二日続けてニネタも更新(反省)……しかも微妙に長文(猛省)……えぇと、写真も多いことですし、読み飛ばし推奨で。
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26日土曜日のこと。昼間に私事でお茶の水に行った後、会社での仕事は夕方くらいまでに行けば間に合いそうだったので、ふと思いたって今年はまだしていない自分的年中行事の一つ「梅見」をしにいくことに。場所はここ数年
毎年行っている世田谷区の
羽根木公園。
羽根木公園。入口から。
梅の名所として名高い羽根木公園は、2月の土日、その名も「梅まつり」というのをやっていて、園内の一角には演芸などをする特設ステージがこさえられ、屋台が並びます。
立ち並ぶ屋台。
昼下がりと言うこともあり、小生まずは花より団子、食い気に走ります。
お好み焼き羽根木公園風。こぼれんばかりのオカカをのせて。
焼きトウモロコシ。彼方の女性達に不審な目で見られながら。
まぁそんなオシャレ洋食店風なキャプション(?)はさておき、こんなものでも案外美味しく思えてしまうのが、屋外、そして祭りの効用。腹も軽く膨れたので、園内を見て回ります。
ですが、どうにも時期を外してしまった様子で、いや、確かに見応えはあるのですが、満開、には程遠い状態でした。まぁ、2月も末だし仕方無いのかな、と思いつつも、散漫に咲き誇る梅を鑑賞します。さすがに名所だけあって人出も多いですが、ゆっくり鑑賞するのに妨げになるほどではなく。
しだれ梅。
一通り歩き回って、羽根木公園に来るといつも立ち寄る梅ヶ丘駅反対側の駅前にある喫茶店「
カフェ・パスピエ」に行くも、満席で入れず。残念。また来年(ぇ
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お世辞にも「堪能した」とは言いかねる小生、まだ時間はありそうだな……と算段し、小田急から千代田線に乗り継いで「
湯島天神」に行くことにします。
こちらも、羽根木公園に劣らずの梅の名所として有名ですが、小生、梅の時期に訪ねるのは初めて。だもんですから、人出に溢れて狭くなった境内と、やはりイマイチの開花状況な梅に、やや残念になります。もう、撮る写真も、「梅」よりも「ネタ」重視になりつつあります。
見ろ、絵馬がゴミの様だ!(@ムスカ)(←神主として問題発言)
そう、ここまで絵馬が飾っているのは、ここ湯島天神が学問の神様と奉られる「菅原道真」公を御祭神としているからで、どれも「○○合格祈願!」と書かれています。本殿には、九州の
大宰府天満宮から贈られた梅の盆栽が飾られていましたが、実は羽根木公園にも、大宰府天満宮から贈られた「
飛梅」の、株分けしたと思しきものが植えられています。自分がはしごした二箇所の、思わぬ共通項にひとり微笑。
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まだ日があったので、ついでに湯島界隈をブラブラします。小生の好きなさだまさしの、「
無縁坂」(注:リンク先音出ます)という歌の舞台になっている無縁坂が、この界隈にあることは知っていましたが、地図を見たらどうやらすぐ近くの模様。ぶらぶらと歩きだします。
三菱経済研究所、なる古風な建物を回って辿りついた無縁坂は、看板が出ていなければ何も気付かずに通り過ぎてしまいそうなくらい、普通の坂でした。
何の変哲も無い無縁坂。左の壁の向こうは岩崎庭園。
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無縁坂の横には「
旧岩崎邸庭園」が広がるのですが、入場受付時間を僅かに過ぎていて断念。また、この周囲には「
横山大観」や「
竹久夢二」の記念館もあり、いずれゆっくりと、一日かけて巡りたいですな。
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なんて考えながら忍ばず池の方に足を向けた小生でしたが、旧岩崎邸庭園の前の道に、雰囲気を台無しにする張り紙を発見!
女性と遊ぶお仕事。時給1万円以上。
……一応、モザイクかけてみましたが、怪しさ大爆発w
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忍ばず池のほとり、一風変わった建物が建っています。
ホテルソフィテル。何が変わっているかって、写真を見てもらえれば一目瞭然ですが、すんごい階段状です。
これは安定が取れるのか?
去年、日暮里にある「
朝倉彫塑館」というところの屋上から発見し、「なんじゃこりゃー」とつい叫んで写真を撮っていた建物だったのですが、まさか忍ばず池沿いで再会するとは驚きです。
朝倉彫塑館の屋上より。赤枠内が階段状のアレ。
それにしても目立ちます。
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最後は日の暮れかけた忍ばず池をゆっくり回りながら、湯島駅へ戻ります。まぁ何かと中途半端なワリには、それなりにリフレッシュできた感が無いでもない、土曜日午後の、ブラリ東京独り旅でした。
忍ばず池。
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