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開催終了6/12 日仏学院でブルターニュのケルト・デュオと対バン

詳細

2008年05月24日 06:04 更新


「伝統と現代性、都市に流れるトラッド」 -Bugel Koar & Quikion -
http://www.institut.jp/agenda/evenement.php?evt_id=964
2008.6.12(木) open 19:00 start 19:30
前売2000円 予約/当日2500円 1ドリンク付
会場、予約:東京日仏学院ラ・ブラスリー 03-5206-2741 http://www.institut.jp/apropos/acces.php
問合、前売:東京日仏学院(飯田橋) 03-5206-2500
協力: POSEIDON www.poseidon.jp

*Bugel Koar
Marthe Vassalo: vo
Philippe Ollivier: bandoneon, accordion

伝統と現代性が交差する瞬間。フランス西端、ケルト文化の秘境の地ブルターニュより、バンドネオンのタンゴのリズムに乗ってブルトン語の歌姫がやってくる。伝統文化がこれほどまでに洗練されたものだとは、一体、誰が知り得ただろうか!
http://bugel-koar.stalig.com/

discography
-Ar Solier
-Nebaon

*キキオン QUIKION
十時由紀子 Totoki Yukiko: vocal, concertina
小熊英二 Oguma Eiji: guitar, bouzouki
佐々木絵実 Sasaki Emi: accordion

アコースティックトリオによる、美しい魔法の音の玉手箱。キキオンは、世界各地のトラッドに影響を受けつつも、世界中のどこにもない音楽を紡ぎ出しています。CDの近作3枚はフランスでも発売されました。
http://homepage2.nifty.com.fhifan/

discography
-エスカルゴ・ビアンコ (1999)
-ZOO(十時由紀子ソロCD 1999)
-夜のハープ (2001)
-ハレルヤ (2002) 2006年にボーナス付再発 POSEIDON/Musea
-断食月 (2004) POSEIDON/Musea
-キキオン+リズマ・クノムバス ライブ (2005) DVD: POSEIDON
-カプリッツォ (2008) POSEIDON/Musea

*キキオンとBugel Koalは音楽的に大変意気投合していて、ライブ当日は興味深いコラボレーションも行われる予定です。

関連イベント
Fest Noz 「フランス ブルターニュの伝統、音楽とダンスの祝祭」
2008年6月13日 18:00開場、終電の時刻まで(ブルターニュ文化の紹介)
2008年6月14日 13:00開場 14:30~19:30(演奏) QUIKION, Loened Fall, Bugel Koar ほか
無料
場所:慶應大学日吉校舎内 来往舎
主催:慶應大学
問合:patochanul@mac.com (fran?ais) / kr@hc.cc.keio.ac.jp (日本語)
info web: http://www.rond-point-prod.com

コメント(3)

  • [1] mixiユーザー

    2008年05月28日 01:59

    音場舎の北里さんが、Bugel Koarについて解説を書いてくださいました。
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=797722958&owner_id=1141377
    博識かつ的確にバンドの魅力を伝えています。
  • [2] mixiユーザー

    2008年06月04日 02:55

    来日を控えて、Bubel Koarに関する論評がいくつか出てきました。

    Rotters' Paper
    http://members2.jcom.home.ne.jp/takayuki-tomi/page026.html
    クラン・コラ
    http://blog.livedoor.jp/yosoys/archives/51028814.html
  • [3] mixiユーザー

    2008年06月09日 00:01

    12日の公演を前にして、国内でリハーサルが行われました。小熊さんがレポートを書いてくださいました。

    キキオン、ブーゲル・コールと初リハ      小熊英二(キキオン、ギタリスト)

     6月7日、午後5時45分。中野の公民館の音楽スタジオにて、ブルターニュのバンド、ブーゲル・コールのフィリップさんと午後10時まで初リハ。12日に日仏学院で、キキオンとタイバンするのにくわえ、両バンドが共演する曲を、それぞれの持ち曲から3曲ずつ選んで、計6曲の豪華共演をやろうということになっている。そのために、譜面や歌詞の交換もメールのやりとり(ヴォーカリストの十時なんかけっこう夜明けまで譜面書いたりして大変だった)でやってきた。今日は、その初顔合わせのリハである。

