わたしがティムの存在を知ったのは約10年前、2ndアルバム『The Truth About Us』がリリースされた頃でした。 その後もアルバムがリリースされれば繰り返し聴き、店で販売し、その頃から聴き続けている数少ないアーティストのひとりです。 2005〜2007年ごろにはアメリカで3度ほどライヴも観ましたが、いずれもバンド編成のもので、また、そのときどきでメンバーが違っていて、それはそれですごく良かったのですが、なんとなくバックのメンバーが若くティムのレベルに至っていない印象、「ティム本人がすごくギター弾けてるし、これってソロでも充分良いんじゃない?」とか思っていたのですが、、、 (ちなみに、ここ最近はメンバーも固まってきて、バンドでのライヴも相当に良さそう)
Tim Easton: ティム・イーストンは、オハイオ州出身のシンガー・ソングライターで、90年代はThe Haynes Boysというバンドのメンバーとして活動し、バンド解散後は99年のファースト・アルバム『Special 20』を皮切りに、2009年4月リリースの『Porcupine』まで、計5枚のアルバムを発表。 ファーストおよび最新作ではナッシュビルの名プロデューサーBrad Jonesを迎え、セカンド『The Truth About Us』(2001年)では当時のWilcoのメンバーがバックを固め、3枚目『Break Your Mother's Heart』にはジム・ケルトナーやマイク・キャンベルなど錚々たる面子が参加、他にもルシンダ・ウィリアムス、ヴィクトリア・ウィリアムス、元Jayhowksの面々などが各アルバムに参加していたりと、ミュージシャン達からの評価もすこぶる高いアーティストであります。 現在はカリフォルニア州ジョシュア・トゥリーに居を構え、アメリカ国内やヨーロッパ各国など年間150本を超えるツアーをこなしつつ、オフには絵を描いて時間を過ごしたりもしていて、近年は絵画の個展も開催されたり、また、最新作『Porcupine』については、ジャケットがすべてティムの手書きのアナログ盤(1枚1枚すべて違う!)が限定500枚でリリースされたりもしています。 2011年春には2枚のアルバムをリリース(1枚はバンド・アルバム、もう1枚はアコースティック・アルバム)、今回の再来日はそれらを携えてのツアーとなります。
↑上記の新作2タイトル、Goateeで販売中です!(通販も可) ・Tim Easton / Since 1966 volume.1 (2011, self-relesaed) \1,600 ・Tim Easton & The Freelan Barons / Beat The Band (2011, self-released) \1,600