先端別館クリティカ

一撃ミュージック・ホール（平本　正宏＋荏開津　広）

１１月２９日　土曜日　上野美術学部　中央棟　　第３講義室
　　　　　　　　開場１２時半、開始１３時〜
　問合せ・予約（なくても大丈夫）　
　　　　　　　　"Ega,Hiroshi"
　　　　　　　　平本 正宏
　　　　　　　　木幡和枝
　　　　　　　　当日電話　０９０−３２０１−３６９９

＜荏開津広（DJ、先端芸術表現科非常勤講師）＞
荏開津　広です。取手ではIMA英語の担当ですが、一撃ミュージック・ホール
では、ポップ・ミュージックに青春を捧げちゃった好サンプルとして登場
し、みんなと何か共有出来れば、と。僕は、日本のものではなく、まったく
自分の生まれ、育ち、現在の生活と異なる風土の音楽に僕は長い間自分を浸
しておりました。すると、自然と異なる文化に入り込んでいく自分を意識せ
ざるえない。同時に、どんな世界の地域の音楽でも、DJという手法によって
次から次へ併置することも可能である、と原則的にも体感としても分かって
おりました。ポップ・ミュージックは多くの人々に流通するように作られた
音楽で、特権的ではないものと思っていました。一撃ミュージック・ホール
では、そこを出発点として、音楽と聞き手の不思議で魅力的な関係について
楽しみながら考えていきたいです。


＜平本正宏（作曲家、先端芸術表現科木幡研究室研究生）＞
木幡研・研究生の平本正宏です。
大学、大学院と芸大の音楽環境創造科で作曲をやってきました。
もちろん、音楽は大好きです。
クラシック、ロック、ポップ、現代音楽、テクノ、民族音楽、歌謡曲。
どのジャンルでも、素晴らしい音楽に出会えたときの喜びは計り知れないも
のがあります
涙が出てしまうような喜び、思わず叫びたくなるような喜び、身体の底から
その音楽の虜になってしまうような喜び。
音楽の持つ「力」の大きさを感じずに入られません。
それにしても、不思議です。
僕らは音楽に何を求めているのでしょうか。
なぜ好きな音楽を見つけ出して、その音楽の虜になるのでしょうか。
歴史を見ても人と音楽が切り離された時代、地域はありません。
成功に酔いしれるときも、苦境に耐えるときも、運動を呼びかけるときも、
人々は音楽と共に歩んで来ています。
「どうして音楽を聴くのか？」
その答えを、様々な音楽を聞きながら、この「一撃ミュージック・ホール」
で今一度検証したいと思います。
もちろん、音楽ですから、楽しむことが前提です！
夕方のひととき、音楽に身を委ねて、自分の身体からその答えを見つけてや
りましょう！
We love MUSIC !!!