mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了新東宝 幻の系譜 大宝配給作品上映会

詳細

2009年07月16日 15:23 更新

告知、失礼いたします。

新東宝が倒産し分裂して設立されたものの、僅か3ヶ月強の短命に終わった配給会社 大宝の幻の作品の上映会を行います。第一弾は『黒と赤の花びら』。
この作品は一般劇場で上映されることはまずありませんし、ソフト化やCS放送の可能性も殆どありません。この機会を逃すと次はいつ観られるか判りません。興味のある方は是非お越し下さいませ。

---------------------------------------------------------------------------

発掘!幻の大宝映画 第一弾『黒と赤の花びら』上映会のご案内

【映画配給会社 大宝とは?】
 1961年、倒産した新東宝は三つの会社に分裂する。清算会社である新東宝本社、製作部門のニッポン・アートフィルム・カンパニー(NAC 後の国際放映)、そして配給会社として1961年の9月に設立されたのが大宝であった。
だがその活動も長くは続かず、年が明けた1962年の1月の頭には大宝は業務を停止してしまう。この僅か3ヶ月強の間に大宝によって配給された作品は次の5本。

『狂熱の果て』(佐川プロ製作 監督 山際永三 1961年11月1日公開)
『黒い傷あとのブルース』(佐川プロ製作 監督 小野田嘉幹 1961年11月22日公開)
『飼育』(パレスフィルムプロ製作 監督 大島渚 1961年11月22日公開)
『大吉ぼんのう鏡』(シナリオ文芸協会製作 監督 猪俣勝人 1962年1月3日公開)
『黒と赤の花びら』(佐川プロ製作 監督 柴田吉太郎 1962年1月14日公開)

 これに経緯は判らないが大宝の業務停止後に公開されたらしい『波止場で悪魔が笑うとき』(監督 中川信夫 製作プロ・公開日不明)を加えた計6本が大宝の配給作品の全てと思われる。
 この内、大島渚の『飼育』こそフィルムの現存がはっきりしており、DVD化もされているが、あとの5本については現在新東宝作品の管理をしている国際放映にもプリントはなく、また、5本の内3本を製作された故佐川滉プロデューサーも生前フィルムの所在を探しておられたが結局見つからなかったそうである。故にこれらの大宝配給作品は既に現存しない作品と永らく思われて来たのである。

【3作品の16mmプリントを遂に発見!】
 上記の如く既に失われたと思われていた大宝配給の5作品、だが今回、遂に3本の作品の16mmプリントの所在を突き止めました!
見つかったのは『黒い傷あとのブルース』『黒と赤の花びら』そして『波止場で悪魔が笑うとき』の3作品。
 既に権利関係すらあやふやになっているこれらの作品を一般劇場でかける事は難しいかもしれません。しかし、これら幻の作品たちをスクリーンに蘇らせる為、「発掘!幻の大宝映画」と銘打って、新橋TCC試写室でのシリーズ上映を企画しました。

 先ず初回を飾るのは『黒と赤の花びら』。
この作品は天知茂主演作、7月には天知茂ご命日もあり、また今年は天知茂のデビュー60周年にも当たるとのことでそれに絡めての上映です。
二日目7/19の上映後には、この作品のチーフ助監督を務められていた山際永三監督をお招きして、当時のお話も伺います。

当然ソフト化やCS放映なども望めないこの作品、天知ファン、新東宝ファンはこの機会を逃すと今度はいつ観られるか判りません、是非、足を運んで幻の作品を堪能して下さい。
---------------------------------------------------------------------------

発掘!幻の大宝映画 第一弾!
天知茂 デビュー60周年&追悼企画
『黒と赤の花びら』
1962年 佐川プロ製作 大宝配給作品

製作:佐川滉 監督:柴田吉太郎 原案:牧源太郎 脚本:宮川一郎/柴田吉太郎
音楽:菊村紀彦 美術:宮沢計次 撮影:須藤登 助監督:山際永三
出演:天知茂/上月左知子/丹波哲郎/三原葉子/安井昌二/松尾和子/細川俊夫/大友純/沖竜次/扇町京子/松浦浪路 他

<解説>
テレビのケンちゃんシリーズで知られる柴田吉太郎監督のデビュー作にして唯一の劇場作品。脚本の宮川一郎をはじめスタッフ、キャスト共に殆どが新東宝のメンバーによって固められている。なお、同じく佐川プロ製作・大宝配給の『狂熱の果て』で一足先に監督デビューを果たしていた山際永三監督が「世話になった先輩の応援のために」と、チーフ助監督として参加している。

<あらすじ>
激流の洋上で起きた船舶遭難事故。遭難による保険金の詐欺の疑いを持った海上保険の調査官田代は調査を進めていく内に、その背後にある別の事件の存在に気がつく。
事件の真相を突き止めようと更に調査を進めていく田代であったが....。

<上映スケジュール>
7/18(土)
12:30 開場
13:00〜14:30 上映

上映カンパ金 1800円

7/19(日) 満員御礼!
12:30 開場
13:00〜14:30 上映
14:40〜15:30 トーク:ゲスト 山際永三監督

上映カンパ金 2300円

※トークショーに関しては若干時間が前後する可能性があります。また、実はこの作品の正確な上映時間が判っていません。
その為、両日共にタイムテーブルはあくまでも予定となります。ご了承ください。

<会場>
新橋TCC試写室
住所:東京都中央区銀座8丁目3番先 高速道路ビル102号
http://www.kokuei-tcc.co.jp/access.html

<ご予約>
ご予約なしの当日来場も受け付けますが、満席の場合はご入場をお断りする場合があります。確実なご鑑賞の為にはご予約をお願いします。
ご予約は下記予約受付専用フォームをご利用いただければ管理の都合上助かりますが、このトピックへのコメント、私宛へのメッセージ、もしくは下記メールアドレスへのメールでも受け付けます。お名前・日にち・人数をお書き添えの上、お申し込み下さい。

予約受付専用フォーム:http://www.nipponeiga.com/daiho/
ご予約・お問い合わせ用メールアドレス:daiho@nipponeiga.com

なお、ご予約のキャンセルは可能ですが、その場合は事前にご一報頂きたくお願いいたします。

それでは皆様のご来場、お待ちしております。

コメント(2)

  • [1] mixiユーザー

    2009年07月16日 03:27

    いよいよ開催まであと2日となりました。
    お陰様で日曜日は席が残りわずかとなりましたが、
    土曜日がまだ席に余裕がありますので、是非ご予約ください。
    よろしくお願いします!!
  • [2] mixiユーザー

    2009年07月16日 15:24

    7/19(日)の回は、お陰さまでご予約で満席となりました。
    これ以降はキャンセルのあった場合のみの受付とさせていただきます、ご了承下さい。
    なお、7/18(土)の回は、まだ若干の余裕がございますので、引き続きご予約を承っております。
mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2009年07月18日 (土) 7月19日
  • 東京都 港区新橋
  • 2009年07月18日 (土) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
2人