■ 2010年11月19日(Fri) at ringoya OPEN 18:30 / START 19:00 adv. 2,000yen /door. 2,500yen (+ 1drink) Live : Machinefabriek / Liondialer (Greg Haines & Danny Saul) / Wink (Kleefstra|Bakker|Kleefstra) Papa Joe / anna yamada
■ 2010年11月20日(Sat) at loop-line OPEN 18:00 / START 19:00 adv./door. 2,500yen (+ 1drink) Live : Machinefabriek / Liondialer (Greg Haines & Danny Saul) / Wink (Kleefstra|Bakker|Kleefstra)
■ 2010年11月21日(Sun) at loop-line OPEN 18:00 / START 19:00 adv./door. 2,500yen (+ 1drink) Live : Greg Haines / Danny Saul / Machinefabriek + Wink (Kleefstra|Bakker|Kleefstra)
■ 2010年11月23日(祝) at Super-Deluxe OPEN 18:00 / START 19:00 adv. 3,000yen /door. 3,500yen (+ 1drink) Live : Machinefabriek / Liondialer (Greg Haines & Danny Saul) / Wink (Kleefstra|Bakker|Kleefstra) / Yui Onodera + Celer + Yuki Izumi (Visual)
■ Machinefabriek MachinefabriekことRutger Zuyderveltは1978年2月28日オランダはアープルドールン生まれ、現在ロッテルダム在住。 2004年にMachinefabriek名義での活動を開始。この名前は「機械工場」を意味し、彼が雑貨店に買い物に行く際にいつも前を通るビルに刻まれていた言葉でもある。 少年時代からピアノとギターを多少学ぶものの、本格的に音楽を学ぶ道には進まず、代わりにアーネムの芸術大学でグラフィックデザインを学ぶ。現在も彼は音楽活動と併行してフリーランスのデザイナーとしても活躍している。 Machinefabriekの音楽は「映像の無い映画」として創られており、アンビエント、クラッシック、ドローンやフィールドレコーディングなどから形成されている。また、彼が影響を受けたアーティストとして挙げるのはFennesz、Godspeed You! Black Emperorなどの他、特にOren Ambarchiには大きな影響を受けているという。 いくつかのCDR作品のリリース後、Machinefabriekとしてのオフィシャルデビューアルバムとなる"Marijin"をLAMPSから2006年にリリース。その後、シングル・アルバムをTypeや12K、Dekorder、Digitalis、Staalplaatなどのレーベルから立て続けにリリースし、現在に至る。 また、彼にとってライブパフォーマンスは、重要な表現の場であり、ロシア、イスラエル、カナダ、スイス、スペイン、チェコ、ドイツ、イギリス、そしてオランダと世界中でギグを行っている。幸運にもこれが彼にとって、世界中の音楽仲間と容易に知り合える環境でもあり、Ralph Steinbruchel、Aaron Martin、Peter Broderick、Frans de Waard、Wouter van Veldhoven、Simon Nabatov、Xela、Simon Scott、Gareth Hardwick、Tim Catlinなど数多くのアーティストとコラボレーション作品を生むきっかけとなった。 さらに彼は舞台の楽曲や、映画、彫刻など数多くのアートプロジェクトにも関わっており、いくつかは2010年に予定されているものの、来年以降もこれらの活動はさらに増えることだろう。 Official : http://www.machinefabriek.nu/ MySpace : http://www.myspace.com/machinefabriek
■ Liondialer (Greg Haines + Danny Saul) Liondialerはそれぞれソロとしても活躍するGreg HainesとDanny Saulによる即興デュオ。 元々はライヴ活動のみのユニットであったが、彼らの実験性の高いライブを見たType RecordsのJohn Twells(aka Xela)の誘いにより、その2日後には彼と共にFuturesonic festivalに出演。全くの打ち合わせ無し、リハーサル無しで望んだこの公演は大成功に終わり、その後発売された"Xela with Greg Haines & Danny Saul"名義での片面のみのアナログ"the 12th Chapel"は瞬時にソールドアウトする事となった。 そして2009年、ついにLiondialer名義での初の作品にして、持ち味である即興演奏を主体としたライブ盤"Liondialer Live!"をリリース。このアルバムは見事な流れで構成されており、繊細な音色を中心とした演奏から、メロディアスかつアンビエントな展開を見せ、さらにメタリックなノイズの断片が飛び交うなど、瞬間的な音としての輝きを随時聞かせてくれる作品となっている。 MySpace : http://www.myspace.com/liondialer
■ Greg Haines Greg Hainesはドイツ在住のイギリス人ミュージシャン、作曲家。現代クラシック音楽の学問的な世界と、実験による自由な音楽の中間点を探求しているスペシャリストでもある。 1980年代にイギリス南部の小さな街に生まれたGregは、その退屈な環境から音楽に興味を持ち始める。彼はこの頃、熱心な音楽教師から、Steve Reich、Gavin Bryars、 Philip Glassなどミニマリストと呼ばれる作曲家を教えてもらい、現在でも自身の作品はこれらの作曲家に多大な影響を受けていることを公言している。これがターニングポイントとなり、現代クラシック音楽の探究心を持ち始めた彼はピアノ(その後チェロ)の演奏を始める。さらに程なく彼はArvo Portの作品に触れ、最大のインスピレーションを受けることとなる。 2006年に彼の1stソロアルバムとなる"Slumber Tides"をノルウェーのレーベル・Miasmahからリリース。この作品は1stアルバムながらも、世界中から賞賛を浴びることになる。その後、即興演奏を中心としたヨーロッパツアーを行い、その中で最もコラボレーションを行ったDanny SaulとLiondialerを結成。さらにこのツアーでは、MachinefabriekやWouter Van Veldhovenとのコラボレーション、Peter Broderickら数多くのアーティストとの共演なども果たしている。 そして2010年にセカンドアルバムをベルリンのSonic Piecesよりリリース。"Until The Point Of Hushed Support"と名づけられたこの作品は、48分間に渡り、彼が2年間慎重に集め、構成・配置を行った、数々サウンドとテクスチュアから形成されている。 Official : http://www.greghaines.co.uk/ MySpace : http://www.myspace.com/greghainesmusic
■ Danny Saul Danny Saulはマンチェスターのインディーシーンにおいて10年近く活動するアーティスト。「もしマンチェスターのバンドが一箇所で長期間に渡り活動すると、必ずDanny Saulが参加するだろう」と言われるほど、地元では数多くのバンドに参加する有名なプレイヤーでもある。現在ではStranger Son of WBの他、Greg Hainesとの即興デュオ・Liondialerとしての活動も行っている。 2005年にTsuji Giriのギタリストとして、Steve Albini録音によるアルバムをリリースするも、直後にバンドは解散。Dannyはその後、よりソロとしての構成・方法論を発展させ、2005年に"Balance EP"、2006年には"History + 3"と2枚にEPをリリース。その後、Greg HainesとのLiondialerの活動を行いつつ、1stソロアルバムとなる"Harsh, Final"を2009年にリリース。 彼の作品はシンガーソングライターとエクスペリメンタルミュージックの中間の、非常にグレーなエリアに存在する音楽である。非常に複雑なピッキングにより幾重にも重ねられたギターサウンドはゆっくりと包み込むように響き、彼の重苦しいソングライティングに必要な物を静かに満たしている。 Official : http://dannysaul.com/ MySpace : http://www.myspace.com/dannysaul