バースデー垢すり〜ロマンティックが止まらない

昨夜は、マイミクのmaple殿にお呼びいただきまして、生誕の祝宴を催していただきました。前は年に1〜2回くらいは会食をしていたのですが、数えてみれば2年ぶりくらいの再会。やー、忙しさを理由に友人と疎遠になるのは、これまた避けたいものですな。

さて、この夜のコンセプトは「ロマンティックナイト」ということで、ロマンティック成分の足りない人生を送っている小生に、数々のステキな演出を用意してくださいました。

まず、待ち合わせが聖路加タワーにあります東京新阪急ホテル築地のロビー。もう、ホテルのロビーで待ち合わせってだけでロマンティックです。きっとデザートの皿には、ルームキーとかが乗っている妄想です。あれ、でも最近のホテルだとカードキーかな？それって、ちょっと味気ない気がする……って、いきなり話しが脱線してますが。

ポーターが荷物を持ってくれ、案内されたのが32階の「鉄板焼　ロイン」。あ、えぇ、当然のごとく肉です肉。シェフが目の前で調理をしてくれるカウンター席にご案内。磨きこまれた鉄板の向こう、眼下に広がるは東京の夜景。お台場の観覧車も良く見えます。夜景と極上の肉＆焼物に舌鼓を打ちながら、ワインなんかを傾けると、これまたロマンティック満開です。

食後は、6フロア吹き抜けのラウンジに案内されて、珈琲or紅茶とデザート。あらかじめ手配をしてくれたらしく、出されたプレートには「Happy Birthday」のチョコレート文字。いや〜ん、ロマンティック〜ン。店員さんがポラロイドで写真まで撮ってくれて、ロマンティックナイトの思い出の一片を切り取ってくれます。



「じゃあ、後はプレゼントを……」

と取り出しましたるは、かなり大きな包みです。おぉ、このロマンティックナイトを締めくくるロマンティックな逸品ですな！













おぉ！ロマンt……って、ちょっと待ったぁ！

「なんか皆さん、趣向を凝らしたものを渡してるみたいだから、数で勝負してみました♪」

しなくていいから！

えぇと、「NANAキティのクリアホルダー」「キティサンダル」「ゴスロリキティの人形」「ハロウィンキティのお菓子」×２「限定キティボールペン」×３種「ゴスキティのタオル」「四本足キティの根付」「四本足キティのタオル」「シナモロールケータイクリーナー」

……これは即売会でも開け、ということですか？（涙）



こうしてロマンティックなナイトは、ロマンティックなキティたちとともに、終わりを告げたのでした……



その後、鉄板焼屋の窓から見えたお台場の光景をきっかけに始まった話しの帰結点が、大江戸温泉物語で垢すりをしよう、になった小生ら。まったくもって不思議な連想ゲームですが、ともあれお台場に向かいます。

実は小生、人生初垢すり。誕生日祝いの記念に、29年間の垢を落としてしまいましょう。

体を暖めて、早速Let's 垢すり。仰向けにされては目をタオルで隠され、背向けにされては自分の体が見えないので、いったいどれくらいの垢っぷりなのか、イマイチ分かりません。よく漫画とかだと、ピンポン球が作れるくらいの垢とか出てくるけど、幾らなんでもそれは誇張表現だよねぇ……って、磨ってもらった腕が視界に入りまs



のぁ！あ、あ、あ、あかか、あか、あかたま、あかたまり……垢のカタマリ!?



えぇと、ショッキングなくらい垢が出てました。いや、普段も結構そこはかとなく出てたので、ある程度の覚悟はしてましたが、こりゃこりゃ、出るもんですねぇ……小生は、日本男児たるもの「えすて」なぞ惰弱なものには行かん！と叫んでいますが（あ、他人様が行くのは無問題です）、こうね、年に一回くらい、この程度のボディメンテナンスはした方がいいな、と思いますた。

風呂上りに、maple殿がmixiで感動（？）の再会を果たし、小生のマイミクでもあるふびと殿に電話をし、果たして酒の勢いもあったか、「今から大江戸温泉まで来て漢気（おとこぎ）を見せろ！」との無茶な指令を出しますれば、なんと練馬区の江古田から、電車とタクシーを乗り継いで、本当に来てくれました！　なんて酔狂n……もとい、素晴らしい！

というわけで、3人で結構な時間まで呑みながら、大江戸温泉の夜は更けて行ったのでありました……