     今回はブーゲル・コールのヴォーカルのマルトさんはおらず、彼女との合同リハは本番の前日の11日にやることになっている。その前に、バンドネオン他を担当でサウンド面のカギを握るフィリップさんと音合わせというわけである。

     フィリップさんは、今回の来日のセッティングにあたってくれたフランス人のパトリスさんと、フランス哲学を研究しつつマイノリティ文化と音楽に造詣の深い黒木朋興さんとのお二人と一緒に、スタジオに登場。われわれミュージシャンどうしは、双方ともうまいとはいいがたい英語で会話しつつ、行き詰まると黒木さんらが適宜フランス語で通訳してくれる。ありがたや。
     まずはやりやすい曲から行こうということで、キキオンのインスト曲から開始(曲名は12日まで内緒)。フィリップさんはボタン式の小さなかわいい鍵盤ハーモニカで前奏をつけ、佳境に入るとバンドネオンに持ちかえる。うーん、さすがのプレイ。ややこしいインストを見事にこなし、こちらの蛇腹楽器二台の合間をぬっての効果的演奏。2回くらい演奏してOK。

     それから、キキオンのヴォーカル付き曲で、フィリップさんが「これはむずかしかった。賞をもらいたいくらいだ」という曲をバンドネオンで共演。「むずかしかった」って? 見事な演奏じゃないの。これも一回演奏して、多少の問題点を詰めて、2回めの演奏でOK。
     つぎに、ブーゲル・コールの即興的要素のつよい曲にとりくむ。これはヴォーカルのマルトさんがいないと完全にはできないが、雰囲気を確かめる。私はブズーキとギターの両方を持っていって、二回の演奏で両方を弾いて、どっちがいいかと聞いたところ、パトリス・黒木両氏をはじめみなが「ブズーキのほうがいい」ということで一致。
    次にキキオンの静かなヴォーカル入り曲。10年ぶりくらいに演奏する昔の曲だが、彼らがCDを聞いて気にいったそうでやることになった。これは2回ほど演奏したあと、フィリップ氏はギターの独奏だけ録音していった。帰って練習するとのこと。演奏力もすごいけど、努力を欠かさない人だなあ。

     ここまでで8時すぎ。休み&夕食タイムで、パトリスさんは帰宅、われわれは十時が買ってきてくれたパン類、フィリップ・黒木さんは寿司を食べながら雑談。フィリップさんは、この中野のスタジオにくるまでに、新宿のヨドバシカメラで、音楽用電子機器を42万円分も買いこんだのだそうだ。日本のほうが入手しやすくて安いということだったが、ほんと、いい音楽をつくるためならお金も惜しまない人なのね。
     それから、ブーゲル・コールの残り2曲をともに演奏。他のメンバーはともかく、私は共演になれてないし、うち1曲は直前まであれこれ試して悩んだあげく今日の午後になって思いついたアイデアを試したという段階。フィリップさんは、それでも「OK、OK」と言いつつ、不適当なところは的確に注意してくれ、何とか合格点まで持っていったところで10時になった。

     11日にマルトさんとまた合同リハをしないと仕上がらないが、まずはうまくいきそうな感じ。本番が若干の不安とともに、楽しみ。マルトさんも、キキオンの曲の一部を日本語歌詞で歌う練習をしたり、ブルターニュトラッドをキキオンの曲にはさみこむ案を練ったりしているそうだ。
     それにしても、やっぱりホンモノのミュージシャンというのは、こういうものかなと思った。事前の譜面交換のていねいさといい、本番のリハを限られた来日期間で2回もやることといい、プレイが見事でありながら謙虚でユーモアがあるところといい、優しい姿勢ながら締めるところはピシッと締めるところといい、もうさすがという感じ。いい音楽をつくるためには努力を惜しまないのに、むだな見栄や突っ張りは全然ない。一銭にもならないのに、最後までつきあって通訳してくれた黒木さんにも感謝。こういう人たちが準備して演奏するんだから、12日はいいライブになるだろう。見に来ないと損。
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