ピエール・ジョセフ・プルードン Pierre Joseph Proudhon(1809年1月15日−1865年1月16日)フランスの社会主義者。 生涯 ブザンソン地方のムイエールと呼ばれるところで生まれた。父は醸造職人・樽製造職人をしていた。12歳に宿屋の食糧係として働きはじめ、コレージュの6年生に通学生として編入された。仕事のために授業を時々休み、教科書を筆写したり街の図書館に通ったりとほぼ独学の状態で、学業を完全に終了することはなかった。19歳から自分で生計を立てねばならず、ブザンソンの印刷所へ印刷工として就業した。この時期、教会用のラテン語訳聖書の校正をしているうちに広汎な神学の知識を身につけヘブライ語を覚えてしまったという。1837年に最初の著作『一般文法論』を書く。