代は、ジャズやラテンに加え、クラシックの分野にも進出し、ロンドン交響楽団やプエルト・リコ交響楽団と公演するほか、チェンバー・ジャズ・アンサンブルなどで幅広く活躍。’96年のアルバム『Portraits of Cuba』で自己名義初のグラミーを受賞し、広く勇名を馳せた。以来、“イラケレ”の作品、ヨー・ヨー・マとの共演作を入れ4つのグラミーを獲得し、’00年に新設されたラテン・グラミーでも5度ウィナーとなり、ラテン・クロスオーヴァー最先鋒の道を切り開いてきた。最新作は『Jazz-Clazz』(Timba Records/海外盤)。来日するのは、’08年9月に小曽根真のモーツァルト・コンサートに客演して以来約1年ぶりだが、ブルーノート東京に出演するのは’94年以来待望15年ぶりになる。オフィシャル・サイトは「http://www.paquitodrivera.com/」。
2009 11/6fri.-11/9mon. Showtimes : 7:00 p.m. & 9:30 p.m. ※11/7sat.、11/8sun.は 1st Show : Open5:00p.m. Start6:00p.m. 2nd Show : Open8:00p.m. Start8:45p.m.
Paquito D'Rivera(sax, cl) パキート・デリヴェラ(サックス、クラリネット) Diego Urcola(tp, tb) ディエゴ・ウルコラ(トランペット、トロンボーン) Alex Brown(p) アレックス・ブラウン(ピアノ) Oscar Stagnaro(b) オスカー・スタグナーロ(ベース) Mark Walker(ds) マーク・ウォーカー(ドラムス)