サイボトロンのローディーを勤めた後、1986年に<Metroplex>からファースト・シングル「Goodbye Kiss」をリリース。その後も<Simply Soul>から「Night Creeping」、<430West>から「Inequality」、<RedPlanet>からマッド・マイクと共に「Sex in Zero Gravity」など、ファンキーで独特の浮遊感を持ったテック・ハウスを次々に発表していく。
近年では2003年自身のレーベル<City Boy>から「Beat Down Sounds」を発表し第三世代以降のデトロイト・フォロワーからの支持を集め、昨年は<Submerge>より二十年以上にも及ぶキャリアの集大成とも言える「Welcome To My World」を発表している。また、自身のレーベル<City Boy Music>の子会社として、新プロダクション<DETROIT WAX>をNiko Marksと共に2007年にスタート。更なる精力的な活動が期待されている。
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THE ANCIENT A.K.A. ABDUL QADIM HAQQ (THIRD EARTH VISUAL ARTS/UNDERGROUND RESISTANCE) 1989年デトロイト・テクノ ミュージックをグラフィック・アートで表現するアーティストとして活動開始。1990年より、URのオリジナルメンバーとして、Underground Resistance/Submerge/Planet E/R&S/Transmat/Maurizio等のレコード、CDジャケットデザインなどを多岐に渡り数多く残してきた。
また、Derrick May, Juan Atkins等とも親交が深く、彼らの作品にVisualのみならず多大な影響を与えている。P-FUNKにペドロ・ベルがいたように、UNDERGROUND RESISTANCEにはハックがいる。