以前　ラダックについてのお茶会で「語り」をしていただいた中川さんのイベントを開催しますよ。継続して　「語り継ぐ」ことについて語り合っていけたらなぁと思っています。よろしければ是非。



　　　　　　モノガタリの午後　『囲炉裏端（いろりばた）プラス』
　　　　 　　　　　　〜かたりつぐ を かたりあう〜　第一巻

　時や場所を超えて語りつがれてきた話というものが、世界じゅうにあります。
そういう話は、なぜ語りつがれてきたのでしょう？

　そのように語りつがれてきた話が、語りつがれるうちに、時や場所によって
内容に変化が生じます。その変化は、なぜ起きるのでしょう？

“たぶん、伝えるときにどうも自分に「しっくりしない」ところがあって、そ
こだけ「しっくりする」ように変えて語る、で、どうして「しっくりしない」
のかを突きつめてみると、子どもの頃のこととか親のこととか周りにいた人た
ちのこととか、あとは時代背景、社会環境、（もしかすると前世？）、なんて、
とんでもなく深いところまでいきついちゃうのかもしれない…”

　けれどどの話にも、時と場所がいくら遠く移っても、変わらない部分が必ず
残っています。変わるところと変わらないところと、何がそうさせるのでしょ
う？

“それってつまり、いつの世、世界じゅうの誰にでも「しっくりする」ところ
があって、それだけが残るっていうこと……？”

「語りつがれてきた話」の典型のひとつ、昔話をモチーフに、人から人へと語
りつぐことの意味を、皆さんと一緒に語りあいたいと思っています。


　日時　2008年9月27日（土）13時30分〜（開場13時15分）

　場所　フルハウス　http://www.musuhi.net/furuhouse.html

　参加費　1000円
　　　※ 会場のフルハウスは、向島にある築95年以上の長屋です。
　　　　 この貴重な建物の維持管理のために、参加費とは別に
　　　 「フルハウス基金」として一口以上のお心づけをお願いしています。（一口500円）

　内容
　１．モノガタリをきく：
　　　　　秋（秋分の日？　お月見？）にちなんだ昔話を一つか二つ。
　２．「しっくり」を探ろう：
　　　　　たくさんバージョンのある物語をひとつ選んで、
　　　　　（代表的なもののひとつが『シンデレラ』ですが、
　　　　　　どれを取りあげるかは未定）
　　　　　その異バージョンを読みくらべながら、
　　　　　どれが一番自分に「しっくり」するかを語りあい、
　　　　　「しっくり」の意味を考えてみます。
　３．語り継ぎゲーム：
　　　　　話を語りつぐときにどんなことが起きるか、
　　　　　短い話を順番に語りついでいくゲームをします。
　４．下町探検ツアー：
　　　　　昔ながらの日本を残した、向島の路地を見て回ります。
　　　 　＊ 下町甘味処食べ歩き
　　　　　　候補Ａ 長命寺の桜もち
　　　　　　（http://www.wagashi.or.jp/tokyo/shop/1413.htm）
　　　　　　候補Ｂ 吉備子屋のきび団子）
　　　　　　（http://www.kibidango.ne.jp/）
　　　　　　その他候補　言問団子、志ﾞ満ん草餅（じまんくさもち）…
　　　　　　※ この食べ歩きの費用は別料金各自負担です。
　　　 　＊ 隅田川の夕焼け見物

　※ １〜３ by 中川哲雄（語り部修行中）
　　 ４ 結
　お申し込み・お問い合わせ
　iroribataplus@gmail.com