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開催終了第2回関西P2P勉強会のお知らせ

詳細

2008年03月27日 18:03 更新

第2回関西P2P勉強会を下記の日程で行います。
皆様、お誘い合わせの上、是非ご参加ください。

□日時: 2008年3月29日 13:30-17:30

□場所: キャンパスプラザ京都6F 大学院共同サテライト 第2講習室
http://www.jarl.com/kcwa/2005/kyanpas.html

□参加費:無料

□当日スケジュール
13:00- 準備
13:15- 開場
13:30- 開会の挨拶 (木浦)

13:35-14:20 「構造化オーバレイ Skip Graph と PIAX における活用」
(株) BBR CTO 吉田 幹

構造化オーバレイの中でも non-DHT として分類される Skip Graph について、
その特徴とアルゴリズムの紹介をする。Skip Graph は、Skip Listと呼ばれる
検索技術をP2Pネットワークに応用した構造化オーバレイで、DHTと同等のスケ
ーラビリティを持つだけでなく、範囲検索にも威力を発揮する。本講演では、
この Skip Graph が、DHTや地理的検索、さらには多次元範囲検索に応用でき
ることを、PIAX における実装を交えて紹介する。

14:20-15:05 「幾何学的な接続経路を持つP2Pドロネーネットワークについて」
関西大学 奥 智照

幾何学におけるドロネー図をP2Pネットワークに適用したP2Pドロネーネットワー
クについて、その構成アルゴリズムと特徴について紹介する。さらに、
Skip Graphの構造をP2Pドロネーネットワークに適用することにより、2次元
平面上を低いHOP数で結ぶことが可能にし、スケーラビリティを持つだけでなく、
範囲探索への応用についても解説する。

15:05-15:15(休憩)

15:15-16:00 「Inside Bamboo DHT」
大阪市立大学 藤田昭人
(講演内容については現在調節中です)


16:00-16:45 「Network Aware OverlayとNetwork Coordinate」
同志社大学 木浦正博

近年のオーバーレイ研究では、データの検索やダウンロードの高速化のために、
実ネットワークの状態を考慮する方法が盛んに研究されている。本講演では、
これまでのオーバーレイ研究とその分類について紹介するとともに、
オーバーレイにおいて実ネットワークの状態を考慮するためのアルゴリズムである
Network Coordinateとその例について解説する。またNetwork Coordinateの一つ
であるVivaldiを用いた実験結果などについても紹介する。

16:45-17:30 「P2P手法によるインターネットノードの階層的クラスタリング」
大阪市立大学 上田達也

インターネット上のノードを距離に基づいてクラスタリングすることができる
と、様々なネットワークアプリケーションで有用である。本講演ではインター
ネット上のノード集合をP2P方式を用いて階層的にクラスタリングする手法につ
いて考察する。

17:30- 後片付け

□備考
■定員
会場の関係上、講師の方々を除いて
定員は30名となります。(変更の可能性あり)
31人目以降はキャンセル待ちとなります。

■懇親会
当日は勉強会終了後、懇親会を予定しております。
詳しい内容につきましては、決定し次第追記いたします。
注意)
下記の参加フォームは現在懇親会の参加を
受け付けているものではありません。
「勉強会に参加したい」という方は、参加ボタンを押してください。

■ボランティア
当日のボランティアを募集します。
希望者は当日13時に会場にお集まりください。
受付等の簡単な軽作業です。

以上、よろしくお願いいたします。

コメント(11)

  • [3] mixiユーザー

    2008年02月23日 23:57

    参加させていただきたいです。
    よろしくお願いします。
  • [4] mixiユーザー

    2008年03月17日 19:11

    皆さん、ありがとうございます。
    講演者の皆さんの講演タイトルおよび講演概要は現在調整しております。
    まもなく公開いたしますので、今しばらくお待ちください。
  • [5] mixiユーザー

    2008年03月25日 16:58

    参加します。よろしくお願いします。
  • [6] mixiユーザー

    2008年03月26日 12:13

    エントリーしますー(ひーひー
  • [7] mixiユーザー

    2008年03月27日 17:52

    講演内容を追加しました。
    また、参加費は無料となっております。
    以上、よろしくお願いいたします。
  • [9] mixiユーザー

    2008年03月30日 01:35

    たいへん濃いーい勉強会となりました。

    出席者11名。
    参加者がほぼ内輪であることをいいことに、時間無制限の勉強会になりました。
    4時間の講演時間が約3時間延びて、ほぼ7時間に。
    某Y先生のつっこみが冴え渡っていました。
    私の方のコメントは以下の通りです。

    奥くん:
    研究内容を分かりやすく説明するところで、(私も含め)先輩連中にしごかれてました。
    階層化ドロネーがどういう場面で真価を発揮するか、をかっこよく説明することが宿題になったようです。
    中味はしっかりしているので、後はどう明解に説明するかだけ。
    分散排他制御は共通の問題でしたね。

    藤田さん:
    で、これからどうするの、に全員の関心が。
    GCを自作するのはやめれ、とか、これでJavaが分かったんだからやっぱりJavaでいいんじゃないの、とか言われたい放題。
    さて、明日はどっち?
    個人的には、SEDAをAsyncCoreに置き換える必要があった(全stageを1スレッドで処理したかった)に興味があった。この辺はY先生も指摘。

    木浦くん:
    Vivaldiのやり方に対するY先生の疑問が的を得ていた。
    今のインターネットはスケールフリーとかスモールワールドとかいうように、スター状のリンク構造が随処にある構造。これを2or4次元空間にマップできるとは思えない。
    結局、うまく行っているというのは、結果オーライの話ではないのか?
    うまく行っている理由が説明できるとかっこいい。
    重力を加味することについてのY先生の解説は面白かった。
    これを加味しないと、各ノードの絶対座標が次第にずれていく。

    上田さん:
    階層化クラスタリングにおける引越しアルゴリズムは面白かったし、大変込み入った処理なんだなあと思った。
    実測データを使ったシミュレーションの苦労もよく分かった。
    (Inet-3.0, Merdian Framework の例も今後ためになる話)
    階層化クラスタリングって、引いて見ると Skip Graphに見えてくるのは今日の収穫か。

    最後に、本日の共通テーマを再発見。
    「地理的オーバレイを四角または三角で作ろう。そして、SkipGraphのやり方で階層化しよう」

    みなさん、長時間に渡り、どうもお疲れ様でした。
  • [10] mixiユーザー

    2008年03月30日 01:45

    これも書いておかねば。
    今日のMacBook Air 人口率 2/11
  • [11] mixiユーザー

    2008年03月30日 03:47

    kibayosさん、レポートありがとうございます。
    皆様お疲れ様でした。

    今回は、人数が少し少なくどうなることかと思いましたが、
    その分、白熱した議論ができたのではないでしょうか?
    20時すぎまでお付き合いくださいました皆さん、ありがとうございました。
mixiユーザー
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  • 2008年03月29日 (土) 13:15開場 13:30開会
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  • 2008年03月28日 (金) 締切
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