告知失礼致します。

contrarede presents
"THE MOON PULLS ON THE TIDE"
8月14日（木）渋谷 O-nest
FIVE STAR MUSICAL GROUP (Pakistan)/KEIJI HAINO PERCUSSION SOLO (Japan)
open 19:00／start 19:30 前売予約 2,500円
※入場は100人限定とさせていただきますのでお早めにお申し込み下さい
予約受付 電話 03-3462-4420 (O-nest)
メール epistula@contrarede.com (contrarede)

------FIVE STAR MUSICAL GROUP (Pakistan)------
サギール・アフマ : 歌、ドール(樽型の両面太鼓),シュヘナーイー : ダブルリードのチャルメラ ,ムハンマド・アスガル : 歌、チムター(火ばさみ型の金属製楽器),サフィール・シャハザード : ドール(両面太鼓)

サギール・アフマドは1969年パキスタン・パンジャーブ州の生まれ。父バシール・ア
フマドに師事し、12歳でサーイーン・アミール・アリー・サルカールをまつる聖廟の命
日祭で演奏。聖者の子孫を「彼の演奏ほど、イスラームと聖者の愛の教えに相応しい音
楽はいまだかつて聴いたことがない」と驚嘆させた。ドール奏者の故マンシャー・ムハ
ンマド・シャリーフ、さらにタブラ奏者アルターフ・フサインに師事。パキスタンを代
表するドール奏者（ドーリー）として、 1999年にオランダや中国でも演奏。2004年
米ハーバード大学で開催されるセミナーでの演奏メンバーにも選抜されている。また、
ムハンマド・アスガルは、熟達したチムター奏者として知られる。

ドーリーとは？　もともと「ドールを扱う人」という意味があり、イスラム神秘主義の
聖者が眠るダルガー（聖者廟）で、木曜日の晩やウルス（聖者の命日祭）などの祭りの
際に、ダンマール（恍惚舞踏）を誘う職業的音楽集団のこと。ドール（樽型の両面太
鼓）の鼓手が２名対になって多様なリズムを叩き、チムター（大きな火ばさみ型の体鳴
楽器）やシャーへナイ（ダブルリードのチャルメラ状の楽器）や歌と共に、参詣者や精
神的師弟関係のある半プロフェッショナルなダンサーを陶酔へと導く。

KEIJI HAINO PERCUSSION SOLO (Japan)
灰野敬二：パーカッション

1952年千葉県生まれ。ドアーズの「When The Music Is Over」に衝撃を受け、音楽
を始める。1970年に日本初の即興ヴォーカルを用いたロック・トリオ「ロスト・ア
ラーフ」を結成、1974年に解散。 1978年に最初のリーダー・グループであり、ジャ
ズの方法論をハード・ロックに持ち込んだとも形容されるユニット「不失者」を結成。
1981年、ヴォーカルとギターによる初のソロ・アルバム『わたしだけ？』を発表。
1988年頃からソロ・パーカッションのパフォーマンスを始め、リズムと間と呼吸への
独自の思索を最も直接的に反映した表現として、舞踏にもなぞらえられる。1990年代
以降は、日本のみならず海外でも頻繁に演奏活動を行い、デレク・ベイリー、バール・
フィリップス、ジョン・ゾーン、ローレン・マザケイン・コナーズ、サーストン・ムー
ア、ジム・オルークらとも共演。日本を代表する前衛音楽家としての評価を確立する。
ソロ、不失者の他にも、60年代を中心とした洋邦のポップスや童謡を「本来あるべき姿
で」甦らせる「哀秘謡」、三上寛・石塚俊明とのトリオ「VAJRA（バサラ）」、吉田達
也・ナスノミツルとのトリオ「サンヘドリン」、秋田昌美とのデュオ「KIKURI」をはじ
め、数多くのプロジェクトや即興セッションを通じて飽くなき探求を続けてい