チープかつ安易な企画。
「日本最強銭湯」との呼び声の高い船岡温泉を擁する京都の下宿としか表現できない空間で大学生活５年間を過ごした私は嫌が応にも銭湯に親しみ、銭湯を愛するようになった。
今でも週二回は通う近所の銭湯の湯船の中で、なせだか東京の銭湯は恐ろしく熱いのでゆっくりとつかるという訳にはいかないのではあるが、「そういえば東京の銭湯巡りやってないなあ」と突然思いついた次第である。
はたして東京に名銭湯はあるのか、ないのか。
なんと北千住に２軒それらしきものがあるではないか、一部では「キングオブ銭湯」と呼ばれる大黒湯、「キングオブ縁側」のタカラ湯、すばらしいラインナップ。
別に某M田氏を訪問する折に、試してくればいいのであるが、関東と関西との銭湯様式の違い、滅び行く銭湯建築を体験するのも文化部的活動の一環といえるのではないかと思う次第であります。
安易かつチープな企画なので別に日を選ぶことはないが、もう少し暖かくなってからのがいいね。
銭湯二軒はしごして日本最古の居酒屋「千住大橋」で軽く乾杯。