☆LOOP 13th Anniv. feat. in the mix 08.11.22(Sat)@LOOP(Aoyama) OPEN: 22:00 DOOR:\3500(1D),ADV\3000(1D) Special Guest DJ:Greg Wilson DJ:DJ MOCHIZUKI(in the mix/MOL),DJ YOSHIO(UGP),KIMURA,TOKUKAZU
Greg Wilson 1975年、15歳の頃、DJを始める。そして1980年までの間ニューブライトンのクラブでジャズファンク中心にプレイをするが、1980年、Wigan PierのレジデントDJとなることをきっかけに、その熱心なオーディエンスに向け、新しい音への限界を押し広げる事にDJプレイの焦点を向けることとなる。 そして、それは結果的に、ソウルにエレクトロ要素を吹込み、ファンクとディスコを混合させ、ありとあらゆる人々を魅了するスタイル、“エレクトロ・ファンク”を確立させる事となった。 ハウスとテクノが標準化する以前の音楽創造の時代に、彼が創り上げた斬新な世界観は、現在のハウス、テクノ、ブレイクビーツ等のクラブ・ミュージックのスタイルの源と言えるだろう。 言い換えるのであれば、イギリスのクラブ・ミュージックカルチャーの未来が、ここで始まったと言える。
Greg Wilsonは、Wigan Pierでのレジデントを続けながら、マンチェスターで最も影響力のあるブラックミュージックの発信地、LegendのレジデントDJとしても働く事となるが、まず彼に与えられたのは客足の少ない水曜日だった。 だが、Peech Boys, D-Train そして Afrika Bambaataaなど、新しい音楽を巧みなミックス技術で披露するスタイルは、瞬く間に話題となり、彼がレジデントを務めるLegend水曜日は、あっという間に毎週満員となり、ついには1ブロックを一周するほどの行列にまで増え、特別な曜日となった。
2003年、12月20日のマンチェスターでのイヴェント“The Music Is Better”をきっかけに、突如、20年にも及ぶ沈黙を破り、DJとしての活動を再開。再度新しい音楽と新しい技術を活用し、古いものと共に合併させ、独自の並置を試みる。ラップトップ、ターンテーブル、その横には彼の信頼するRevox B77 reel-to-reelを武装し、沈金術的なミキシングと特製のエディットトラックを駆使し、時代の二歩先を進むDJスタイルを創りあげているのだ。 また、近年では、2005年に彼のエディット・ワークをコンパイルしたCDアルバム『Credit To The Edit』がTirkより発表、そして今年2008年には、20:20 VisionよりMix CD『Greg Wilson's 20:20Vision』がリリースされ、時代もまたUKエレクトロ・ファンクのルーツに迫り寄っている。