サンディ・コナー・スコットのドッグスポーツの経験は、４５年間に及びます。最初はオビディエンス競技から始めたのですが、リングスポーツ（訳注・警察犬訓練の原型様のもの）、麻薬検知犬、捜索救助犬、爆発物検知犬、防衛犬や牧畜犬のトレーニングなど、その経験は多岐にわたります。サンディが初めてAKCのオビディエンス競技で満点を獲得した時、彼女は若干10歳でした。その時以来、ACKオビディエンス競技では、様々なレベルで競技会最高得点賞(High-In-Trials)を獲得しています。又、彼女は、色々の犬種に、マルチタイトルを獲得させています。

　　　アメリカでは、1970年代の終わりに、食べ物／ご褒美を使い行動を修正する、あるいはシェイピングするという考え方による陽性強化法のドッグトレーニングが発展したのですが、サンディは、その先駆者の一人です。この方法論を、サンディは、全てのレベルの、全ての種類の犬のトレーニングに使ってきました。

　　　1970年代始めには、サンディは山羊牧場で、多くの牧畜犬を使って仕事をしていましたが、その後、彼女の生活の基盤は都市へ移りました。家畜との距離が遠くなったのです。その結果、彼女は、日常的に羊と接する機会のない犬達を、牧羊犬へとトレーニングする方法を発展させました。このトレーニング方法は、実働の家畜作業へ容易に移行できるものです。

　　　シープドッグトライアルの世界では、サンディは、まだ比較的初心者なのですが、彼女の豊富なドッグトレーニングの経験は、牧羊犬初級トレーナーに必要な技術の基礎となっています。サンディは初心者クラスのトライアルでの優勝を含む好成績のおかげで、最近ではナーサリー競技に参加するようになりました。いまでは広いフィールドで競技することを、心待ちにしています。

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受講対象者：不定期に（ＡＳＴＣ以外でもＯＫ）練習を積んでいるかた。
　　　　　　他のドッグスポーツと並行してチャレンジしているかた。
　　　　　　シープドッグの基礎を一から学びたいかた。
　　　　　　全くの羊追い未経験のかた。





開催会場、参加費など折り返しメールでお知らせ致します。詳細はもう少々お待ち下さい。