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開催終了シードバンクが結ぶ、たね・ひと・未来

詳細

2009年11月03日 19:00 更新

シードバンクが結ぶ、たね・ひと・未来

たどってゆけば、重要な世界の問題へとつながってゆく
種子に関するシンポジウムを行います。


子供時代に遊んだ、おしろいばなや数珠玉、
見かけなくなっていませんか?
人の暮らしに密接な作物の多様性の喪失は、地球規模で非常に深刻です。
その原因は、紛争、気候変動、近代農業、グローバル化、開発など
複合的です。

今回は、種子を中心に村がエコ・ミュージアムとして発展中の
国内のふたつの魅力的な事例と、豪シードセイバーズ・ネットワークの
多くの映像による魅了的なプレゼンテーションをご紹介します。


多様性にあふれる世界でも、種子をとりまく課題は世界共通、
その転換法も共有できる、というお話でもあります。


ご興味がある方はどうぞ、足をおはこびください。

浜口真理子・荒井紀人


豪シードセイバーズ・ネットワーク ファントン夫妻来日!
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たねと人の暮らしと生物多様性シンポジウム
「シードバンクが結ぶ、たね・ひと・未来」@千葉県立中央博物館
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テーマ:ひとびとのシードバンクを作ろう!

2010年(平成22年)10月に、名古屋で「生物多様性条約第10回締約国会議」
(COP10)が開催されます。世界各国の人々が集い、地球上の生命の未来を守る
ために話し合います。

現在、種は非常な速度で絶滅しています。特に、ヒトの生命の基盤である栽培種
の遺伝的多様性は地球規模で著しく減少しています。植物を守るために私たちに
も出来ることは、たくさんあります。

自家採取によってたねからたねへと生命を紡ぐ、おじいちゃんやおばあちゃんの
種子を探し出す、ひとびとが気軽にアクセスできる種子の一時的な保管場所とし
てのシードバンク(たね銀行)を作る、自家採種する人々(シードセイバー)の
種子保存・交換ネットワークを作る…

このシンポジウムでは、多様な立場の植物を守る先駆者たちによる取り組みを、
多くの魅力的な映像と共に提示し、その意義を発信します。


> 2009年11月8日(日)13:00〜(開場12:30)
> 場所:千葉県立中央博物館 講堂
> 主催:シードセイバーズ・ジャパン、生物多様性JAPAN
> 共催:千葉県立中央博物館
> 協力:千葉県生物多様性センター
> 後援:夷隅郡市自然を守る会、里山シンポジウム実行委員会、
生物多様性条市 民ネットワーク、日本有機農業研究会、
ひょうごの在来種保存会(50音順)

> 会費:資料代として500円
> 定員:150名 ※予約は不要です。
> 問い合わせ先:シードセイバーズ・ジャパン事務局 
 info@seedsavers.jp
> 080-6564-6003(浜口)



> スピーカー・プロフィール
・木俣美樹男(きまた みきお)
東京学芸大学教授、農学博士。現在、環境教育実践施設長、学芸の森環境機構
長。専攻:民族植物学、環境教育学。日本のほかインド亜大陸、中央アジアなど
で雑穀の起源と伝播の研究を進めている。著書に『雑穀の自然史』(北海道大学
図書刊行会)、『持続可能な社会のための環境学習』(培風館)、訳書に『民族
植物学』(八坂書房)など。生物文化多様性を保全するために、山梨県小菅村で
植物と人々の博物館づくりをしている。


・林 重孝(はやし しげのり)
1954年千葉県生まれ。77大学卒業後、家業の農業を継ぐ。近代農業に疑問
をもち、79年に家を出て、埼玉県小川町の霜里農場(金子美登さん)で一年間
住み込み実習。ふたたび家に戻り、有機農業を始める。84年に結婚し、農産加
工にも力を入れ始める。
経営規模 180aに約80品目の野菜、豆類、小麦、キウイフルーツを栽培。
セット野菜を80軒の消費者に直接届ける。山林200a、平飼い養鶏150
羽。日本有機農業研究会副理事長、種苗担当部長。


・島立 理子(しまだて りこ)
千葉県立中央博物館 上席研究員 筑波大学大学院修士課程教育研究科終了。
専門は日本民俗学。近・現代の女性の教育の場、裁縫塾についての研究をしてい
るが、最近は、山村での人々の暮らしや生活の知恵に関心がある。


・ミシェル・ファントン&ジュード・ファントン(シードセイバーズ・ネット
ワーク)
1986年にThe Seed Savers’ Networkを設立。以来、オーストラリア最東端の町
バイロン・ベイを拠点に、種子保全に関する様々な活動を展開中。
シードセンターやシードガーデンでの栽培、採種、種子の管理をはじめ、シード
バンクでは5,500種もの種子を保存してきました。
また、種子保全、パーマカルチャー、持続可能な農業のトレーナーとして、国内
はもとより、アフリカ、ミクロネシア、キューバなどでトレーニングを行ってき
ました。これまでに10,000人以上がシードセイバーとして種子を守る活動に関
わっています。
The Seed Savers’ Networkは、グローバル化、農業の近代化の流れの中で、
種子と農と文化の多様性を守るための極めて重要な存在になっています。

1993年にファントン夫妻が出版した"The Seed Saver's Handbook" は、これまで
に世界中で20万部以上が読まれている。 2000年の初来日での種子を守る人々と
の交流がきっかけとなり、夫妻の本を基礎に日本版の『自家採取ハンドブック』
(現代書館)が出版されました。 2001年からは「ローカル・シード・ネット
ワーク」の設立をオーストラリア国内で開始。地域の種子を守ろうとする人々を
つなげ、情報や種子を提供してきました。2009年までに77もの地域の
種子保全ネットワークが誕生しています。

2008年にはドキュメンタリー映画”Our Seeds:
Seeds Blong Yumi”をリリース。インドやソロモン諸島をはじめ、11カ国で撮影
した映像を使い、種子保全の伝統、種子と人々の関わりと文化、近年の問題、そ
して問題に対して私たちができることを、分かりやすく提示しています。現在は
2作目を撮影中。3回目になる今回の来日では、石川県で開催される
「生物多様性 JAPAN」主宰のシンポジウムでの講演のほか、種子保全に関わる
人々との交 流、映画の撮影などを九州、千葉を中心に行う予定。

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※平成21年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催
されます。
※平成21年度公益信託日本経団連自然保護基金の助成を受けて開催されます。

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