新宿にありますカウンセリングルーム「こころスペース奏（かなで）」を運営しておりますkanadeです。

12月、1月に『こころサポートセミナー』の第12弾、13弾として、児童虐待に関する講座を開催しますのでお知らせ致します。

昨年に引き続き、児童虐待問題に造詣の深い田中先生、高橋先生をお迎えしています。

児童虐待問題は傷つけられた子どもの支援、傷つけてしまう親の支援、両方が必要です。

ですが、とても難しい問題であり、その支援の仕方を間違えてしまうと
さらに相手を傷つけてしまう恐れもあります。
このセミナーを通して、正しい支援の方法について皆様と共に学びを深めていきたいと思います。



こころサポートセミナー第12弾
　
　『今、わたしができる被虐児支援?
　　　　〜こころのアンカーポイントを知ろう〜』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
アンカーポイントとは
船が錨をおろして止まる「係留地」のこと
人のこころに例えるなら
「常に立ち返る原点」といったところでしょうか
こころのアンカーポイントの存在は
気持ちや行動のふり幅に大きく影響します
虐待を受けたこども達にとってのアンカーポイントはどんなものでしょうか
支援者はそのポイントに立って役割を担うことができるでしょうか
昨年に引き続き、田中哲先生より
被虐待児支援の実践についてお話していただきます

【日　程】　2011年12月10日（土）
【時　間】　9：00　〜　11：30　 　
【会　場】　国立オリンピック記念青少年総合センター　センター棟304教室　
【定　員】　80名　
【参加費】　事前申込　2,500円　　当日申込　3,000円　　
【講　師】　田中　哲（都立小児総合医療センター副院長　児童精神科医）

［講師プロフィール］
1953年東京生まれ。
北海道大学医学部卒業後、北海道大学医学部精神科に入局し、
北大医学部精神科山下格(いたる)教授門下で精神医学を学ぶ。
1983年より市立札幌病院静療院児童部を中心に
児童精神科医としての臨床活動を開始。
その後北小田原病院副院長、東京都立梅ケ丘病院精神科部長・副院長を歴任し、
現在は東京都立府中小児総合医療センターの副院長を務めている。


こころサポートセミナー第13弾

　『こころの声を聴こう
　　　　　〜被虐待者に寄り添う支援』


虐待を受けたこども、
虐待を受けながら生きのびてきた大人に対し、
今さまざまな支援者がかかわりを持っています。
からだやこころに傷を負った彼らのつらさを受け止めることは、
支援者にとっても容易なプロセスではありません。
理解しようという思いが強くなるあまりに、
二次的に彼らを傷つけてしまう恐れもあります。
わたしたちは彼らのこころの声を本当に聴くことができているでしょうか？
支援の第一歩として「聴く」ということはとても大事なかかわりです。
今わたしたちはどのようなことに留意して「聴く」ことを進めていけばよいか、
被虐待児（者）支援に造詣の深い高橋和巳先生にお話を伺い
一緒に考えていきたいと思います。

【日　程】　2012年1月9日（祝・月）
【時　間】　9：00　〜　11：30　 　
【会　場】　国立オリンピック記念青少年総合センター　センター棟409教室　
【定　員】　80名　
【参加費】　事前申込　2,500円　　当日申込　3,000円　　
【講　師】　高橋　和巳（風の木クリニック院長　精神科医）

［講師プロフィール］
精神科医。医学博士。1953年生まれ。
慶應義塾大学文学部中退、福島医科大学卒業、
東京医科歯科大学神経精神科入局。
都立松沢病院にて精神科一般の他、精神科救急やアルコール専門外来、
家庭内暴力・拒食症・引きこもり等の家族問題に関ってきた。
同院精神科医長を退職後、現在は都内でクリニックを開業している。
『子は親を救うために「心の病」になる』『生まれ変わる心』『人は変われる』『新しく生きる』『心をはなれて、人はよみがえる』『心を知る技術』他著書多数。


申込方法：?セミナー名、?ご住所、?名前（ふりがな）?電話番号を
　　　　　　kanade@rc4.so-net.ne.jp まで送信してください。

振り込み方法等は詳細は下記HPをご覧ください。
http://kanade.health.officelive.com/eventseminar.aspx