在日コリアンと日本人の関係性について話しあう対話フォーラムです。
日本に今も存在するヘイトスピーチの背後に、
在日コリアンと日本人の関係性の問題があると考え企画しました。
対話フォーラムでは、参加者が持っている意見や気持ちをオープンに出し合い、お互いを知り合い、私たちが抱えている問題をどう越えて行けるのか模索します。

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・日時：１０月１１日（日）午後１時〜４時（対話フォーラム）
　　　　振り返りの会：午後４時〜５時
・場所：都内（参加希望者にお伝えします）
・ファシリテーター：伊藤貴子、松永かずみ
・参加費：１０００円
・参加申し込み：こくちーず
　http://www.kokuchpro.com/event/taiwafpr/
・問合せ：taiwafpr2015@gmail.com

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在日コリアンと日本人はともに日本に暮らしていますが、その関係性はさまざまだと思います。お互い親しくしあっている人たちもいれば、「在日は出てけ、帰れ！」とデモの場やネット上で叫ぶ人たちもいます。そしてもしかしたら、お互いあまり関わらないようにしている人たちも、たくさんおられるのではないでしょうか？

この対話フォーラムでは、お互いが語り合い、知り合い、私たちが抱えている問題をどう越えていけるかを模索します。
私たちは、このトピックについて知的に話しあうだけでなく、そこにある気持ちや感情も大事に取り扱っていきます。そして対話フォーラムでは、お互いの声を聞きあい、対話していくことを大切にしていきます。

参加者の皆さんが、このトピックに入っていきやすいように、トピック周辺に存在する声を代表する４つの立場からの発言を、フォーラムの最初に数分間ずつ聞き、その後小グループでの話し合い、さらに全体での話し合いを持ちます。

さまざまな立場の方が参加されると思いますが、参加者の方がどのような立場にたっておられても、ファシリテーターは参加者の方々を最大限尊重して対応します。

＊当日、メディア・中継が入る可能性があります。
（ただし当日は、映像に映りたくない方たちのための配慮をします）。
私たちは、フォーラムの中でのそれぞれの発言が、広く発信されることが重要だと考えています。

＜当日の流れ＞
◆対話フォーラム：午後１時ー４時
・開始
・ファシリテーターの紹介
・４つの立場からの発言（各５分）
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・排斥する（行動保守）：コメントを代読します。
・仲良くする：現在ゲストスピーカーを交渉中
・関心がない。関心を持つのが難しい：これらの声を集めて発表します。
・在日コリアン：黄秀彦（ファン・スオン　水道屋、ミュージシャン）
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・小グループでの話し合い（２０分×２）
　ワールドカフェ風に話しあいます。
　途中で一度シャッフル。別の参加者たちと話しあいます。
・話し合いを受けて個々人でキイワードを付箋に書き込み、
　それを模造紙に張り、グルーピングします。
＜休憩＞
・ファシリテーターからグルーピングをもとに見えてきたことを発表。
・全体での話し合い。（約４０分）
・２、３人での短いシェアリング。
・ファシリテーターから今回のフォーラムのまとめを伝え、終了。

◆振り返りの会：午後４時半ー５時半（任意参加）
・個人的に残ってしまった課題についてともに語り合います。

☆何故このテーマでフォーラムを開催したいと思った？☆
・伊藤貴子（心理士）
根底にあるのは、２００２年の平壌宣言で、北朝鮮が日本人拉致を認めたのちに起こった日本の状況。日本中に吹き荒れた朝鮮バッシングの余波で、朝鮮学校生徒たちも標的とされ、女子学生たちはチマチョゴリを着ることさえできなくなった。同じ日本の空のもと、何故、彼らばかりがこのような目にあわなくてはならないのか？同じ空のもと、日本人も、在日コリアンも、同じように笑ったり、泣いたりしながらすごしたい！その気持ちが原点。

・松永かずみ（電話相談員）
子供の頃「チョウセンジンの子」と言われる仲良しの友達がいたけれど、当時の私は差別について全く知らなかった。20代、あるネットワークで在日朝鮮人を表明する方によって、私は初めて在日朝鮮・韓国人への差別を学んだ。けれど、同時にその問題の根深さ、難しさも知り、そこから逃げ出してしまった。それ以来「友達に何もできなかった自分」「主催者だったのに逃げてきた自分」に対する自責の念がおこり、ずっと避けてきた。過去の自分を許容したり、みんなで考える契機になればいいな、と思う。

【主催：対話フォーラムプロジェクト】

facebookイベントページ　https://www.facebook.com/events/458862157628760/