２５日金曜日１８時半から浅見さんがシテをやります。


『百萬』作・世阿弥　

前売り４，５００円

みんなで応援に行きましょう。

代々木能舞台　渋谷区代々木４−３６−１４
都営新宿線　初台駅徒歩７分



　〜あらすじ〜

子ども（子方）を連れた吉野の者（ワキ）が嵯峨の清涼寺の大念仏にやってくる。門前の物（アイ）に何かおもしろいものを見せてほしいと頼むと、百萬という女物狂がよいであろうと念仏を唱えだした。すると百萬（シテ）が現れ、門前の者の念仏が下手だと言って退け、自ら念仏を唱えだす。。百萬は念仏を唱え、物狂いの状態の中で子を思う気持ちを述べ、仏に祈る。〈笹の段〉　子供が吉野の者に百萬は自分の母であると言うので、吉野のものは百萬に物狂いになった理由を尋ねる。百萬は奈良の都で夫と死別し、たった一人のわが子とも生き別れになった次第を語り、「法楽（ほうらく）の舞」を舞う。そして奈良からの旅のことを述べ、清涼寺の本尊の釈迦如来を讃える。群集の中にわが子を探し祈る百萬の姿を見た吉野の者は子どもを百萬に会わせる。再会を果たした百萬は喜びの涙にむせび、親子連れだって奈良の都へと帰っていく。