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開催終了現代版リアル蟹工船『フツーの仕事がしたい』上映会

詳細

2008年09月15日 01:40 更新

プロレタリア文学の名作、『蟹工船』がブームになっています。
非正規労働の拡大やワーキングプアの増大など、現代の過酷な労働が『蟹工船』と重ね合わされ、若者に反響を呼んでいます。

そんななか、一つのドキュメンタリーが完成し、「現代の『蟹工船』」と注目を集めています。
それが、『フツーの仕事がしたい』です。

この作品が描くのは、バラセメント(セメントの粉)を輸送する運転手、皆倉さんの姿です。
1日19時間の長時間労働、危険な過積載、個人請負、過労による事故や病気…
殺人的な労働条件のなかで、彼はユニオンに加入して闘う道を選びます。
脅迫や重病などの困難を乗り越えて、ユニオンの仲間と共に成果を勝ち取るまでが記録されています。

今回のイベントでは、この『フツーの仕事がしたい』の上映の他に、監督の土屋トカチさんと『蟹工船』ブームの立役者でもある作家の雨宮処凛さんのトークを行います。本作の制作の裏話や、『蟹工船』の共通点、『蟹工船』がなぜ今流行るのかをお話しいただきます。

ぜひご来場下さい。

■イベント概要
 日  時:9/28(日)14:00〜16:30
 場  所:T’s SALON 2Fイベントスペース
      東京都渋谷区渋谷1-6-8 渋谷井上ビル2F(JR・京王井の頭線渋谷駅より徒歩5分)
 タイトル:現代版リアル蟹工船『フツーの仕事がしたい』上映会
 内  容:映画『フツーの仕事がしたい』上映、雨宮処凜さん&土屋トカチ監督トークショー
 入 場 料:1000円

■タイムテーブル
 13:30 開場
 14:00 開始/主催者あいさつ
 14:05 監督あいさつ
 14:10 映画『フツーの仕事がしたい』(2008年制作)上映
 15:20 休憩
 15:30 雨宮処凛さん&土屋トカチ監督トークショー
 16:20 主催者あいさつ
 16:30 終了  ※イベント後、懇親会を予定

■上映作品紹介(公式ブログ:http://nomalabor.exblog.jp/
 〜あらすじ〜
皆倉信和さん(36歳)は、根っからの車好き。
高校卒業後、運送関係の仕事ばかりを転々とし、現在はセメント輸送運転手として働いている。
しかし、月552時間にも及ぶ労働時間ゆえ、家に帰れない日々が続き、心体ともにボロボロな状態。 「会社が赤字だから」と賃金も一方的に下がった。
生活に限界を感じた皆倉さんは、藁にもすがる思いで、ユニオン(労働組合)の扉を叩く。
ところが彼を待っていたのは、会社ぐるみのユニオン脱退工作だった。
生き残るための闘いが、否が応でも始まった。

 「フツーの仕事がしたい」
撮影・編集・監督・ナレーション:土屋トカチ
出演:皆倉信和
取材協力:全日本建設運輸連帯労働組合、皆倉タエ、皆倉光弘
ナレーション:申嘉美
音楽:マーガレットズロース「ここでうたえ」 (アルバム「DODODO」より オッフォンレコード)
制作:白浜台映像事務所/映像グループローポジション
配給・宣伝:フツーの仕事がしたいの普及がしたい会
宣伝協力:ポレポレ東中野
2008年/日本/DV/70分/カラー

■作品に対するコメント
◆雨宮処凛(あまみや・かりん)さん
「震えるほどの怒りと、それ以上の感動をもらった。映画の中、何度も一緒に怒り、泣き、笑った。フツーに働き、フツーに生きることが困難となってしまった21世紀。それを取り戻すための尊厳をかけた闘いの記録に、ものすごく大きな勇気をもらった。」

◆土屋トカチ(つちや・とかち)さん
「現代日本人にとって鏡のような映画に、仕上げることができたと思います。「フツーの仕事がしたい」は、あなたにとって、どのように映るでしょう。」

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  • 2008年09月28日 (日) 14時〜
  • 東京都 渋谷
  • 2008年09月28日 (日) 締切
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参加者
1人