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開催終了山口絵理子さんの早朝講演に行こう!

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2007年10月19日 00:07 更新

 取りつかれたかのように「ソーシャルベンチャー」を取材している最近の僕は、時間が空くとすぐに、友人・知人に電話やメールで声高にある女性の名前と本の題名を教えている。

 それは、バングラディシュにある「ジュート」という麻で作ったバッグを製造・販売する「マザーハウス」の社長・山口絵理子さんと、彼女自身が書いた自叙伝本『裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記』(講談社)だ。

 まずは下記を読まれたい。

●山口さんのバングラディシュ・ビジネス奮闘記(環境goo)
http://eco.goo.ne.jp/life/lohas/soc/0201.html

 著者の山口さんは、今年26歳になる女性起業家だが、数あるソーシャルベンチャーの中でも彼女がずば抜けて面白いのは、世界の最貧国であるバングラディシュに工場を建設し、現地の麻(ジュート)を使用したバッグを製造・販売し、「途上国初の世界ブランド」を作ろうとしていること。

 貧困から延々と脱却できない国には、「約束」や「倫理」というものがない。

 何度もだまされ、何度も泣き崩れ、そのたびに立ち上がって、なんとかビジネスの安定にこぎつけた彼女のバッグは今、小田急・新宿店(2F)や表参道ヒルズのイデアフレイムス(B2F)など全国の一流デパートで販売されている。

 不登校に苦しんだ小学生時代、グレてヤンキーになった中学時代、男子柔道部でもまれてインターハイで全国7位に上り詰めた高校時代を経て、慶応大学に入学した彼女は開発学を知り、国際援助機関で働いた時にエリートたちが「途上国には行きたくもない」「エリートは行く必要がない」という態度に反発し、単身バングラディシュに乗り込んだ。

 大学院では友人の女子学生が中絶と退学を強いられ、子どもが車に轢かれて助けを周囲に求めても「マネー!」と手を差し出されるその国の惨状を観て、彼女はビジネスの手法で持続可能な支援のあり方を探り始め、現地の労働者と一緒になって汗を流しながらバッグの生産と質の向上に努めた。

 若い世代のソーシャルベンチャーを広報の面で支援したいと考えていた僕は、まるで「女版・ヤンキー先生」のような強いタレント性のある山口さんの履歴を知るにつれ、まだ一度も会っていないのに、自ら進んで「彼女の存在を知ってほしい」と四方八方に連絡しているところなのだ。

●山口さんの本をamazonで買う
http://astore.amazon.co.jp/sv01-22

 この本は、読み始めたら、止まらない。
 僕は4時間で読み、目を真っ赤に腫らした。
 泣ける。そして、元気をもらえる。

 そんな山口さんの講演が、今月25日に東京駅前の新丸の内ビルで行われる。

 その日からまたバングラディシュに1か月以上滞在するそうなので、この講演をぜひ見に来てほしい(※主催者サイトで要・予約。急ぐべし)。

 もちろん、僕も行く。
 会場で会おう!

●10月25日(木曜日早朝am7:00-8:00)の講演
http://www.asaexpo.net/03.html#04



 また、「ソーシャルベンチャー」について知りたい諸氏は、僕の最新刊『プライドワーク/自分をつくる働き方』(春秋社・10月末刊行)を参照のこと。

 ここ10年間で、家族問題から、親子関係に苦しむ若者の自殺・家出問題へ、自殺を誘引する精神科医療の問題から就労困難なニート問題へと関心をシフトしてきた僕は、今日では労働意欲の源泉に関心を持ち、ここ数年は「ソーシャルベンチャー」を中心に取材している。

 最近では、こんなブログまで作ってしまった。

●ソーシャルベンチャー もっといい世の中を作ろう!
http://gogo-socialventure.blogspot.com/

 『プライドワーク』では、20年以上にわたる僕自身の労働史を皮切りに、次のような方々を紹介している。

○16歳で起業、29歳で複数の企業のCEOになった高卒女性(※ゲスト講師予定)
○その人に合った仕事を作る授乳服の製造・販売「モーハウス」代表・光畑さん
○ニート支援のソーシャルベンチャー「コトバノアトリエ」・山本さん
○女性起業家を支援・育成する国際組織「WWB/ジャパン」(※ゲスト講師予定)
○ブログペット、Rabbit Tickerを開発、産総研にスカウトされた凄腕プログラマ・工藤

 「2015年には正社員が労働者全体の半分になる」と試算される今日、「脱・雇用」時代に備えたい10−30代の若者にとって必読の内容になっている。

 後期ゼミの資料でもあるので、ぜひ早めに読まれたい。

●『プライドワーク』をamazonで
http://astore.amazon.co.jp/con-isshow-book-22



 そうそう。
 『プライドワーク』あるいは『裸でも生きる』を読まれた方で、自分のmixi日記やブログに感想を書かれた方は、下記の僕のブログ記事のコメントにリンクして教えてほしい。

 僕も読者からの感想はうれしいし、山口さんにも担当編集者を通じて読者の感想を伝えたいから。
 もちろん、この記事へのリンクや、下記ブログの記事のコピペも大歓迎!

●オルタナティヴでいこう!(今一生のブログ)
http://createmedia2007.blog88.fc2.com/

 本を読んで、彼女にみんなから熱い関心が集まれば、きっとゼミにも来てくれると思うよ。

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