社会デザイン学会公開研究会
「大阪二児置き去り死事件」を通じて私たちが気づかなくてはならないこと
〜現代の結婚、子育てへの課題〜

2014年10月26日（日）14:30〜17:30
立教大学池袋キャンパス5号館　5224教室
申込不要 ※資料代として500円

主催　社会デザイン学会QOM研究会、女性と子育て研究所
共催　立教大学社会デザイン研究所
協賛　特定非営利活動法人日本結婚教育カウンセラー協会

急増する児童虐待を防止するためには、虐待の背景や実態について知るとともに、経済格差や孤立等、現代の社会情勢を踏まえた対応策が求められます。将来を担う子どもたちの命と成長を守り、社会全体でこの問題に取り組むための啓蒙も含め「ルポ虐待」の著者である杉山春氏を講師として招き、児童虐待の予防、発見、対応、再発防止のために何ができるのか考えたいと思います。

また、基調講演に基づいて、児童虐待の要因のひとつである「精神的に未成熟な男女の結婚」や、適切な養育を受けられなかった「子どもの自尊感情」が子どもの成長にどのように影響するのか、社会デザイン学会会員の2名より報告を行います。

■主催者挨拶 14:30〜14:40 立教大学社会デザイン研究所 所長　中村陽一

■第1部　基調講演　14:40〜15:40

「大阪二児置き去り死事件」の取材からみえてきたこと
杉山 春
1958年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。子育てや親子問題、あるいは子殺しなどをテーマに取材・執筆を。著書に『満州女塾』（新潮社）、『ネグレクト　育児放棄―真奈ちゃんはなぜ 死んだか―』（小学館。第十一回小学館ノンフィクション大賞受賞作）『ルポ 虐待−大阪二児置き去り死事件』など。　


■第2部　報告　15:40〜16:30

「結婚への理解の乏しさからくる悲劇 〜QOMを高めるために知っておくべきこと〜」
藤田順子
立教大学大学院社会デザイン研究科博士課程前期修了
立教大学社会デザイン学会「Ｑuality of marriage」研究会代表
日本メンタルヘルス協会認定基礎心理カウンセラー・GCS認定コーチ　特定非営利活動法人日本結婚教育カウンセラー協会認定婚育アドバイザー　ＮＰＯ日本家族問題相談連盟認定ライフアップカウンセラー、各種セミナー講師


「なぜ日本の子どもは孤独を感じるのか　〜大人に求められる責務とは〜」
高田真里
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科修了。
社会デザイン学会所属。
女性と子育て研究所代表。SMCネット主宰。
http://www.womanlifelab.org/
広告代理店、出版社を経て起業。Web制作会社経営の傍ら、児童福祉に関わる活動に携わる。
2010年11月〜2012年11月 東京都児童福祉審議会委員（児童虐待専門部会委員）


■第3部　パネルディスカッション・質疑応答 16:45〜17:30

司会・コーディネーター　八木麻衣子
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科修了。博士（経営管理学）聖マリアンナ医科大学東横病院リハビリテーション室主事。理学療法士。立教大学兼任講師。研究テーマは医療経済、医療経営、リハビリテーション医学、理学療法学、医療安全など。

※講演終了後、立教大学近辺で懇親会を行なう予定です。

【アクセス】
立教大学池袋キャンパス5号館　5224教室
豊島区西池袋3-34-1　JR各線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線／有楽町線／副都心線「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分

【facebookイベントページ】
http://www.facebook.com/events/1536048149960119

※印刷用のデータは下記からダウンロード可能です。
http://www.womanlifelab.org/1026event.pdf